ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

ジャズ脳化するトレーニング 松田昌の音楽トレーニング

2012年05月27日 | 

「〇〇脳」なんていういいい方が流行ッていますが、「ジャズ脳」って使われているのでしょうか。教則本のタイトルにつけたらヒットしそうだと思うのですが。

以前面白い動画として紹介したことのある鍵盤ハーモニカの松田昌先生の音楽理論書を入手しました。松田昌の音楽トレーニング

ジャズを志す人へ向けた内容となっていることと、付属のCDがよくある打ち込みではなく生楽器を使っていて飽きることなく聴けることがこの本の特徴でしょう。

Amazon、ヤマハ(版元)では販売終了。セヴンショップでは在庫があったようで購入できました。最近知ったのですが松田氏は審査員として2008年アジア太平洋ハーモニカ大会へ参加されたそうです。鍵盤ハーモニカもハーモニカつながりってことでしょうか。

どの辺がジャズ脳に刺激をあたえるのか?

「メロディーフェイクの方法7種類」「半音ずつあげて12キーで練習しよう」「黒い瞳のコードにいくつかのモチーフを展開させてみよう」「ワンノートサンバの分析」等々・・・。

私のようにアドリブしていると次のコードが分からなくなってしまう人には「アルペジオを弾きながら次のコードを言葉に出して言う」という方法が示されていました。しかしハーモニカ吹いてたら言えないやんけ!とつっこみたくなりますな。

日々の練習課題を引き出すいい虎の巻になりそうです。

 

 

 


ハーモニカイベント川崎ハーモニカ祭り、

2012年05月20日 | 

川崎ハーモニカ祭りというのが5月18日、19日にありまして、出演してきました。時間があまりなく残念ながら一部しか見れなかったのですが参加者が300人をこえる大イベントということらしいです。

ホールでの演奏ということでもちろん緊張もしましたが楽しみました。身内の自由が丘ブルースハープクラブから2名の参加(誘っていただき有難う。)で彼らの演奏も素晴らしくハーモニカアスリートだなぁと感じました。

ホールでの演奏を目標に設定するというのはモチベーションも上がるしいいいですね。

ハーモニカのイベントってどのくらいあるのかと思って探したらここにでてた。関東地域ハーモニカカレンダー

その中で気になったのがスヴィング来日公演。ちょっとこれはみたいですね。ハーモニカの音のなかにはユーモアっていうのもあるからね。それを表に出せるグループだったら楽しみだ。

 

 

 


私のクロマチックハーモニカ達。

2012年05月16日 | ハーモニカ

ギターを次々と買ってしまい、家におけないので(嫁さんに知られるとまずい)行きつけのミュージックバーにキープしている人を知っています。

私はハーモニカは気に入ったものが一本あればいいなと思っているけど、やっぱりいろいろ増えてきています。新しいハーモニカを試したい時は何か自分のサウンドに変化を求めたい時とか、新しい取り組みに対して手元にある楽器に不足を感じた時なのでしょう。

初めて買ったのはトンボのフォークヤング。ろくに吹きもせず、分解しているうちに壊してしまった。ブルースハープを始めたころかな?名前が70年代っぽいですね。。私が買った頃ケースが布製だったような気がする。トンボのホームページによると配列が複音ハーモニカと同じなんだそうです。今吹こうと思っても練習が必要かな。

トーツ・シールマンをよく聞くようになりホーナーのスーパークロモニカ270を買った。ブルースハープはけっこう吹いていたので、クロマチックに挑戦するような気分で買ったのだと思う。だが、ブルースハープとの差異も大きくあえなく挫折。当時口髭を生やしていて良くレバーに挟まっていたなぁ。今は机の奥で眠っています。

でも音色は1番すきですね。ポール・サイモンや、ビル・エバンスとやった頃の音がすきですね。たまには吹いてみようかな。

1997年頃にホーナーのCX12がでてこの吹きやすさだったらいけるかな。と思いスタンダードなんかに取り組むようになった。しかし音色が従来ハーモニカのイメージと違ってた。カバーの材質が大きく影響しているんだろうけどね。もう少しクリアな音だったらいいのに。私の持っているのブラックだけどゴールドはちょっと違うらしい。

また、いろいろな曲を練習するうちもう少し下の音域が出る4オクターブのハーモニカに興味が出てきた。そしてスパー64を購入。

スパー64はちょっといかつい感じで理想の音とはちょっと違うけど良く使った。ちょっとレバーのバネが強すぎるつくりで、そのため肩に力が入ってしまう悪い癖がついてしまった。レバ-もろくに掃除せず吹いていたので、滑りも悪くバネがレバーのあなを拡げてしまった。知らないってことは恐ろしい。

