ブルースハープ(最近はみんな10ホールズって呼んでる)のサークルに所属しています。「自由が丘ブルースハープクラブ」といいます。月1回集まって演奏を披露したり、課題曲を練習したり、教則本を紹介しあったり、次はなにをやろうかダベリあったり、わりとマッタリした会合です。
ちょっとホームページを覗いてみてください。
自由が丘という街は生まれ育った所と近く学生の頃からぶらぶら、本屋を覗いたり、レコードを買ったりした街だったので、まず名前が気に入りました。
指導者がいてレッスンを行っているわけでもなく、ハーモニカを持ってきて何かやろうというだけで、何年も続いている不思議なサークルです。次回は私のお気に入りのCDを紹介するコーナーと、リズム遊び的なゲームをやることになっています。「リズム遊びをしながらブルースのアドリブができるようになる。」そんなゲームを作りたいと思っているのですができるかな?
紹介するCDは続木力(ハーモニカ)、小泉清人(ギター)による「デュオ・ライヴ」に決めました。
続木氏についてはここで改めて紹介の必要はないかと思いますが、ご存知ない方のために YouTubeから動画を紹介しましょう。
鉄腕アトム パリヤーソ
Satin Doll 続木小泉デュオ
ブルースしか聞かなかった私にメロディックなハーモニカの世界を見せてくれたのが続木力氏でした。はじめて続木氏の演奏にふれたのは、妹尾隆一郎氏主催のパーティーで続木氏と妹尾氏の二人だけのハーモニカの演奏。たしかFunkuのリズムでブルースをされていましたが、目が回りそうでした。続木氏のハーモニカは、2ndポジションでもブルースのフレーズではなく、コードトーンとクリアな音でのスケールを組み合わせた独特の音色が特徴です。
妹尾、八木、続木のトリプルハーモニカによる「ハーモニカ道場」なるライブも衝撃的でした。あれは1992年頃だったかな。
自由ヶ丘にあった。アンクルトムというジャズバーでも続木さんの演奏はよく聞いたなあ。一緒に共演された方は、ジャズの演奏家が多かったと思いますが、ブルースハープとの演奏で選曲に苦労されたのではないでしょうか。どんな曲やってたかな。
オール・オブ・ミー、ハニー・サックル・ローズ、ジーベイビー、枯葉、プリーチャー、テルミー・ザ・ベット・タイム・ストーリー。こんな曲もブルースハープでやるんだ!っていう驚きにあふれたライヴでした。(今にして思えばわりと定番かもしれないが・・・)
続木さんに聞いた話ですが、フランスで路上演奏をしていた頃、飛び入りで入ってきた黒人のハ-モニカ吹きがいたそうです。だれあろうそのひとはシュガー・ブルーだたそうです。ひエ~・・・・。フランスで活動してた頃のバンドはブルーグラスのバンドだったそうです。あのグルーブはブルーグラス仕込みってことになるのでしょうか?
続木、小泉のデュオの演奏にはまってしまった方への朗報。一緒に演奏されている小泉清人さんは高円寺のバー「age22」でボーカルセッションをされています。私はここでハーモニカで参加させてもらったことがあります。楽しかったです。おすすめです。