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マーケティング研究 他社事例 420 「求められる起業家発想」 ~リスクをどうとるか~

2019-10-03 16:01:55 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 420 「求められる起業家発想」 ~リスクをどうとるか~


イノベーションを起こすには起業的発想を大企業の社員に教える必要があると、クスマノ教授はおっしゃいます。

起業的発想は、どうすれば新しいことをして、世界に影響を与えられるか、いかなる新製品や新サービスを作ればいいのか?といった視点で常に物事を考える事とも言えます。

いわゆる、創造性の発揮とも言い換えられます。

しかし、それらの創造性の先には、事業性を高める必要があります。

それには、別な能力も擁します。

製品やサービスといった形にする力と、それを市場に届けビジネスとして成立させる力の両方を磨くことが必要だと思います。

斬新なアイデアを形にするだけでなく、顧客から収益につながるお金を払ってもらえる価値を創造するところまでが起業です。

言い換えれば、起業的発想とは、アイデア、形、収益といった「点」をいかにつなげるか考える作業とも言えます。

一方、起業家は次の作業を全て進める必要があります。

今度は発想だけではないので、巻き込む力も発揮しなければなりません。

アイデアを見い出し、その良さを周囲に伝えて巻き込み、形にするためのチームをつくります。

その後、市場に投入するための収益モデルを作り上げるのです。

起業家はこれを全て管理しなければなりません。

クスマノ教授は以下の様に話します。

「一人で会社を成功させられる起業家などいない。常に創造的なやり方で取り組み、周囲を巻き込むべきだ。同じやり方では、新しい価値を創るチームは生み出せず、消費者からお金を払ってもらえない。有効なチームを形作るには、リーダーシップの基本原理やチーム構築スキルが欠かせません。優れた起業家を育てるには、この部分を、まずは例題、演習などを繰り返して鍛える必要がある。」

「どんなに優れたアイデアのある起業家の卵でも、周囲に伝えず、自分の中に囲い込んでしまえば、話は進まない。大成功したマイクロソフトのビル・ゲイツ氏やアップルのスティーブ・ジョブズ氏、インテルのアンディ・グローブ氏のような起業家を見ると、アイデアを伝え仲間を説得する力にもたけていた。」

「トップがすべての能力に秀で、下の者を束ねるようなチームは成功しない。その意味で、チーム作りが苦手だったのはスティーブ・ジョブズだ。失敗し、会社を追われ、あるいは会社を破綻寸前に追い込み、そこでようやく様々な専門能力を持つメンバーが集う組織こそが最も強いと気づいた。2度目にアップルに戻った時、ジョブスは素晴らしいチームを作った。チーム構築力こそ、起業家にとって重要なスキルの一つなのだ」

では、どうすればクスマノ教授の言うような、伝える力、巻き込む力、チーム構築力などの起業家の必須スキルは学べるのでしょうか?

MITでは、教え手と生徒とともに事業を創造する取り組みを続けています。

起業家に必須のスキルは、体験しないと習得しえない部分もあります。

そういった意味では、大学発ベンチャーといった形で起業するのが、確かに一番とも言えますね。

「アメリカや中国では大勢の若者が起業家を志望する。恐らくMITの学生や卒業生の20%程度が起業家志望、あるいはベンチャー志望。そしてベンチャーは大体失敗する。MITのデータでみると、ベンチャーの3分の2は失敗した。とはいえスタートアップ全体では90%が失敗するので、悪くない。ハーバード大学も似た数字だ。トップスクールは様座ななコネクションに恵まれ、成功率が高い。」

「アメリカでは、例えばAIの起業で失敗しても、また起業したり、大企業のAI部門で働いたりできる。大企業も失敗経験がある人材を好み、新規事業に起用したりする。中国では、アメリカ帰りの学生をアリババやファーウエイなどの大企業が歓迎する。日本は違う。起業に失敗して、例えば日立製作所クラスの大企業に入りたいと思っても、企業側の対応が難しい場合が多い。だから日本の若者は起業を嫌がる。失敗すると、たちまち人生がつらくなる。」

大学にカリキュラムを作るだけではなく、学生も学者も社会人も起業に挑戦できるような環境があって初めて、イノベーション力が高まっていくという訳ですね。



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