もう一本スパー64をもっていて大阪の徳永氏調整のグレードアップハーモニカ。あの音色のハーモニカですよ。バランスが素晴らしく低音から高音まで全ての音が出しやすいのに驚いた。いったいどのような調整が行われているのかいつか伺ってみたい。

谷口楽器に行った時見つけたのが鈴木楽器のマジックガーデン。「生産中止ですのでお安くなっています。」という話で、14穴である。3オクターブ半でることが一番の魅力であった。クロード・ガーデン氏はCx12の愛用者だった。故にCX12のふきやすさを持ち、さらにマウスピースが薄く口にフィットしやすくできている。クロード・ガーデンは生前どちらのハーモニカを使っていたのだろうか。ベンドを効果的に使う奏法はcx12の方に軍配は上がりそうだし、音色はマジックガーデンの方が私は好きである。

デザインは他のメタリックなイメージから脱したエレガントなムードを持っていて音色にも合っていた。

しかしハーモニカも使っているうちにいろいろ気になるところが出てくるもので、低音部の音が曇っているのが気になってきた。良く響いてくれないのである。うまく調整すれば良くなるのかもしれないが・・。

ドの音より下の音がほしい理由はジャズの曲の一般的なキーすなわちサックスのキーで吹きたかったから。しかし今サックスがいるバンドでアンサンブルをやっているのだが、どうしても同じ音域だと、音量でサックスに負けてしまう。他のプレイヤーに聞こえないなんていわれたりする。一オクターブ上で吹いたらきこえたりする。上で吹いた方がハーモニカらしいか。

低音部の響きがいいスパー64を使うか、音域を一オクターブ上げて3オクターブのハーモニカを使うか・・・・考えているうちにちょっと違うハーモニカも試してみたくなってきました。

CX12 テナーの購入を決めました。   

 

 

 


南里沙さんのインストアライヴとメンテナンス講座参加してきました。

2012年05月05日 | 日記

先月に引き続き谷口楽器インストアライヴに行ってきました。

素晴らしい演奏の後、メンテナンスの講習会。次々とでる質問に対して、南さんの気さくな受け答えの応酬で、縁日の手品用品の販売か、

調理器具の実演販売か見間違うほどでした。

いくつか勉強になったところを挙げてみます。

「バネは緩くしないと難しい曲は吹けません。」という話。

私も3年程前にクロマチックプレイヤーのブログを読んで気付きました。バネを緩くする方法があるのだと。

当時固いレバー操作のために、ずいぶんと力む癖がついてしまい、困ったことがありました。リズム的な対応力も悪くその力みはいくつかの悪い弊害をもたらすことになっていた思います。

バネは緩めた方がいいか、きつい方がいいか、これについては様々な考え方があると思います。が、試す価値はあるでしょう。

バルブの替え時についてお尋ねすると、「本番前ならば、曲を1、2度吹いてまた同じ音で張り付くようなら交換します。

バルブの張替などは修理に出すより自分で直せるようになりましょう。」とのことでした。

「オーボエ(ハーモニカを吹く前はオーボエ奏者だったそうです)のリード削りに比べたらバルブの張替えなどは楽です。」だそうです。

ブルースハープの平松さんも登場しアドリブ合戦も白熱した盛り上がりでした。

メンテナンス講座は今後も谷口楽器さんに期待したい企画です。


10ホールズでBlussettってやっぱすごいね。

2012年05月04日 | 動画

CDの棚を整理したら、あまり聞かないCDがみつかった。

あまり名前を聞かないなア。Jean Labre の「Harmonica Man」

久しぶりに聴いてみたらクロマチックハーモニカも、ダイアトニックハーモニカ(10ホールズ)も超上手い。

1991年発売だけれど買ったのは1997年ドイツへいったときだ。あまり聞かなかった理由は当時の私はほとんどブルースしか聞かない若僧だったのであまり魅力のないCDだと思ったから。

ホームページを検索してみたらクラッシックの先生でこの4月にはなんと日本に来ていたらしい。

「Harmonica Man」はビートルズナンバーや、キャラバン、インザムード、ドンウォリー・ビーハッピーなんかのポップスだ。

クラッシックもポップスも分け隔てなく吹く人なんですね。

動画をさがしてみたらこんなのがあった。

Jean Labre Blusette。

もう一つ、ついでの紹介で申し訳ないけど、

10ホールズでやってるGus Gamblerさんっていう人、これがすごいね。私は試してみようと思ったことすらない。

だからどれくらいすごいかわからないけどね。