ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

サムライスピリットで音楽

2012年01月23日 | テレビ、ラジオ

1月23日に再放送されたサムライスピリット。格闘家のニコラス・ぺタス選手が合気道の達人に指導を受ける。合気道が他の武道と大きく異なる点は、力と力のぶつかり合いではなく、相手の攻撃をかわし相手の力を利用し、戦わずして勝つ。武道の精神性を重んじている点が他の勝ち負けに重きを置いた武道とは一線を画すということらしい。昭和の生まれのスポーツ根性アニメやドラマで育った世代なので、その極意が、力学的に解説されるこの番組は正月にも見たけどまた、見てしまった。

師範に面白いように投げ飛ばされる弟子たちを見ていると、バレーやダンスをイメージさせる。ニコラス・ぺタス選手が師範に質問した。相手の力を利用するとはどういうことですか、師範曰く。

「偉大な歌手が、多くの観客のまえでそのパワーをもらって歌うようなものです。」と言い出した。

ジャズの演奏は格闘技という人もいるが、合気道は音楽だという格闘家もいる。ならば、どちらの極意も合い通ずるモノがあるということか。

居合抜きの達人甲野善紀氏にフルートの指導を受けた演奏家がいた。どんなことを習得したんだっけ。 次のブログに詳しい。

笛物語 ・・・「手の内」の項目に書かれている緊張をとる方法は有効だと思う。ハーモニカ奏者なら、緊張すると横隔膜が上がって腹式呼吸がしにくくなるのは経験上良く知っていることでしょう。

他のページに下駄で歩くことが演奏家にとっていいことが書かれていた。最近ウオーキングシューズ(底が丸くなっていて不安定な奴)で歩いている。下半身が鍛えられてリズムが安定してきたような気がしている。関係あるかも。丹田を鍛えるってことかな?

ピアニストの先生のブログにもでてきてた。

ジャズピアノ練習日記

 


こころ旅のブルースハープ

2011年10月14日 | テレビ、ラジオ

自転車の旅番組「日本縦断こころ旅」秋編が始まっています。

あのテーマ曲のブルースハープバージョンが劇中流れていましたね。どなたが吹いているのかと思いきや

作曲者平井真美子さんのホームページを覗いてみると今出宏さんでした。

サウンドトラックや、楽譜も購入できるようです。ブルースハープのスタンダードになるといいですね。

 


週刊ブックレビューに山下洋輔氏登場

2011年10月06日 | テレビ、ラジオ

好きなTV番組のひとつに「週刊ブックレビュー」があります。読書会をそのまま番組にした構成で、様々なゲストコメンテーターがいろいろな本の魅力について語る番組です。NHKBSの長寿番組で亡くなられた児玉清氏が長く司会を務められていました。

毎週一冊特集で取り上げられる本があり、著者自身のインタヴューが見れるのも魅力です。作品に込められた作家の心を言葉として疋田セレかどうかが司会者の勝負どころであり見所です。レコーダーに残っていた少し前の放送の中に山下洋輔氏がゲストで新刊の本の紹介をされていました。私はフリージャズはほとんど聞かないのでジャズマンというより作家としての山下洋輔のファンです。テレビに登場する時の真摯な語り口と激しい演奏とのギャップと文章の楽しさが氏の魅力でしょうか。画一的なキャラクターの中でしか物言えないタレントの中で多面的要素を秘めたキャラクターがむしろ自然体に見える貴重な存在です。

俳句や、落語の寿限無の口調を曲にしたりフリージャズの面白さをピアノを弾きながら説明されていました。好きな事をとことん追求してきたとも話されていました。

司会の中江友里さんが最後に質問されました。

「若い人が自分の好きなことを表現しようとしている。でも世の中に通用する人と、そうでない人もいる。その方々にどのような言葉をかけられますか?」

山下氏丁寧に答えてられました。

「好きなことを見つけた人は幸せです。それを通して世界を知ることができるし、私自身もジャズを知ったおかげでクラッシックがあるこを知ったし、勉強も苦でなくなる。あとはどう受け入れられるかということが問題としてあるが自分の好きなことだから必ず同じような人がいることを信じること。それが大事です。SFのように同じ異星人探しをするのも楽しみだ」

命がけで異星人探しをしてきた山下氏の真意をよくぞ引き出したインタビューでした。

以下山下氏の驚きの映像

 

 


心にしみる風鈴の音

2011年08月06日 | テレビ、ラジオ

「手わざ恋恋」といBS放送の番組をみました。日本の職人技を女優壇れいさんとめぐる旅番組です。

6月に放送されたものが未見の状態でハードディスクにのこっていたのでつけてみると。風鈴職人の方が登場し、その音色についてコメントされていました。

風鈴は本体の淵に中につるされたガラスの棒が、風でゆれてぶつかり音が鳴ります。文字通り透明感のある音です。ただそれだけではなく中のぼうが本体の淵をこする音も風鈴の音にあり、そのざらついた音色があってこそ、こころに沁み入るのだと。

風鈴の音

意外といろいろな音が混じりあっていますね。いくつか他の動画もみてみました。風が弱い時はあまりこすれる音はしないようですね。

すぐに思い浮かんだのは「ハーモニカのサブトーンです。」

津軽海峡冬景色

音の立ち上がりの時にときどき聞こえるザラっとしたヒヅミが日本人の心を撫でるようで素晴らしい。当に日本的と言いましょうか。欧米でも受けるかもしれませんね。