昨年がうまくいったので。
天皇賞(秋)
この距離は、ジェンティルドンナ、エピファネイア、ジャスタウェイが抜け、ゴールドシップもいない戦い。
やや近年から考えると実績馬に欠けるメンツ、それでも上昇してきた馬も多く、面白い一戦。
昨年はこの距離は層が厚くなって他の距離からの馬には厳しいと書いたのですが、今年に関してはちょっと危ない可能性も。
昨日は、重賞で安定して強い競馬をしているか、東京で実績がある馬が主力。
穴は毎日王冠の上がり最速の馬で、昨年のスピルバーグも毎日王冠で詰まって上がり2番目を考えて候補にして正解でした。
という感じで、昨年の転載で少し手を加えて傾向。
今回は過去7年のレースの3着を調べてみました。(ここにはその詳細は書きませんが)
するとよく来るタイプがちらほらで、それをまず書くと
①東京2000m以上のGIレースで過去に連対したことがある。(21頭中12頭が該当。前年3着以内した馬がまた3着以内することも結構あるので、高いレベルの東京でのレースで強い内容を示した馬は、たとえば宝塚みたいなコースが苦手でもここで復活ということも)
②今年の毎日王冠で上がり最速を見せていた。(これは過去7年でジャスタウェイ、ダークシャドウ、ペルーサ、カンパニーと4頭出ていて、スピルバーグは詰まって上がり2番目で傾向から残した馬でした、特に注意すべきはGI実績に欠けた馬はこのパターンが多いということで、7年で5連対は人気のわりに凄い好成績です)
①と②の重複はありませんからこれで17頭までは該当。
もちろんこれで全部埋まらないのが傾向の苦しいところ、例外的な馬がいくらもいるわけです。
それらを列挙してさらにその中から傾向を導き出す。
2012年3着ルーラーシップ@GI掲示板は幾多、春ついに海外でGI制覇で宝塚2番人気で2着。
2011年1着トーセンジョーダン@有馬記念5着あり、GI以外は最近全部勝っているものの、宝塚9着→札幌記念1着で。
2010年3着アーネストリー@最近安定して宝塚3着→札幌記念1着から、2人気で。
2008年2着ダイワスカーレット@謎の東京初出走、それまでの成績は文句なしも、春の大阪杯以来で不安もあった。
となってます。
これらの馬の共通点を探ってみるとこんな感じに
③GI5着以内orGⅡ3着以内orGⅢ2着以内or他は1着、というのを5戦以上続けている。(実はトーセンジョーダンだけは例外あり、久々の宝塚で飛んでますが、それ以外は手堅い、いずれもGI5着以内は経験していて、ダイワスカーレットに至ってはデビューしてからすべてでした)
また、少しこれだと絞り切れず、①はおのずと多くなるので、その中でもちょっと調べてみると、ここ1年でGI5着以内したことがある馬しか来てませんでした。
紛れがあるので上位の着順の入れ替わりはあるということも考えておいた方が良いでしょう。
これで昨年はうまくいったのですが、昨年の4,5着はこれに該当してないので不安はあります^^;。
ではチェックしてみましょう。
①ペルーサ、ワンアンドオンリー、イスラボニータ、スピルバーグ
②アンビシャス
例外、ディサイファ(エプソムC3着は、エイシンヒカリとサトノアラジンが前にいて評価が確定してないのでOKとして)、ラブリーデイ(3000m以上を除けば重賞5連勝中で残し)、エイシンヒカリ(逃げ馬で失速の1回は多めにみる)
さらにこの1年で5着に来てない①の馬はペルーサで、これを除いても7頭しか残らない。
少し心もとないのは、①が例年主力のはずなのですが、例外の方が人気なっている。
なので全体に拡大解釈することにしました。
①は3着にするとサトノクラウンが入ってきます。
②は上がり2番目までOKにするとステファノスが。
③は辛うじてサトノクラウンが皐月賞の不利を大きめに取って残し。
ということで9頭に増やせました。
さすがにこれくらいでなんとかなりそうに思います。
とにかく傾向的には混戦というイメージが強くプラスアルファが必要に感じてます。
騎手であったり展開であったり、そんなところです。
展開はエイシンヒカリの逃げですがが、東京2000mは嫌でも少し速くなってしまう傾向があって、エイシンヒカリがガクッとスローに落とすならともかく、やや離して逃げたいタイプでもあって遅くともMペース、そうなると上がりは34秒後半以上でしょうから、毎日王冠のような高速の上がりとは違うレースになりそう。
一方後続は33秒台の上がりが使えるので、あとは前がどれだけ耐えられるかという感じに。
自分の見立ては意外と差し馬が台頭してくるとみているのですが。
では予想。
◎本命候補
