良いアドリブを吹くにはどうすればいいか。これはジャズをやる方はずっと考え続けて行く課題なんでしょう。さしあたって、私の今の段階で、ちょっと考えていることは、
「八分のスケールでアドリブする時にコードトーンを聞かせる。(拍の表で鳴らす)」そのためにバップスケール、(ジャズスケール)を身につけるということでしょうか。
バップフレーズはメジャースケールに半音を1つ(bラ)加えてドからシまで8音にしたスケール。
ドから下降するフレーズを吹くと・・・
ド シ ラ bラ ソ ファ ミ レ ド のドラソミドが拍の表にくる。
以上の話は「インサイド・インプロビゼーション・シリーズvol3 ジャズライン」に詳しい。
スケールはフレーズとフレーズをつないだりすることが多い。またビバップではたたみこむようにフレーズの上がり下がりでアドリブが進行していく。そこで、メジャースケールよりもジャズスケールの方が便利ということでしょうか。・・実際に身に着けてみないとその有効性がよくわからない。
より発展的な段階では、加える音はbラに限らず、なんでもいい。また加えるだけでなく省くということも有効なわけで、結局。「アドリブ時にコードトーンを拍の表に置くことを意識しつつ、スケールを吹来なさい。」ということかしら。
しかし、本一冊マルマルその練習っていうことですから。それくらい覚悟して練習しろということでしょう。
Youtubeに参考動画があったので。ビバップってこんな感じ。