ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

ハーモニカ映画

2010年12月11日 | 日記

ハーモニカを使った映画の主題歌はいくつかあると思いますが、私の好きな映画は健さんの(通じるかなこの愛称?高倉健ですよ)「夜叉」です。ハーモニカはトゥーツシ―ルマンスで、音楽監督は佐藤充彦。ヤクザ映画というよりは、フランス暗黒映画の雰囲気をねらったネオフィルムノワールっていう感じ?日本海沿いの港町の元やくざの漁師の話。昔のしがらみから足を洗おうと思っても洗い切れず、大阪のヤクザに話をつけに行く。監督降旗康男は後に「ホタル」でまた複音ハーモニカを高倉健に吹かせているらしい。(未見)

 

夜叉     挿入歌

ビートたけしの演技、その他脇の共演者もいい感じで。機会があったら是非ご覧ください。


ハーモニカの音色

2010年12月06日 | ハーモニカ練習

ハーモニカの音色についてちょっと気がついたことがあったので書き留めておこう。

マイクを通したり、エフェクターをかけたりの外からの操作の話でなくて生音の話。

音色に影響を与えるのはは息の形だったり、密度や、スピードということもあると思う。また音の立ち上がりの音色はその人の音のイメージを決定づける大きなポイントになるだろう。吸った息が口の中のどこに当たるか、吸った息の頭を口の中のどこで受けるか。

次に息の頭を肺に引っ張り込む時にどのくらいの圧力というか抵抗を加えてひっぱロこむか。先に上げた密度の話である。これらはしっかりとした腹式呼吸ができてこその話なので、自分としてはより深いというか高いレベルの腹式呼吸を目指さないといけないのだなあと思ったりする。唇とマウスピースの接着具合も音色を作る要因の一つだろう。

なぜこんなことを思うかというと、最近バイオリンの音色のというのもすごいものだなあと思い知らされたことがあって。一音弾く中にもずいぶん変化を見せることに驚いた。弓で弦をこすって音を出すバイオリンと息でリードをこすって音を出すハーモニカと似ているのでいろいろ参考になる部分はあると思う。

ロングトーンの練習もしないといけないなぁ。

 ステファン・グラッペリ   スターダスト