好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

有願さま 円通庵 (田面庵)

2010-02-19 22:43:28 | Weblog
雪の円通庵(田面庵)
有願さんは良寛さんより 20歳年長で71歳で亡くなられています、
略歴は現三条市代官島 庄屋の長男 出家は巻二箇の万福寺、

修業は江戸、浅草、岡山 、玉島、群馬、八幡山 小金、姫路
景福寺など諸国行脚。
帰国後燕万能寺(六世)住職 新居田(現新潟市)円通庵で子供たちに
手習いを教えながら修業。

有願さんの書は 絵か 書か判別できない物も、 絵画は達磨の絵が得意らしい。
詩歌も、 良寛さんとの 逸話は 数〃

良寛さんの月見坂は有願さんを 五合庵の招き酒をご馳走すると出掛けて
山を下りて行った 。しかし帰る途中に月に見とれ 客を忘れ一人で飲み続けた。

有願さんの 夏の修業 裏の竹藪に夏になると 夕方から夜にかけて蚊が羽音をたて飛び回り
裸に成り蚊に好きな酒を身体に吹き付け座禅したとか、

冬の修業 朝四時頃起きると はだしで粉雪の中で氷の桶に入り 氷の桶の中で
死亡と間違われたり、

良寛さんが 尋ねたら薄氷の張った池で 胸まで氷水につかってじっと下を見つめていた。
そしたら こっら こっら やっとわかったと庵に飛び込んできて 用意してあった紙に
ダルマの絵に 目がうまく描けずに 自分の眼を月明りで池の写していた。

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