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おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 501 「インフラ運営は行政から民間へ①」 ~コンセッションで日本は未来に向かえるか~

2020-02-20 09:00:42 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 501 「インフラ運営は行政から民間へ①」 ~コンセッションで日本は未来に向かえるか~


日本海に面した京都府舞鶴市は、明治政府によって海軍鎮守府が置かれたのをきっかけに近代化を遂げました。

明治政府北部の中心都市として発展して来た同市は現在、多くの地方都市と同様に人口減少に頭を悩ませています。

昨年はついに戦後初めて8万人を割り込みました。

財政悪化で、老朽化したインフラの更新はおろか、維持するのも困難になりつつあります。

舞鶴市では人口減少に合わせて「引き算の都市計画」を進めています。

「財政が厳しいことは知っている。だからといって、なんで私たちが犠牲になるのか」

小川にかかる全長わずか数mの岡安橋が老朽化で棄権になったことを受けて、市が撤去を打ち出しました。

当然、地元住民からの反発があり、説得には2年を要しました。

橋の撤去はその一環です。

市の管理する橋は2014年時点で835ケ所ありましたが、昨年3月末までに約30ケ所減らしたのでした。

老朽化が深刻で迂回路が近くにあるものの撤去対象にしていますが、住民の同意を得るのは容易ではありません。

それでも取り組むのは「人口減少も財政状況もますます悪化するのに、負担を将来に先送り出来ない」という思いからです。

最終的には3割減となる600ケ所にまで残す橋を絞りこむと言います。

舞鶴市は日本の縮図とも言えます。

国土交通省は、昨年8月に全国のインフラ老朽化点検の結果を公表しました。

橋約6万9000、トンネル約4400、歩道橋などの道路付属物約6000の計8万ヶ所近くが「5年以内の修繕が必要」だと判定されたのです。

全てに対応するのは事実上、不可能だと思われます。

そんな中で、どう最大限インフラを維持していくのか?

ひとつの道が民間の力の活用です。

インフラを官が丸抱えするのではなく、民間に任せられるものを任せ、公的負担を縮小し、浮いた予算を生活に不可欠なインフラに振り分けるのです。

民間活用の手法としてここ数年、普及が進んでいるのが「コンセッション」です。

「民間資金を活用したインフラ整備(PFI)」の一種で2011年の法改正で国内に導入された比較的新しい仕組みの事です。

(続く)



彩りプロジェクトでは、「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

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マーケティング研究 他社事例 500 「奇抜さが生まれる風土 3」 ~多品種少量に特化する工場~

2020-02-19 08:30:38 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 500 「奇抜さが生まれる風土 3」 ~多品種少量に特化する工場~


こうしたサポートもある中で、岡本氏は試作品の完成度を高めるしかないと腹をくくりました。

たとえ奇抜な味であっても、おいしくなければ商品が売れないのは当然です。

とはいえコーンポタージュはアイスでは前代未聞の味です。

そもそも何を原材料に使うべきかさえ、手探りの状態でした。

「原材料に何が足りないのか?」

「味付けはどうすべきなのか?」

実際の試作品を今度は開発部のベテラン社員に試食してもらい、意見をもらいながら岡本氏は通常の10倍の数の試作品を作ったと言います。

コーンポタージュ味のスナック菓子などでは、ただコーンパウダーを材料に混ぜただけのものも多いのですが、それでは消費者を納得させられないというのはわかります。

北海道産のコーンを使用し、砂糖の他に食塩やブイヨンなどを盛り込むという本格仕様に仕立て上げたのでした。

それでも社内では商品化決定の直前まで懐疑的な意見がありました。

社長や専務、常務など約15人に向けて新商品をプレゼンした時に役員から当然のごとく「本当に売れるのか?」と懐疑的な声が出ていたそうです。

手を差し伸べたのが、岡本氏をサポートしていた営業部長でした。

「ここまでクオリティーの高い製品であれば消費者は受け入れてくれる」

そういって役員を納得させたのでした。

若手の奇抜なアイデアを形にしやすい体制も整います。

多品種少量生産に特化した工場を持っているからです。

ガリガリ君では「ソーダなど」いくつかの定番商品があります。

ここに、若手たちが競い合うようにして新商品を持ち込んで来ます。

岡本氏の手掛けたコーンポタージュがそうだったように、売れる時には爆発的に売れます。

このため、工場では小型の製造機器を並べ、各商品の生産量を柔軟に変えられるようにしていると言います。

深谷工場に加え、2010年には120億円を投じて国内最大級となる本庄千本さくら「5S」工場も稼働させて、生産能力も大きく向上したのでした。

作業工程の無駄を徹底的に省くことで、1週間に15回近く生産計画に変更があったとしても対応可能だと言います。

前述したように、コーンポタージュは注文に追い付かない場面もありましたが、気温が少し変わっただけで需要が激変するアイス業界では、臨機応変に対応できる生産体制は大きな武器であることは間違いありません。

