ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

テンション↓

2006年07月17日 | ハリスホーク
 朝から土砂降りの雨が降っています。新聞の天気欄を見ると、全県の全時間帯が雨降り一色でなかなか壮観です。
 鳥って、雨の日はテンションが下がりませんか?オカメインコなどはかなりこれが顕著です。晴れた日であれば朝からご機嫌で歌っているのですが、曇りや雨だと一転、ブツブツと口の中で愚痴るのみです。

       

 照羽はそれほどあからさまではないものの、ボーっとパーチに乗っているだけの時間が増えます。野生の猛禽も、雨の日はひたすらじっとして体力温存に努めているんでしょうか。

 腹が黒一色になるまであと一息

卍解祭り

2006年07月16日 | 両生・爬虫類
 我々恒温動物にとってはひたすら辛い時期になりましたが、我が家の変温動物たちはこの暑さを全身で吸収し、どいつもコイツも軒並み卍解状態になっています。
 ウォーターパイソンとCBボールは、ケージの前を通りかかる私の足目掛けてアタックを繰り返してきます。
 シャイな御大ですら、ケージの蓋を開けた途端にトグロをほどいて飛び掛かってきました。普段ならちょっと乱暴に開けただけで、「ひぇ~~」と縮こまってしまうクセに。今日与えた餌など、ウォーターにやった方がいいかな?と思うくらい大きめだったのですが、いつもより短い時間で平らげてしまいました。
 そしてグールドモニターは、用も無いのに仁王立ち。

       

 さすがに直立歩行は出来ませんが、前に倒れ込みながら飛び掛かってきます。薄手の革手袋程度はあっさり食い破られました。ヤダヤダ
 スリナムオオヒキガエルはLLマウス2匹呑むし。アフリカウシガエルはおっさんのおならボイスで鳴きまくるし。
 最悪はカミツキガメ。水替えの度に、甲羅に付いたコケをこすって落とすのですが、その為には掴んで水槽から出さなければなりません。体重は量ったことがないのですが、かなり重いです。さらに、水から出すと怒りまくって暴れる暴れる
 「大きくなったら甲羅の後ろの縁を持って云々…」という方法、最早ヴァストローデ級には通用しません。どこを持っても、小型猛禽にも匹敵する爪の射程圏内に入ってしまいます。水槽から持ち上げて洗い場まで行く間は、「痛ダダダッ!!」という情けない声を上げながら小走りです。夜が更けても、水しぶきを上げながら泳ぎ回ってるし。
 
       

 ふと見ると、脱皮を終えたウォーターパイソンが意味ありげな視線をよこしています

自然がいちばん

2006年07月15日 | ハリスホーク
       
       
 普段は土蔵軒下の壁が有る場所に繋留している照羽ですが、庭の土の上にパーチを置くと動きが違います。
 コオロギやダンゴムシを追いかけたり、木の枝をくわえて放り投げたりと、こちらが買ってやったおもちゃより余程夢中になっています。
 本当なら好きなだけ遊ばせておいてやりたいんですが、この時期は直射日光に注意しなければならないのと、やはり不用心なこともあり、休みの日くらいになってしまいます。
 糞の始末が楽!!というのも、地面直置きの大きな利点の一つなのですが、これは飼い主の都合

進捗状況

2006年07月06日 | ハリスホーク
       

 バンザ~イしたところを撮ってみました。トヤの進み具合はこんな感じです。
 今朝撮った写真ですが、帰宅すると風切り羽が2枚抜けていました。痛んでいないまま抜けた風切り羽って本当に綺麗ですね。根本から軽く30cmはありますし、豪華です。

 抜け羽目当てのスズメたちですが、だんだん図太くなってきました。朝、給餌の為に照羽を庭に出すと、入れ替わりのように飼育部屋の中に入って物色していきます。なんか数も増えてきたし。

 「ちょっと聞いた奥さん?あそこの家、い~い巣材揃ってるのよ!!」
 「アタシも行った~。なんか鷹がいるんだけど、全然おっかなくないのよ。」
 「飼い主も眠そうなアホ面してるし。」
 「アラ行ってみようかしら
 ウチの子食べ盛りです~ぐ家汚すから。」

 ママ雀たちに口コミで広まってるのかしら。

ビバ!!炭酸

2006年07月05日 | ハリスホーク
 先週の土曜日、友人の結婚式がありました。
 その2次会でのこと。恒例のビンゴゲームがあったのですが、生まれて初めて最初にビンゴになりました。景品はそこからさらにくじを引いて決まったのですが、そうして獲得したのがコレ↓↓

       

 折りたたみ式イス。ちょうど買おうかと思っていたんです。
 毎朝の照羽の給餌&据え。何分屋外でのことなので、適当に土蔵の石段などに座りながら行っています。しかし1時間ほどもそうやっていると、結構疲れるというかダルいんですよ。どこかで簡単な椅子でも買おうかなぁ、と考えていた最中の、実にタイムリーな景品でした。
 実際に座ってみると、やっぱり背もたれがあるって楽です
 いままで堅い石の上で、体をギシギシさせながら据えていたのに比べて遙かに快適。
 照羽の方は、さすがに初めて座った時は怖がって跳ねましたが、2日目からは全く気にしなくなりました。
 手すりにはドリンクホルダーまであるし。真夏の昼下がり、風通しの良い木陰に椅子を置いて照羽を据えながら、キンキンに冷えた三○矢サイダーでプハ~っと!!

 これぞ、下戸飼育者の夏 

僕らの夏は終わらない

2006年07月03日 | 両生・爬虫類
 昨日の今日で何なんだこのタイトル、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
 やるんですって、ウロコ祭りことジャパンレプタイルズショー2006
 開催日は9月30日~10月1日。
 場所はいつもの会場。

 もちろん嬉しいですし、今度は完全燃焼できるだろうけど、なんだかな~
 今年は”禊ぎ”なんだろうと諦めていたし、実に実に微妙~~。告知されたのが昨日の16時頃ですから、どのみち知らずに名古屋に行ってたんでしょうけど。
 それでもやっぱり、何百坪?の会場全てが爬虫類・両生類で埋め尽くされ、思う存分その空気の中に浸っていられる「あの」快感を味わえるのは、JRSしかないでしょう。去年からは猛禽店のブースもいくつも出店していたし、多種多様な器具や餌も入手できますし。
 とりあえずは後3ヶ月、気力と財力をじっくり再チャージしていきます。

 あ、今日はアンフューマを紹介する予定でした

       

 ミツユビアンフューマ
 飼育開始7月2日
 来日してけっこう経つ個体らしく、日本語ペラペラなのはもちろん、人工飼料にも餌付いているようです。これは嬉しい誤算!!
 
 ウナギ等と比べると、かなり胴体が太いです。両生類ですから当然、数分に一度は水面に鼻先を出して呼吸します。見た目といい、呼吸の仕草といい、以前飼っていた肺魚そっくりです。あと、意外とよく動き回るところも。

 アンフューマ最大の特徴が、このちいさな小さな前脚。

       

 ティラノサウルス以上に役に立たなそうな前脚ですが、これにさらに小さな指が3本あり、名前の由来になっています。柿○ーの袋の後ろに書かれてしまいそうですが。
 のほほんとした顔をしていますが、実は気が荒く、水替え時などはホースに噛みついてきたりするそうです。お店の値札にも、「極悪悪食両生類!!」と書いてありました。
 悪が2つも値札に書かれてるって…
 

僕らの夏の「完全な」オワリ

2006年07月02日 | 両生・爬虫類
 いよいよ楽しみにしていた BLACK OUT 当日!!
 ほとばしる楽しみヂカラのせいで、出発の2時間前に起床してしまいました。
 遠足前の子供じゃあるまいし…。
 
