女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

優秀な営業マン

2010-05-29 | インポート

 突然ですが、中村マンションを購入しました

このマンション購入に際して、不動産の営業担当2名と出会った。A不動産の営業担当は真面目で誠実なタイプ。実際何件か物件を案内してもらったが、それぞれの物件のメリットデメリット、特にデメリットを「実際に入居してから『こんなはずじゃなかった』とがっかりさせたくないから」と丁寧にきっちり説明してくれ人間的に信頼できた。もう1人B不動産の営業担当は、ぽっちゃりした体型でいつも汗をかきかき全力投球!フットワークが軽く、面倒がらずに小まめに動いてくれる。親切な表情の裏で営業マンとしての鋭い眼差しをちらちらさせながらぐいぐい飛び込んでくるタイプ。2名の営業担当からそれぞれいくつかの物件を案内しもらった。

 で、結局どちらの営業担当から購入したか?

 答えは「B」

今回のマンション購入に際して最初に問い合わせしたのはA不動産。実際購入したマンションはそのA不動産に最初に案内してもらった物件だった。

 が、その時は「ヨッシャ!決めた(購入する)!」と決断できなかった。最終的に同じ物件を再度B不動産に案内してもらい購入することになった。

 

  その決め手は?

マンションという高額商品の購入なので、決め手はもちろん一つではない。タイミング、周りの人の助言やサポートなどいろんな要素をトータル的に判断して決めたのだが、大きかったのは「営業担当」=人 

 A不動産の担当者も誠実で人間的には信用できる人だった。ただ、今ひとつ「私に決断させる一押し」がなかった。問い合わせにはいつもきちんと応えてくれ寄り添ってもらってる感はあったが、「よし!この物件にしよう!」「この人から買おう!」と気持ちが動くには「何か」が足りなかった。

 一方、B不動産の担当者は、ただ単に問い合わせに応えるだけではない 「 +α 」 が常にあった。物件を見に行った際の私の何気ない一言にただ返答するだけでなく、「僕、○○しておきますわ」とか「僕、交渉してみますわ」「がんばってみますわ」など自分がどうするか(私の立場からすると『私のために何をしてくれるか』)があった

 考えてみれば彼はいつも行動の主体が「自分」だった。「どうですか?」と相手(お客様)に判断をゆだねるのだけではなく、お客様に「決めますわ!」を言わせるために自分が何をするかが起点になっていた。その姿勢に、物件を購入するかどうかを決めるのは最終的にはお客様だけど、営業マンとして自分ができる限りのことをやる という「意志」を感じ、最終的にはその意志の力に心動かされたように思う。

 それは営業マンとして営業成績を上げるための行動であって、別に心底お客様のことを思ってやったことではなかったもしれない。でも、結果として私はマンション購入を決断することができ、今は大いに満足している

 

 優秀な営業マンと出会うとお客様も幸せになれる・・・・。どの業界も同じだと実感した一件だった