若手の挑戦を促す社内風土も強みです。

ベテラン社員のサポートがあるとは言え、食品業界は厳しい世界で、ヒット商品になる確率は100に1つ、1000に3つなどと言われるほどです。

実際にコーンポタージュの後に開発されたナポリタン味は売れ行きが伸びず、3億円の赤字を計上したのです。

若手が3億円の赤字を出したとなれば、普通の会社であれば「失点」となりそうなものですが、赤城乳業はそうはしないのです。

導入するのが、独特なペナルティー制度です。

年4回、活躍した社員を表彰すると同時に、仕事で失敗した社員も全社メールで共有されます。

その代わり、降格や減給といった処分はしません。公表された社員も責められるのではなく「君、やらかしたんだってね」と周囲の社員にからかわれる程度です。

想像のナナメ上を行くアイデアが次々と生まれてくるのは、他社なら失敗と思われることでも、失敗と思わない赤城乳業の風土によるところが大きいと言えます。

たとえ失敗したとしても、意気消沈することなく、次のチャレンジに向けて意欲を燃やします。

このサイクルが回り続ける限り、赤城乳業は奇抜な商品を生み出し続けられるはずです。



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現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

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※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

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「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

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マーケティング研究 他社事例 499 「奇抜さが生まれる風土 2」 ~素人の想像性にかけてみる~

2020-02-18 09:11:21 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 499 「奇抜さが生まれる風土 2」 ~素人の想像性にかけてみる~


赤城乳業はやみくもに若手に企画・開発を任せている訳ではありません。

そこには明確な意図があります。

同社の開発部に配属された新入社員には「1000本ノック」の試練が待ち受けているのです。

1年間で1000個の商品アイデアを考えさせるというものです。

ノートに商品イラストやコンセプト、価格、想定するターゲットなどを一つひとつ書き起こしていくのです。

アイデアが出たところで、開発部のベテラン社員が評価し、中には実際に商品化も見据えて事前に商品名を商標登録することもあると言います。

赤城乳業が若手に新商品の企画・開発を任せるのは「ベテラン社員だけで企画すると、無難な商品になる可能性があるから」と言い切ります。

アイスの開発に関して「素人」の若手の豊かな創造性に同社はかけているのです。

2012年のヒット作「コーンポタージュ」を例に、赤城乳業ではどのように企画・開発をしているのでしょうか?

同商品を生み出したのは、当時26歳で入社3年目で開発部にいた岡本氏でした。

岡本氏が担当していたのはガリガリ君の高価格帯商品「リッチシリーズ」の開発で、当時の同シリーズでは「チョコバナナ」や「ミルクキャラメル味」などがラインナップされていましたが、岡本氏は「もっと遊び心にあふれた商品があっていいはず」と感じていました。

こうした感覚が身についていたのも、「自分の頭で考えても途中でアイデアは尽きる。もっと情報を吸収しなければ、と常にアンテナを張り巡らせるようになった」と1000本ノックのおかげと言います。

実際、岡本氏の耳には消費者からの「最近のガリガリ君は攻めていない。面白みに欠ける」といった声が届いていました。

「これまでになかったアイスを作りたい」

岡本氏が考えるうちに辿り着いたのが、温かい食品をあえてアイスにするという発想です。

コーンポタージュの企画は、そんな岡本氏の「やんちゃ心」からスタートしたと言います。

ここで、このように思う人もいるかもしれません。

「確かに奇抜ではあるけど、若手に任せすぎると消費者の需要に合わない商品も出てくるのではないか」

もちろん、赤城乳業も、やんちゃな若手が暴走しないように手を打っています。

ここで、役割を果たすのがベテラン社員です。

商品開発部や製造部、品質保証部、営業部などから集められた10人ほどがチームを組み、若手のアイデアを形にするために意見を出します。

「どこからが奇抜すぎるアイデアなのか」

かつて自身が新商品を企画開発してきたベテランのアドバイスは若手にとっては貴重です。

しかし、ここで若手を委縮させるような事はしません。

赤城乳業では若手が調達から生産も含めて、すべての裁量権を与えられており、アイデアを形にする責任があります。

むしろ、委縮する暇もないと言えます。

(続く)



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また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

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マーケティング研究 他社事例 498 「奇抜さが生まれる風土 1」 ~素人の想像性にかけてみる~

2020-02-17 23:19:50 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 498 「奇抜さが生まれる風土 1」 ~素人の想像性にかけてみる~


