好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

松柏の (柏)かしわ考、

2010-01-30 16:29:10 | Weblog
論語の子罕(しかん)第九の 松柏(しょうはく)の柏は解説では
日本の柏とは違うようですが、気掛かりで、 図書館で調べて来ました。
春先に山の散策に出かけた時は 現物の木、 葉を見てみたいですが。

柏(かしわ)ブナ科。 
花期は五月 分布 ,北海道、 本州、四国 九州 日本全国です。
落葉の高木 、高さ15Mにもなる 乾燥する尾根に生える。
樹皮は厚く 火に強い 山火事に見舞われても 柏だけ 残る事が多い。

樹皮には皮をなめす時の使う タンニン が含まれている.若い葉は
蒸した後 乾燥させて 端午の節句の柏餅を包むのに使われている。
私の知るのは この柏餅で知る位です。

葉は秋に枯れるが 春先まで枝に付いているので 縁起が良いものとして
庭木にも使われている、らしいですが、 堅実は砕いて水に晒し(でんぷん)
とする。
木材としては 枕木 、土台、 船材、 樽、 に使われる。

もしかしたら 論語の松柏の柏は 日本でも有る 柏の木ではないでしょうか?
山火事でも生き残る 素晴らしい生命力ですし。
葉は 枯れても春先まで 枝に付いたまま残る 他でも こんな木が有るんでしょうか。
春先に 田の浦や国上山で 花も見られるか、散策が 楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする