井原鉄道 井原駅発行 入場券

平成26年10月に井原鉄道井原駅の券売機で発行された入場券です。


   


水色井原鉄道自社地紋のA型券売機券です。JRの2時間制となっていない頃のEV-1型券売機で発券されたものとほぼ同じ様式です。


同社には自社直営駅として井原駅の他に神辺駅がありますが、神辺駅には入場券の設備がありませんので、唯一の入場券ということになります。


同社の初乗り運賃は大人210円・小児110円ですが、入場券の料金は大人190円・小児100円となっており、JRが第一種鉄道事業者で同社が第二種鉄道事業者である総社~清音駅間の運賃が大人190円・小児100円の特定運賃であることから、これに金額を合わせているのかも知れません。

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川崎新町駅発行 120円区間ゆき硬券乗車券

昭和59年6月に南武線川崎新町駅で発行された、120円区間ゆきの硬券乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型金額式券で、東京印刷場で調製されたものです。


同駅は川崎市内にありながらみどりの窓口が設置されておらずに補充券での指定券類が発行される駅として有名です。国鉄時代には券売機があったかどうかの記憶がありませんが、120円という最短区間の乗車券についても硬券が設備されておりました。


JR化後も都心から比較的近い範囲で指定券類が補充券で購入できる駅としてきっぷ蒐集家には有名な駅でしたが、昨年12月26日を以って出札窓口営業が終了してしまいました。

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JRバス関東 館山支店発行 房総なのはな号片道乗車券

平成16年にJRバス関東館山支店で発行された、房総なのはな号片道乗車券です。


   


青色JRB地紋の常備軟券で、乗車駅および乗車日、座席指定等を手書きで記入する様式となっています。

房総なのはな号はJRバス関東と日東交通バスが共同運行する東京駅八重洲口から安房白浜間を結ぶ定期高速バス路線で、土日祝日の一部の便は「一般路線バス」として休暇村前まで運転されています。

下りの安房白浜から東京駅へ行く便は1日6便ありますので、発車時刻は記入式となっており、全便に対応できるようになっています。


千倉町役場前・千倉町商工会・潮風王国・白浜郵便局前の各停留所は途中停留所ですが、この中の千倉町役場前は現在の南房総千倉停留所、千倉町商工会は朝夷商工会停留所を指しているものでしょうか?


なお、この券は実使用すると回収されてしまいます。そのため、購入後スキャン処理(コンビニでカラーコピー)をしてから使用しているためにこのように画像が残っておりますが、実際には回収されてしまっておりますので、残念ながら手元には残っておりません。

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代々木駅発行 矢向ゆき硬券通過連絡乗車券

昭和59年10月に代々木駅で発行された、南武線矢向ゆきの通過連絡乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型相互式券で、東京印刷場で調製されたものです。

乗車経路は、代々木~(山手線)~渋谷~(東横線)~武蔵小杉~(南武線)~矢向というもので、現在では乗車券による通過連絡運輸は廃止されてしまっていますので購入することはできません。


前回エントリーの通り、同駅には近郊連絡会社線への連絡乗車券については専用の券売機が存在したために硬券の設備は殆どなかったように記憶しておりますが、通過連絡は特殊であったためか硬券の設備となっており、窓口で発売されていました。


渋谷駅で国鉄線を出場しても東横線の改札口が繋がっていないことから手元に残せますので、渋谷まで実際に乗車する際に購入して実使用しましたが、この券に入鋏した年配の改札氏は、「入鋏は発駅の下に入れる」という原則を忠実に守っていたのでしょうか、右利きの方でしたが左下に入鋏されています。

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