ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

I'll close my eyes を採譜してみた。

2012年01月27日 | 最近の練習

Blue Michell の I'll close my eyes をカスタム(キー、テンポをコントロールできる)をつかって採譜してみた。

この曲が名演奏といわれている理由というのはやはり曲がいいし、Blue Mitchel の演奏がいいから。それにWynton Kelly のリリカルな演奏が心地いい。Kellyの後に再びBlue Mitchelがワンコーラスソロをやったりしてる。Kellyのソロに触発されてのことかな?

採譜でいくつか気付いたコツをメモしておこう。

1、採譜しやすいところを最初に譜面に書いてしまおう。

2、採譜の途中で楽器の練習はしない。採譜が進まなくなる。

3、難しいところは、まず符割を押さえて書き込んでしまう。音程については後から。わからなければ適当にとりあえず書いておこう。自分の練習に使えれば十分といういい加減さも必要。

プロの採譜家のホームページ 採譜の部屋 を発見。実に多くの出版物がある方のようです。

ジャズのアドリブの採譜した譜面を手に入れたい人は・・。

雑誌「ジャズライフ」はアドリブソロを採譜したものをずいぶん掲載してきたから、バックナンバーを図書館で検索してみる方法もある。在住の市や区の図書館で検索してみてはいかがでしょう。

ジャズ資料館 (これは便利)のデーターベースを使って曲目を入力して「ジャズライフ」のいつの号に掲載されているか調べることもできる。

 

 


サムライスピリットで音楽

2012年01月23日 | テレビ、ラジオ

1月23日に再放送されたサムライスピリット。格闘家のニコラス・ぺタス選手が合気道の達人に指導を受ける。合気道が他の武道と大きく異なる点は、力と力のぶつかり合いではなく、相手の攻撃をかわし相手の力を利用し、戦わずして勝つ。武道の精神性を重んじている点が他の勝ち負けに重きを置いた武道とは一線を画すということらしい。昭和の生まれのスポーツ根性アニメやドラマで育った世代なので、その極意が、力学的に解説されるこの番組は正月にも見たけどまた、見てしまった。

師範に面白いように投げ飛ばされる弟子たちを見ていると、バレーやダンスをイメージさせる。ニコラス・ぺタス選手が師範に質問した。相手の力を利用するとはどういうことですか、師範曰く。

「偉大な歌手が、多くの観客のまえでそのパワーをもらって歌うようなものです。」と言い出した。

ジャズの演奏は格闘技という人もいるが、合気道は音楽だという格闘家もいる。ならば、どちらの極意も合い通ずるモノがあるということか。

居合抜きの達人甲野善紀氏にフルートの指導を受けた演奏家がいた。どんなことを習得したんだっけ。 次のブログに詳しい。

笛物語 ・・・「手の内」の項目に書かれている緊張をとる方法は有効だと思う。ハーモニカ奏者なら、緊張すると横隔膜が上がって腹式呼吸がしにくくなるのは経験上良く知っていることでしょう。

他のページに下駄で歩くことが演奏家にとっていいことが書かれていた。最近ウオーキングシューズ(底が丸くなっていて不安定な奴)で歩いている。下半身が鍛えられてリズムが安定してきたような気がしている。関係あるかも。丹田を鍛えるってことかな?

ピアニストの先生のブログにもでてきてた。

ジャズピアノ練習日記

 


自由が丘ブルースハープクラブであのCDを紹介する予定。

2012年01月19日 | ブルースハープクラブ

ブルースハープ(最近はみんな10ホールズって呼んでる)のサークルに所属しています。「自由が丘ブルースハープクラブ」といいます。月1回集まって演奏を披露したり、課題曲を練習したり、教則本を紹介しあったり、次はなにをやろうかダベリあったり、わりとマッタリした会合です。

ちょっとホームページを覗いてみてください。

自由が丘という街は生まれ育った所と近く学生の頃からぶらぶら、本屋を覗いたり、レコードを買ったりした街だったので、まず名前が気に入りました。

指導者がいてレッスンを行っているわけでもなく、ハーモニカを持ってきて何かやろうというだけで、何年も続いている不思議なサークルです。次回は私のお気に入りのCDを紹介するコーナーと、リズム遊び的なゲームをやることになっています。「リズム遊びをしながらブルースのアドリブができるようになる。」そんなゲームを作りたいと思っているのですができるかな?

