この枯葉という曲はモダンジャズの象徴的な曲で、シンプルでありながら奥深い楽曲で、ブルースハープでもやりますね。ブルースハープでやった枯葉を始めて聞いた時には驚きました。「こんな曲もできるんだ。」新しい魅力の発見で、世界がひろがった感じがしました。
ハワード・リビーなんて人がいて、一本のハーモニカで枯葉を全てのキーに転調させて吹く人がいたりして澁谷の楽器屋で見つけた教則ビデオにおどろいたもんです。(後に実際ドイツでその演奏を聴くことになるんですがその話はまたゆっくりと・・)
私はシーケンサーに枯葉のコード進行を打ち込んで練習しました。
まずコードトーンを覚え、それらの音が伴奏の和音の中に溶け込んでいく感じを聞きながらアドリブを練習したり、スケールを練習したり、リズムトレーニングをしたり。
シーケンサーを使わずとも、自分でカラオケを作ることは可能でしょう。メトロノームを鳴らし、それに合わせて、ベースになったつもりで、コードトーンを吹きます。ド、ミb、ソ、シb,ファ、ラ、ド、ミ・・・・これを録音しカラオケとする。カラオケを作る作業も練習になるでしょう。
カラオケを鳴らしながら、アドリブを吹いたら、手本とすべきプレイヤーのアドリブを聞いてみましょう。何人かの演奏をよく聞くと、アドリブとはいえ、フレーズの作り方に共通の感じ、つまりアドリブの歌い方が感じ取れると思います。
それらを身につける作業が課題となってくると思います。どんな音を使うかということも大切ですが、リズムが正確であるということをおろそかにすると後で苦労することになります。
注意すべきはリズムに正確にのるということで、一音崩れだすと次に続く音が次々とはずれて気持ち悪いことになるので、何回も自分の演奏を繰り返し録音し自分の耳でチェックすることが必要です。
「リズムに正確であれ」は今の自分にとって、重要な課題でありますのでこのブログでもこれから気付いたことがあればフォロー
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