メジャースケールを吹くときに移動ドを意識する。
Fメジャーを吹くときに ファ、ソ、ラ、bシ、ド、レ、ミ、ファと穴の位置を確認しながら吹くことを
覚えたら、ドレミファソラシドと響くことも意識する。 (ラとbシ、ミとファが半音階であることを感じながら
と言い換えられるかも。)
または、度数で1、2、3、4、5、6、7、1と数字にする。
これはナンバーシステムという方法でN.Y.のニュースクールで教えられていたギタリストの井上智先生のセミナー
でも使用されていた。先日参加したグレゴワ・マレットのセミナーでも出てきた話で、結局はこれなんだろうな。
「クロマチックハモニカでも、ギタリストがフレッドをずらして移調するように、移動ドで演奏できるのだろうか?」
ずっとこのような疑問を持ってきたのだが、結局は固定ドと移動ド両方の感覚を持ち合わせることがアドリブを
演奏するには不可欠なのだということなんだ思います。
全てにキーのドレミファソラシドに12345671の番号を付けたのがナンバーシステム。
どこかのブログに誰かが書かれていました。
「チャーリー・パーカーの練習のテープを聞く機会があった。そこでチャーリーパーカーはメジャースケールを
練習してた。チャーリー・パーカーでもメジャースケール練習するのか!」
どのような狙い、や目的があったのかまではわからないが、キーに得意不得意があるうちは練習課題には
なるでしょうね。