1961年に設立した赤城乳業は、年間販売本数で最大4億8000万本を記録したアイス「ガリガリ君」の開発元として知られます。

ガリガリ君のほか、「ガツン、とみかん」シリーズなどを展開し、2018年12月期の売上高は471億円と12期連続の増収を達成しました。

それでも社員数は390人です。

森永乳業などの競合他社と比べて、およそ10分の1の規模に過ぎません。

小粒な企業規模だからこそ、市場で埋もれてしまわない特徴ある商品づくりにこだわって来ました。

それが、とても氷菓子とは思えない奇抜な商品に結びついているのです。

近年も「ガリガリ君」シリーズで「コーンポタージュ」(2012年)、「ナポリタン味」(2014年)、「メロンパン味」(2016年)、「抹茶ティラミス」(2019年)と立て続けに発売してきました。

時に手を取るのも気が引けるほどのインパクトを消費者に与える「ガリガリ君」シリーズですが、2012年に発売したコーンポタージュは発売3日で生産が追い付かずに発売停止になったという事がありました。

一昨年も「あまおういちご味」が富士経済ネットワークスによる商品別売り上げランキングで8月第4週時点でトップになるなど、ヒット商品も確実に出ています。

奇抜ながらヒットになる商品を手掛けるのは、20代の若手社員です。

競合では、商品企画や営業、研究開発などの各部門に加え、外部の小売店担当者などを含めて15人~20人のチームを組んで新商品を企画・開発するものですが、赤城乳業ではこれを原則、1人の若手社員が担当します。

原料や資材の発注指示や、新商品の開発の決済を仰ぐための役員へのプレゼンテーションも、若手1人が責任を負います。

「発売したばかりなのにもうお店にない」

「抹茶ティラミスのケーキを食べているよう」

長雨が続いた昨年の夏に赤城乳業はSNS上では話題になっていました。

「ガリガリ君 抹茶ティラミス」です。

甘さ控えめで、中にはチーズソースが入っています。

口に含むと外側は抹茶味のチョコレートケーキのようですが、内側はかき氷になっていて不思議な食感を楽しめたのが高評価へつながったのです。

これらの企画を、若き企画・開発責任者が20人ほどいて、彼らがプライベートブランド商品なども含めて年180種類もの新商品を送り出しているから出来るのです。

(続く)



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マーケティング研究 他社事例 497 「人口減でもホテルには伸びしろ 2」 ~付加価値を付けた集客~

2020-02-14 11:20:50 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 497 「人口減でもホテルには伸びしろ 2」 ~付加価値を付けた集客~


経験やノウハウをコーポラティブハウス以外にも応用し、事業を広げて来ました。

象徴的なのは、築34年のホテルをリノベーションして2003年に開業した「クラスカ」でした。

最寄り駅は、東急東横線で渋谷駅から4つ目の学芸大学駅です。

駅からは徒歩10分以上かかる立地で、老朽化も相まって経営が行き詰まっていたホテル1棟をUDSが譲り受けました。

梶原会長は「立地条件が厳しい分だけ、オーナーが提示した賃料は安く、事業性が高かった」と当時を振り返ります。

再生するにあたって、まず上層階を長期滞在者用にすることで、一般のホテルに比べて安定した収入を確保し、併せてコワーキングスペースも用意しました。

1か月当たりの居住費は周辺の住宅賃料に比べて5割以上高い水準に設定しましたが、それでも職住一体で過ごしたいと考えるデザイナーやクリエーターを引き付け、感度の高い人間が交流する空間に生まれ変わりました。

梶原会長は「自分の中で答えが出せる事が大切。収益確保のロジックを組み立てることが出来なければ手を出さない」と明かします。

冒頭の温泉旅館も同様です。

新宿駅周辺のにぎわいからは少し距離があり、決して便利な土地とは言えませんが、客室をコンパクトにする代わりに共用部を充実し、素泊まりプランも用意して一泊一人利用時9000円から手ごろな料金を実現しました。

一方で箱根から運んだ源泉を使った露天風呂を備えて、話題性と宿泊客の満足度を高めました。

利用者の本質的な要望を叶えるために無駄はとことんそぎ落とし、同時に驚きのある仕掛けを施すことで、交通の便が悪いなど癖のある土地であっても付加価値を与えて人を集める、これがUDSの定石となっています。

成功への道のりは平坦ではありませんでした。

事業を拡大していた2008年、リーマンショックのあおりを受けて民事再生法の適用申請を余儀なくされたのでした。

しかし、その後の立ち直りは早かったんです。

2009年、コクヨに事業を譲渡し、2012年には社名を現在のUDS(都市(Urban)、デザイン(Design)、システム(System))にしたのでした。

2015年には小田急グループに入りました。

再スタート以降、注力しているのは国内外でのホテル事業です。

12件を運営し、今年韓国とスリランカでも開業する予定です。

「人口減少に伴い、オフィスも住宅も需要が縮小する中でも、ホテルには伸びしろがある」と見ているのです。

インバウンドには為替の変動や国際関係の悪化など思わぬ落とし穴もあります。

訪日客を待つばかりでは安定した成長は望めません。

海外にも打って出ることでリスクヘッジを図っているのです。


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また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

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なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

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当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
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