@アンビシャス@対戦相手としてはラブリーデイ以外の有力とはほぼ戦っていて、決め手はそこでも上位、内枠でおとなしくできるし、鞍上はデムーロ、もちろんうまくさばいて追い出せるかがカギなのでこの鞍上は心強いし、叩いての上積みもありそう。
@エイシンヒカリ@ここ2戦はSペースでの勝利で厳しい流れは心配も能力は上位、スムーズなレースができれば後続を完封しても不思議ないし、その器がある、崩れる時は掲示板もない可能性のある馬かと。
△対抗
@ラブリーデイ@3000m以上を除けば今年は無敗、小回り巧者で軽い馬場が向くだけに、少し荒れ始めた坂のある東京コースがどうか、それでも今の勢いなら突き抜けてしまう可能性もあって。
@サトノクラウン@久々が気になるものの、能力はかなりのもの、自分の感想だとダービーは距離が長くての3着、それだけに2000mはかなり面白い、軽量と鞍上でうまく立ち回れば。
×紐
@イスラボニータ@昨年より2kg増で、前走最後に差されたのが気になる、先行が恵まれたレースだけに差し有利になってくると苦しい可能性も、叩いてダービー2着の力を信じて。
@ディサイファ@ラブリーデイの勢いには負けるが、勢いでは上位の馬、やや伏兵的な存在も内枠と前走の最後の伸びからチャンスはありそう、これまでGI完敗だが果たして。
@スピルバーグ@こういう時に恐いのが藤沢厩舎、昨年と同じ感じも、毎日王冠では馬の後ろに入って追いづらく上がりの速すぎるレースよりは地力タイプ、昨年ははまった感があるがコース巧者で来てもおかしくはない。
▲穴
@ステファノス@前走はアンビシャスとの叩き合いでやや競り負けたが、前走不向きと見ると重賞で崩れないレースっぷり、決め手が生かせる展開になったら台頭があっても良い。
@ワンアンドオンリー@大穴で入れておこうw、この1年国内は全くだが、海外GI3着は立派、溜める競馬に回帰すればGI勝ちの決め手は侮れない、まあ期待としては火もに入れるくらい良いかなという感じ。
今回はとにかく混戦、東京GI実績のある馬が少なくて、ならば傾向の毎日王冠の項目が有力と判断、鞍上も怖いですし。
当日の馬場も確認して、最内が荒れて逃げが決まらなくなるとか、外差しが良いとか、そういう印象を持ったら差し馬に傾ける感じにしようかと。
そんな感じで、今回もおいしく当てたいものです。
では。
天皇賞(秋)
この距離は、ジェンティルドンナ、エピファネイア、ジャスタウェイが抜け、ゴールドシップもいない戦い。
やや近年から考えると実績馬に欠けるメンツ、それでも上昇してきた馬も多く、面白い一戦。
昨年はこの距離は層が厚くなって他の距離からの馬には厳しいと書いたのですが、今年に関してはちょっと危ない可能性も。
昨日は、重賞で安定して強い競馬をしているか、東京で実績がある馬が主力。
穴は毎日王冠の上がり最速の馬で、昨年のスピルバーグも毎日王冠で詰まって上がり2番目を考えて候補にして正解でした。
という感じで、昨年の転載で少し手を加えて傾向。
今回は過去7年のレースの3着を調べてみました。(ここにはその詳細は書きませんが)
するとよく来るタイプがちらほらで、それをまず書くと
①東京2000m以上のGIレースで過去に連対したことがある。(21頭中12頭が該当。前年3着以内した馬がまた3着以内することも結構あるので、高いレベルの東京でのレースで強い内容を示した馬は、たとえば宝塚みたいなコースが苦手でもここで復活ということも)
②今年の毎日王冠で上がり最速を見せていた。(これは過去7年でジャスタウェイ、ダークシャドウ、ペルーサ、カンパニーと4頭出ていて、スピルバーグは詰まって上がり2番目で傾向から残した馬でした、特に注意すべきはGI実績に欠けた馬はこのパターンが多いということで、7年で5連対は人気のわりに凄い好成績です)
①と②の重複はありませんからこれで17頭までは該当。
もちろんこれで全部埋まらないのが傾向の苦しいところ、例外的な馬がいくらもいるわけです。
それらを列挙してさらにその中から傾向を導き出す。
2012年3着ルーラーシップ@GI掲示板は幾多、春ついに海外でGI制覇で宝塚2番人気で2着。
2011年1着トーセンジョーダン@有馬記念5着あり、GI以外は最近全部勝っているものの、宝塚9着→札幌記念1着で。
2010年3着アーネストリー@最近安定して宝塚3着→札幌記念1着から、2人気で。
2008年2着ダイワスカーレット@謎の東京初出走、それまでの成績は文句なしも、春の大阪杯以来で不安もあった。
となってます。
これらの馬の共通点を探ってみるとこんな感じに
