ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

クロマチックハーモニカでオルタードスケールを吹いてみよう。

2018年06月19日 | 病気とジャズ

オルタードフレーズをクロマチックハーモニカで吹くのは難しい。

やりかけて何度も挫折しました。

最近いくつか気が付いた「コツ」みたいなものがあるのでここに上げてみたいと思います。

まずGオルタード・・・とここから入るとすぐ躓きます。

それではどこから始めるかというと

まず、Dbオルタード。

#ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ #ド

#ドのところだけレバーをレバーをつかう。いかがでしょうできたでしょう。

オルタードスケールの覚え方として

第一音#ドを吹いたら波音下のメジャースケールを吹けばいい。

もう一つの考えかたは

第一音#ドを吹いたら半音上のレのメロディックマイナースケール。

結果的には同じ音階を吹くことになります。

一番使うだろう頻度が高そうなGオルタードフレーズは結構難しい。

(半音下のF#のキーを吹けばいいんだけどね。)

易しいところから始めてみましょう。

どうやって使えるようにするか?

それはまた次の課題ということで。

 

 


佐藤博 追悼番組

2013年04月02日 | 病気とジャズ

3月31日日曜の朝、珍しく早起きしたのでYOUTUBEでものぞいてみるかと思ってパソコンをいじっていると山下達郎のラジオの番組で昨年11月に突然亡くなられた佐藤博さん(アレンジャー、キーボード奏者)の追悼特集があがっていた。(この番組があがるのは珍しいのではないか?)

山下達郎の音楽は80年代ほんとによく聞いた。上田正樹と並んで私のフェバリットアーティストだった。どちらもブラックミュージックを音楽的なルーツに持っているが肌合いが違うというか、どちらも比べようもないくらい個性的なアーティストだと思う。ただ二人の周辺にいるミュージシャンには共通するアーテイストもいて、たとえば山岸潤史、中西康晴、佐々木久美など。この京都出身の佐藤博というプレイヤーは早い時期から二人に関わっていたアーティストだった。

山下達郎の放送では「日本で最高のキーボード奏者」と紹介し「佐藤氏がいなければ生まれなかった作品もある。佐藤氏に弾いてほしいと思いながら作った曲もある」とまで言っている。実際佐藤博が係わった曲をまとめて聞いてみると、確かにキーボードの音が曲のサウンドを支配しているような感じがする。

youtubeのサンデーソングブック追悼特集

ラジオ、サンデーソングブックのレポート

小坂忠アメイジンググレイス

 

「8・8ロックデイ’74」におさめられている。サウス・トゥ・サウスのバッドジャンキーブルースは佐藤博の作品で上田正樹の泥臭い声で歌わているこの曲を聴いた時は鳥肌がたったような気がした。サウス・トゥ・サウスの前身バッド・クラブバンドの時に佐藤氏が書かれた曲だそうだ。

最近はグラミー賞にノミネートされたり、青山テルマさんやドリカムの音楽監督などで多忙な日々を過ごされていたのでしょう。死因は解離性動脈瘤破裂で、スタジオに一人こもられての作業中の事だったそうです。

後年聞いた、佐藤博氏のバッドジャンキーブルースには歌詞の続きがありました。

「夢の続きに命を懸けた奴らの魂は叫びつづけてる。おお、聞いてくれよ俺たちの音を・・・」  

オリジナルにあったものなのかどうかはわからないが、今聞くと胸に突き上げてくるようなフレーズだと思います。

上田正樹氏のHuskyというLPにランディ・ニューマンの曲「マリー」が佐藤氏の伴奏でうたわれています。私はこの曲がすごく好きなので是非紹介したかったのですが、youtubeにあがってませんでした。残念。