いろじろ覚書(仮)

日々のヨシナシゴトをつらつらとつづりたく・・・
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『いいわけ劇場』(群ようこ)

2005年03月16日 | 読書
いいわけ劇場

昨日買って、まだ読みはじめたばかりの『いいわけ劇場』(群ようこ)なのですが、ちょうど
茘枝さん
「ヘアスタイリングが苦手」
という話をしていたところに、あまりにもタイムリーな作品があった
ので、感想速報です。

タイムリー!だったのは1作めの「120分の女」なのですが、もう、
猛省
を促されます(笑)


【以下、ネタバレです】
主人公の独身女性(45歳・自宅暮らし)は、朝のメイクの所要時間が
「2時間」。化粧品を収納したチェストも巨大(私の引き出しは
こんなにでかくない)。
それだけならまあ、良いのですが、単に「化粧に2時間」なだけでなく、
「出がけにストッキングが破れてもそのまま強行突破で出勤」
「靴のかかとが減り減りだけど、そのまま強行突破で出勤」
なところを書いてあるのがすごいです。
髪もとかすだけだし(笑)

私も、どうしても「顔のみ(せいぜい、首まで)」に注力しがちな美容好き
なので、ハッとさせられました。
見た目における髪型の重要性は、年齢とともに増していくらしいのに。
「手ぐしざくざくブロー」「クリップでがしっとまとめる」
くらいしかバリエーションのないことを反省
だからといって、明日からまとめ髪に目覚めたり、はしない(できない)
のですが。