③GI5着以内orGⅡ3着以内orGⅢ2着以内or他は1着、というのを5戦以上続けている。(実はトーセンジョーダンだけは例外あり、久々の宝塚で飛んでますが、それ以外は手堅い、いずれもGI5着以内は経験していて、ダイワスカーレットに至ってはデビューしてからすべてでした)
また、少しこれだと絞り切れず、①はおのずと多くなるので、その中でもちょっと調べてみると、ここ1年でGI5着以内したことがある馬しか来てませんでした。
紛れがあるので上位の着順の入れ替わりはあるということも考えておいた方が良いでしょう。
これで昨年はうまくいったのですが、昨年の4,5着はこれに該当してないので不安はあります^^;。
ではチェックしてみましょう。
①ペルーサ、ワンアンドオンリー、イスラボニータ、スピルバーグ
②アンビシャス
例外、ディサイファ(エプソムC3着は、エイシンヒカリとサトノアラジンが前にいて評価が確定してないのでOKとして)、ラブリーデイ(3000m以上を除けば重賞5連勝中で残し)、エイシンヒカリ(逃げ馬で失速の1回は多めにみる)
さらにこの1年で5着に来てない①の馬はペルーサで、これを除いても7頭しか残らない。
少し心もとないのは、①が例年主力のはずなのですが、例外の方が人気なっている。
なので全体に拡大解釈することにしました。
①は3着にするとサトノクラウンが入ってきます。
②は上がり2番目までOKにするとステファノスが。
③は辛うじてサトノクラウンが皐月賞の不利を大きめに取って残し。
ということで9頭に増やせました。
さすがにこれくらいでなんとかなりそうに思います。
とにかく傾向的には混戦というイメージが強くプラスアルファが必要に感じてます。
騎手であったり展開であったり、そんなところです。
展開はエイシンヒカリの逃げですがが、東京2000mは嫌でも少し速くなってしまう傾向があって、エイシンヒカリがガクッとスローに落とすならともかく、やや離して逃げたいタイプでもあって遅くともMペース、そうなると上がりは34秒後半以上でしょうから、毎日王冠のような高速の上がりとは違うレースになりそう。
一方後続は33秒台の上がりが使えるので、あとは前がどれだけ耐えられるかという感じに。
自分の見立ては意外と差し馬が台頭してくるとみているのですが。
では予想。
◎本命候補
@アンビシャス@対戦相手としてはラブリーデイ以外の有力とはほぼ戦っていて、決め手はそこでも上位、内枠でおとなしくできるし、鞍上はデムーロ、もちろんうまくさばいて追い出せるかがカギなのでこの鞍上は心強いし、叩いての上積みもありそう。
@エイシンヒカリ@ここ2戦はSペースでの勝利で厳しい流れは心配も能力は上位、スムーズなレースができれば後続を完封しても不思議ないし、その器がある、崩れる時は掲示板もない可能性のある馬かと。
△対抗
@ラブリーデイ@3000m以上を除けば今年は無敗、小回り巧者で軽い馬場が向くだけに、少し荒れ始めた坂のある東京コースがどうか、それでも今の勢いなら突き抜けてしまう可能性もあって。
@サトノクラウン@久々が気になるものの、能力はかなりのもの、自分の感想だとダービーは距離が長くての3着、それだけに2000mはかなり面白い、軽量と鞍上でうまく立ち回れば。
×紐
@イスラボニータ@昨年より2kg増で、前走最後に差されたのが気になる、先行が恵まれたレースだけに差し有利になってくると苦しい可能性も、叩いてダービー2着の力を信じて。
@ディサイファ@ラブリーデイの勢いには負けるが、勢いでは上位の馬、やや伏兵的な存在も内枠と前走の最後の伸びからチャンスはありそう、これまでGI完敗だが果たして。
@スピルバーグ@こういう時に恐いのが藤沢厩舎、昨年と同じ感じも、毎日王冠では馬の後ろに入って追いづらく上がりの速すぎるレースよりは地力タイプ、昨年ははまった感があるがコース巧者で来てもおかしくはない。
▲穴
@ステファノス@前走はアンビシャスとの叩き合いでやや競り負けたが、前走不向きと見ると重賞で崩れないレースっぷり、決め手が生かせる展開になったら台頭があっても良い。
@ワンアンドオンリー@大穴で入れておこうw、この1年国内は全くだが、海外GI3着は立派、溜める競馬に回帰すればGI勝ちの決め手は侮れない、まあ期待としては火もに入れるくらい良いかなという感じ。
今回はとにかく混戦、東京GI実績のある馬が少なくて、ならば傾向の毎日王冠の項目が有力と判断、鞍上も怖いですし。
当日の馬場も確認して、最内が荒れて逃げが決まらなくなるとか、外差しが良いとか、そういう印象を持ったら差し馬に傾ける感じにしようかと。
そんな感じで、今回もおいしく当てたいものです。
では。