 予習では、先行入場が12時。一般入場は13時。
 先行入場券の販売は11時~。となれば、念のため9時過ぎには会場入りしていた方が良いよねっ♪てことで、朝7時に出発しました。
 道中は ドン基地(リアルタイムで実況中) ご夫婦と、
「○○がいたら良いね~」
「○○が売ってたら即買いしよう!!」
「あの店は○○が期待できるよ」etcetc…。
 エンドレスに妄想と期待を膨らませつつ、会場到着は9時ちょっと過ぎ。なんとこの時点で既に十数人の先行者が!?「並んでいる人がいると続いてしまう。」日本人の本能に従い、即座に朝飯摂取を諦めて並びます。こんなに楽しみにしてきたんだから、ここで先行入場しなきゃ意味がない
 ここからさらに90分を立ちんぼで順番待ちの後、ついに花園への入場券をゲット出来ました。朝7時に出発してからここまで、我々の話題は8割が爬虫類関係です。
 だって好きだから
 
 12時ちょっと過ぎ、終わりが見えないほどの長蛇の列を発生させながら、いよいよ楽園への門が開きます。ために溜めてきたテンションを全解放して突入!!
              
1000人収容のホールの中は、見渡す限り蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蛇蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲亀亀蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蜥蜴蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蛙蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲…。
 
 え、あれ?はちうるいがすくないよ??
 そう言えばこのイベント、本来クワガタ・カブトがメインの即売会だった…。
 ウロコ物に的を絞って回ると、本当にあっという間に一周してしまいます。全員口には出さないまでも、「空回りしちゃった??」
 期待と現実のギャップにうろたえつつ、もう一周しようとしたところ、入り口近くのブースで発見!!ドン基地さんお目当て、フトアゴヒゲトカゲCBベビーうれしいことに、浅い衣装ケースに何匹も入っていて、自由に手にとって選べます。さんざんあ~でもない、こ~でもないと全員で検討を重ねた結果、一匹だけ飛び抜けて黄味の強い個体をお買いあげ。いや~さすがペットリザードNo,1。とにかく可愛いことかわいいこと。しかも指に乗せても全く物怖じしません。ぜひぜひベタ慣れトカゲにしてくださいね。
 
 さてその後、一般入場が始まり、会場内はトンデモナイ人混みと熱気。ドン基地さんの目的は果たしたし、私のお目当てはどうやらいない…。一旦会場を出て、14時からの大抽選会までランチタイム。
 お腹と気分を落ち着かせてから再入場し、じっくりと各ブースを見ながら、写真をパチパチと。

 これは綺麗!!
       
 黒いダイヤモンド達です
       
       
 これは欲しかった!!「毛」を飛ばさなければ…。
       

 さんざん待った後、いよいよ入場券を使った大抽選会が始まりました。まずは爬虫類の希望者から、なんせ1400人以上の来場者ですから、期待もせずにボーっと突っ立っていたら…当たっちゃった賞品は某有名爬虫類ショップの3000円お買い物券。やった~とばかりに早速「ある物」を購入しました。
 店員さんから、「噛まれないでくださいね」と念押しされたこの生物、死ぬまで成長し続けるとか。順調にいけば、数百年後には山を取り囲むほどの大きさになり、龍神をも喰らい、やがては人の唾を付けた矢で滅ぼされることになるかもしれません。民話好きの方なら、正体にピンとくるかもしれませんが、黙っていて下さい

 最後に思わぬサプライズがあり、後味は結構良い物になりました。しかし、私の真の目的は果たせぬまま。それは結局、帰る途中で寄ったRemixで果たされることになりました。アンフューマXLサイズお買いあげ~。
 
 やはりこのイベント、正直言って爬虫類は肩身の狭い感じがしていました。本家の昆虫たちはこれでもか!!というほど大量にいましたので、クワ・カブファンの人達は満足されたんではないでしょうか。
 来年のJRS復活を切に×2祈りながら、今年の夏は終了。
 明日は休みを取ったので、アンフューマ君の紹介をいたします。
     

羽掃除

2006年07月01日 | ハリスホーク
 このところ、庭にスズメがよく来ます。
 目当ては照羽の抜け羽です。巣材にでも使うんでしょうか。
 今朝も、据えているすぐ近くに舞い降りてくわえていきました。さすがに尾羽や風切り羽のように大きな物は持って行きませんが、腹や胸などのフワフワしたところがお気に入りのようです。元々見つけては捨てている部分だし、どんどんお掃除していってください。
 しかし照羽がすぐそばにいても拾っていくとは…なめられてる?

       


 明日は BLACK OUT を楽しんできます
 どんな出会いがあるかな