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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その160 高速経営のすすめ②

2017-12-28 06:43:17 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



高速経営のすすめ②

アディダスの新工場の名は「スピードファクトリー」です。

その名の通り、デジタル化と自動化によって製造工程のスピードを上げ、生産性の大幅な向上を目指しています。

ただし、同社が取り組んでいるのは、単なる3Dプリンター導入による生産革新ではありません。

「フューチャークラフト4D」という製品名には、商品の企画・デザインから生産、販売へと連なる従来のサプライチェーンを、デジタル技術で根本的に変革すると言います。

そこに同社の覚悟が込められています。

アディダスの2016年12月期の売上高は192億9100万ユーロ(約2兆5000億円)でスポーツ用品で世界2位です。

2015年に発表した中期経営計画では、新興国での需要拡大やEC(電子商取引)事業の成長などを追い風に。2020年までに毎年11%程度の売上高成長を続けるという野心的な目標を掲げています。

しかし、スポーツ業界のシェア争いは激しいのは周知の事実です。

世界トップに君臨するアメリカのナイキは2020年までにアディダスを上回る500億ドル(約5兆5000億円)の達成を目指しています。

背後からは、アメリカのアンダーアーマーなどの新興ライバル企業が猛烈に追い上げています。

そんな中、アディダスは従来のビジネスモデルをデジタル技術でゼロから作り直すことで、競争の土俵を自ら変えようとしているのです。

アディダスが稼働させたスピードファクトリーは、同社の経営に大きく3つのインパクトをもたらします。

1つ目は、文字通りスピードです。これまで、靴の企画・デザイン・生産・販売というサプライチェーンには平均で1年半から2年程度かかっていました。

スピードファクトリーでは、デザインから販売までに必要な時間は最短で数日、長くても数週間あれば十分との事です。

高速化の秘密は、まず冒頭の3Dプリンターの導入により、複雑なソールの製造時間そのものを短くしたことです。

従来は、ソールをデジタルで設計し、図面をデータ化していても、実際に生産する際にはそのデータを製造装置に入力し直す手間がかかっていました。

図面通りにソールを作れているかを、量産前に何度も確認する作業も必要でした。

それらの改善の為に導入した3Dプリンターですが、アディダスが導入したのが、デジタルソースを直接、製造装置に転送し、即座にソールの生産を始められるのです。

生産にかかる時間は数十分程度で、一般的な樹脂を何層にも重ねていく3Dプリンターの100倍程度早くなっているのです。

高速生産が可能になった結果、試作段階の工場とのやりとりにかかる時間も大幅に短縮となっています。

(続く)


「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

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・自社の状況を客観的に把握したい

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・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

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