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女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

人生を変えるシンデレラの靴

2012-02-10 | インポート

こんにちは、辛島です。

先日アンド株式会社の代表 原 倫子さんにお話を伺ったのでご紹介する。
「話しかけやすい雰囲気だなぁ」というのが今回の第一印象だった
その中で聞いたお話を数回に分けてシリーズでお送りしたいと思う。

アンド株式会社とは美容業界に特化した販促物の作成や、スタッフ教育支援を行っている会社。
原さんが立ち上げ、代表をしている。

とは言うものの以前から美容関係に興味があり、「いつかは起業しよう!」という気持ちがあったのではない

ではなぜ今に至るのか。

原さんの社会人人生は『出版業界』からスタートする。
理由は「美大だったし、、、?」というくらいあやふやなものだったらしい。
原さんが出版業界に就職して1年も経たない頃、AppleのMacが発売された。
(自称)ミーハーの原さんは飛びついた!「欲しい!」っと!
しかし発売当初のMacは100万円。当時の原さんの給料は手取りで14万円。
先が遠すぎると判断し、すぐに会社を辞めた。そして飛び込んだ業界が『パチンコ業界』
もちろん「給料がいいから!

バイトではあるが、手取り14万円だったのが一気に27万円になった。
Macはすぐ買えたし、欲しい服もどんどん買えた。Macの学校にも行った。
学校が楽しかったので「Macの学校で学んでいることを活かして食べていけるようになろう!」という目標ができ、
昼は頑張ってシフトを入れて、夜は学校に通っていた。
「私の進むべき道はMacとともに!決めた!」という感じだったらしい。

っと、そんな時に社長から「社員にならへんか?」と声をかけられた。
バイトの人数は非常に多く、社長が一人ひとりを覚えられるわけもないのに。

「なんで声をかけられたんですかね?」と質問すると

笑顔挨拶!!やって。」

辛島心の声「シンプル。。。」

原さんが社員になって数年後社長に聞いたところ、「笑顔と挨拶が良かったから」と言われたらしい。

そういえば原さんの顔って目が細くてたれてる・・・。
笑い顔ってやつだ。
話しかけやすい雰囲気はおそらくこれが原因だ。

しかしその時の原さんが「笑顔と挨拶」を武器にしよう!!と意気込んでいたわけではない
原さんは「普通」だ。
「普通」に接客をしているつもりだったが、その「普通」が飛び抜けていた
頑張らなくても人並み以上の「とびっきりの笑顔と挨拶」が、バイトの名前なんていちいち覚えてられない社長の目に留まった。
「サービス業で一番大事なものを、コイツは飛び抜けて持っている」と思わせたのだ。

結果的に原さんは「笑顔と挨拶」だけで引き抜かれた。

就職活動で話す内容を練るのは確かに大切だ。
でも結局人の目に留まり、印象付け、「こいつ良さそう」と思わせるものは結局「笑顔と挨拶」

特にサービス業においてはまず何よりも重要視される。
第一印象を決める「笑顔と挨拶」が良いことはこの業界では絶対だ。
しかも、ただ「良い」だけの人は業界的にも多い。そこをいかに「飛び抜けて良い」にするかが勝負!
とりあえずの「笑顔と挨拶」では埋もれてしまう!

面接という限られた時間の中で判断される場面に置いても同じことは言える。
瞬間的に「おっ」と思わせるために「笑顔と挨拶」は必須。

説明会や面接会場に入る前から「笑顔と挨拶」に集中してみて欲しい。

いつもの「笑顔と挨拶」では意味がない
「飛び抜けて良く」で、初めて人生を切り開ける。

それこそ、引き抜かれるくらい!

人生を変えるシンデレラの靴は「笑顔と挨拶」

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次回は2月14日です。お楽しみに