馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

2008年5回中山3週の重賞短評

2008年12月22日 18時21分55秒 | 重賞短評、傾向
新しく始めた予想は3戦1勝、しかも2敗は大外れでした、、、。

朝日杯FS
逃げ馬多く、予想通りのHペース、前に行った馬はかなり厳しかった一方、差してくる馬も落ちてくる馬のさばきが難しいレース、結果として上位はそれなりの騎手が独占。
勝ったセイウンワンダーはグラスワンダー産駒らしい器用さで直線向いてから内にスルっと切れこんで抜け出し、地力も高くそのまま押し切りました。
2着のフィフスペトリはさすがルメールという感じ、早め進出の馬が苦しむ中、抑えて最高のタイミングでスパート、血統的にもマイルは走れるだけにここまで来ても不思議の無い結果、この馬は差した方が良さそう。
3着のブレイクランアウトは復帰した武の唯一の騎乗馬、勝負勘が試されるレースだけにそこを見誤ったか。
ただこの馬自体も器用さはそれほどなく、中山は不利にもかかわらずよく来た印象。
4着のホッコータキオンは先行勢で唯一粘った馬。
器用さや時計の裏付けもあって、ペースがもう少し遅かったら押し切っていたかも知れず、負けて強しな印象。
シェーンバルトは速いペースと器用さに欠く血統、あとはやっぱり騎手ってことになっちゃうのかなあ。
毎年このレースの結果がそのまま反映されるわけではないから、なんとも言えないけど、セイウンワンダーは底力あって、ブレイクランアウトも距離が持つならダービー向きなスケール。
フィフスペトリは新種牡馬キングカメハメハ産駒だけに今後注目が必要な感じですか。
ホッコータキオンも皐月賞向きな能力、恐い存在。
シェーンバルトも東京向きですかね。
あとは今週のラジオNIKKEI杯2歳S待ちですか、リーチザクラウンがブエナビスタのように圧勝するのかどうか。

阪神C
思った以上に読み違いの多いレースでした。
まずは面子が例年より弱かったこと、本当の実績馬が少なく、エイシンドーバー、ジョリーダンスくらい、いずれも前走のマイルCSで大敗して信用なし。
一方、良とはいえ馬場が思った以上に重く、Hペースなのに時計は推定より1秒も遅かった、そうなると台頭する馬も出てくるってもんです。
勝ったマルカフェニックスは近走に1400は無く、1200、1600で掲示板に乗るものの甘いレース、意外と1400がベストの馬だったのかも知れません。
福永の好騎乗もあり。
2着はファリダットが実力で進出、ペースも速く差しがききました。
でもここは差しきらないといけないとこで上を狙うには不満な内容。
3着はリザーブカード、マイルを使っているものの1400がベストな馬で食い込んできました。
結局は1400巧者を見抜ければ当てられるのでしょうが、マイルや1200の結果に惑わされて難しいです。

愛知杯
まさに春の頃の傾向に戻ったみたいな結果。
16人気のセラフィックロンプ、14人気のチェレブリタの決着、来た各馬の理由を並べることはできても、レースのあやや有力馬の失速が大荒れの原因でしょう。
ニシノマナムスメは3歳時に2着しているもののGIではヴィクトリアマイルで流れ込んで掲示板くらい、55kgを越える斤量で良績なく2000も長かった感じ。
レインダンスは地力は高いもののやはり古馬GIでは実績なく、推されるほどの馬ではなかった感じ、人気になってしまったのも返って良くなかったか。
マイネレーツェルはその中で器用さで進出し強い内容、今後も牝馬相手なら好走できそう。
アドマイヤスペースも小回り巧者で立ち直ってきたか。
とにかく何回やっても違う結果の出そうなレースで、難しかったですね、、、。

レースってのは傾向って言っても、例年のレベルの馬が出てきているかによって大きく変わってきて、ウオッカやダイワツカーレットみたいに普通に無い臨戦をしたり、微妙な開催の変化で結果が変わってくるものです。
今後も微妙に今までの傾向があてにならないレースも増えてくるように思うので、ブログする側としてはそのあたりも注意してかないとですね。