ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

ジャムセッションの勉強をスタンダードジャズハンドブックで。

2011年06月28日 | 日記

錦糸町のJ-flowでジャムセッションに参加しました。はじめての参加で緊張しましたが。失敗も多々あり。反省も多々あるが気にしないことにしよーっと。お店の空気は下手な私には易しく、楽しんできました。

自分のレパートリーを増やしていきたいところですが、参考にすべき音源をガイドしてくれる本があります。

「スタンダードジャズハンドブック」(中央アート出版社)

スタンダードを演奏するうえで、聞いておくべき音源を上級者の視点で解説している。ここまで演奏家の立場にたってガイドした本はめずらしいと思います。画期的ですね。

多くの音源に当たり研究している上級者の姿勢にはさすがと思わせるところがあります。内容について正直まだわかんない部分も実はずいぶんあります。おいおい分かっていければいいな。

著者のひとり高木宏真氏はジャムセッションにアンサンブルの指導を取り入れたセッションを主催しています。一度私も参加したことがあります。ちょっと間があいてしまいましたがまた参加したいと思ってます。

高木宏真氏のホームページ


修理に出したハーモニカ2本が帰ってきました。

2011年06月24日 | 日記

6月5日お茶の水の谷口楽器にハーモニカの修理をお願いしました。

1 HOHNER CX-12   ’95年頃ドイツで買った思いで深いハーモニカ。

       問題点     音程が悪い、高音部が響きにくい、バルブが古くなっている。

     対処内容      全バルブ交換、リードプレート分解洗浄、ボディ裏バックスプリング交換

                 リードプレート固定ネジ錆おれ予防のため交換。

       経費       バルブ36枚・・360円  バックスプリング・・2000円   技術料・・2000円

    クロマチックハーモニカに取り組もうと思って買った頃のハーモニカ。'96年頃当初音色はちょっと異質な感じ

  がしたけど吹きやすさという点では革新的な構造をもったハーモニカだった。

  クロードガーデンが大変気に入って使っていると聞いたことがある。

  バックスプリングの本来4っつある詰めの一つが折れてしまっていた。音に影響はないと思ってずっと使っていたが、

  今回交換されてしまった。古いものと新しいもの両方で試してみたが、改善されたかどうかはちょっと疑問が残る。

2 HOHNER Sper64  音域が広いのが利点。サックスのために書かれたようなジャズの曲に対応しやすい。

       問題点     5番吹音が鳴りにくい、3番吹音が詰まる、4番吹音がならない。

                 低音4番吹音がならない。

      対処内容     アゲミ修正、リード角度調整、はみ出した接着剤の剥離修正

       経費       技術料・・・・1000円

細かい部分が大きく音や吹きやすさに影響する。自分で対処した結果が帰って裏目に出た部分もあるようだ。

修理にかかる時間は谷口楽器経由で出すと2~3週間といったところ。以前近くの楽器屋さん経由で出していたが、

1か月以上戻らなかったことがあった。最近では谷口楽器ホーナー社のハーモニカなら谷口楽器がはやいかも。

 

 

 

 

 

 

 


ハーモニカの演奏は弦楽器に学べ。

2011年06月23日 | 動画

トゥーツシ―ルマンスがジャンゴラインハルトの演奏から影響を受けた事は、時代的にも想像しやすいです。ではハーモニカはというとステファングラッペリの名前が出てきそうです。

20年ほど前のジャズの雑誌の記事で、トゥーツシ―ルマンスはステファングラッペリとは別のバイオリニストの名前を挙げていたように思います。彼のユニークな空を舞うようなフレージングの陰にバイオリンの音が隠れているように感じるのは私だけではないでしょう。

クラッシックにはたくさんのバイオリニストがいるのでこれから調べて聞いてみたいと思っています。

そのような気にさせたのがバイオリニストではありませんがチェロのヨーヨーマの演奏でした。

クリス・ボッチ & ヨーヨー・マ       ニューシネマパラダイス

ひとつのフレーズ、ひとつの音の中にさまざまな色が混ざってるようなに聞こえてきます。

クラッシックのハーモニカも聞いてみたいと思っています。10ホールズハーモニカの演奏の中にもさまざまな表現の色を描くプレイヤーもいるでしょう。見つけてみたいです。

 


ハーモニカの裏技は「アコギ上達100の裏ワザ」に学べ

2011年06月22日 | クロマチックハーモニカ練習法

リットーミュージックから出版されている「100の裏ワザ」シリーズはご存知の方も多いと思います。楽器屋の書籍棚にカラフルなカバーで並んでいますからけっこう目立ちます。ギター、ベース、ドラム、キーボード、サックス、と何種類かあり幅をきかせていますね。

ハーモニカの裏ワザはまだ出版されていない?様ですが、どの楽器の裏ワザもハーモニカで応用したり、参考にする部分が多々あるので楽しいシリーズです。

例えばアコギの裏ワザ、「アルペジオでグルーブさせたければ音の止まる瞬間を理解する」・・・・・出した音の粒の終わりを意識しろということでしょう。これなどはどんな楽器の奏者にも有効な格言だと思います。

作者のいちむらまさき氏は「プロギタリストになりたければドラムかパーカッションを習いに行け」と云っています。真意はプロギタリトの壁はリズムだから若いうちにリズムのトレーニングをしっかりしろということだそうです。

もし楽器を習いに行った先で、先生がリズムトレーニングが重要だからリズムトレーニングばかりやっていたら生徒はやめていくでしょう。教える側の難しさもこの辺にあるでしょうね。

いちむら氏の一つの音のこだわりについてはまだ続きます。

「本当にうまくなりたければ音の止め方に学べ」これをハーモニカに応用するなら「消えていく音をコントロールしろ」というように翻訳できると思います。一流のプレーヤーの演奏のポイントの一つはまさにここにあるでしょう。

練習材料はこの本をガイドにまだまだ見つけられそうです。


J-popの中のハーモニカ 「駅」

2011年06月17日 | 動画

甲斐よしひろさん NHK「SONGS」での 駅 で吹く西脇辰也さんのオブリの極みといったかっこいいハーモニカです。

オブリの極み

同じく甲斐よしひろさんのツアーでのライブバージョン。ハーモニカは出てきませんがこちらも是非

是非お楽しみください

甲斐よしひろという人はドラマチックなストーリーを歌にするのがすきみたいですね。「ブルーレター」なんて曲好きでした。あの曲もブルースハープがにあいそうですね。・・・・・・・・と思ってさがしたら最近はご自分で吹かれてますね。