紹介するCDは続木力(ハーモニカ)、小泉清人(ギター)による「デュオ・ライヴ」に決めました。

続木氏についてはここで改めて紹介の必要はないかと思いますが、ご存知ない方のために YouTubeから動画を紹介しましょう。

鉄腕アトム パリヤーソ

Satin Doll 続木小泉デュオ

ブルースしか聞かなかった私にメロディックなハーモニカの世界を見せてくれたのが続木力氏でした。はじめて続木氏の演奏にふれたのは、妹尾隆一郎氏主催のパーティーで続木氏と妹尾氏の二人だけのハーモニカの演奏。たしかFunkuのリズムでブルースをされていましたが、目が回りそうでした。続木氏のハーモニカは、2ndポジションでもブルースのフレーズではなく、コードトーンとクリアな音でのスケールを組み合わせた独特の音色が特徴です。

妹尾、八木、続木のトリプルハーモニカによる「ハーモニカ道場」なるライブも衝撃的でした。あれは1992年頃だったかな。

自由ヶ丘にあった。アンクルトムというジャズバーでも続木さんの演奏はよく聞いたなあ。一緒に共演された方は、ジャズの演奏家が多かったと思いますが、ブルースハープとの演奏で選曲に苦労されたのではないでしょうか。どんな曲やってたかな。

オール・オブ・ミー、ハニー・サックル・ローズ、ジーベイビー、枯葉、プリーチャー、テルミー・ザ・ベット・タイム・ストーリー。こんな曲もブルースハープでやるんだ!っていう驚きにあふれたライヴでした。(今にして思えばわりと定番かもしれないが・・・)

続木さんに聞いた話ですが、フランスで路上演奏をしていた頃、飛び入りで入ってきた黒人のハ-モニカ吹きがいたそうです。だれあろうそのひとはシュガー・ブルーだたそうです。ひエ~・・・・。フランスで活動してた頃のバンドはブルーグラスのバンドだったそうです。あのグルーブはブルーグラス仕込みってことになるのでしょうか?

続木、小泉のデュオの演奏にはまってしまった方への朗報。一緒に演奏されている小泉清人さんは高円寺のバー「age22」でボーカルセッションをされています。私はここでハーモニカで参加させてもらったことがあります。楽しかったです。おすすめです。

 

 


ジャズフレーズを取り込む(1)

2012年01月11日 | 最近の練習

ジャズアンサンブルのクラスに通っているのですが、やはりフレーズにジャズらしさが足りないと指摘されてしまった。正直、コードを追うのにいっぱいいっぱいの状態でセッションにのぞんでいるのでフレーズが単調になる。アルペジオとスケールの上がり下がりだけに終始している。

さて、ここからどう脱却していくか?手っとり早いのは「ジャズフレーズ集でも開いて仕込んでみたら?」と先生は云われた。

部分的にあらかじめ決めておいたフレーズを決まった場所で吹く練習をする。ということなんだが、ジャズフレーズ集に載っているフレーズはどのような点でジャズらしいフレーズなのか正直良く解らない。よく解らなかったからまじめに取り組めなかったのだが、参考書籍として

「Saxophone meets guiter サックスに学ぶ美味しいギターフレーズ99」サックスの名演奏のなかのフレーズをギタリストが習得しやすいようにタブ譜を乗せ、練習用CDもつけたジャズフレーズ集。これをちょっときいてみた。

こればっかり聞いても自分の好きなフレーズがどれなんだ?っていう感じになってしまって今一つモチベーションが上がらない。

フレーズを自分で探して集めることが重要であって、集められたものを聞くいていてもね。ちょっと後ろめたさがありますね。

昔買った、山中良之先生のジャズフレーズ集があったのを思い出した。「Jazz phrases in All Key for saxophone」これはその名の通り、すべてのキーで書いてあるのが魅力。例えばⅡ-Ⅴ-Ⅰ進行ではのフレーズが45が3ページにわたり書書かれている。移調したフレーズが全キーで書かれている。そのまま練習曲としても使える。

ちょっとこれを練習曲として使ってみようかという気がしてきた。バップのフレーズを吹くには今よりもテクニックをつけることも大いに必要かと思うし、テンションノートを効かす方法を考えるにはたくさんのフレーズを吹いてみることは有効だろう。今後の練習課題と材料が見えてきた。

まず、覚えるまではゆっくり吹いて、徐々にテンポを上げていく。45フレーズで12キー。しばらくこれで頑張ってみよう。

 


ブル-ゼットを練習してみた。

2012年01月09日 | 最近の練習

ブル-ゼットを練習してみた。昔挑戦してみた事があったがその度に挫折してきた。いくつか壁があって、

1・3拍子であること、手持ちのフレーズでは収まりにくい。(まあ、もともと手持ちフレーズなんてないから気にしない。)

2・転調が多い。

転調つまり、Db、からCbにいったあたりが難しい。ここは迷うところで、CbのキーをBのキーと読み替えて対応した方がいいのかな?

bと#が混在するけど。

とりあえず転調に気をつけてコード感を出すことを目指そう。

家に徳永先生の教則テープがあったのを思い出した。それを練習しよう。