ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

萩原健一の本が発売された。

2019年10月06日 | 日記

萩原健一の本が発売された。文芸別冊「萩原健一 傷だらけの天才」

萩原健一。ここで取り上げる人か?という声もありそうですが、彼はテンプターズのハーピストです。

かなりめちゃくちゃなハーモニカですが、GSの時代ならかなりかっこよく見えたのではないでしょうか?

最近俳優の高橋一生がCMで吹いていたけど、かっこいい人が吹くと下手でも様になる楽器ですねブルースハープは。

この本はロックンローラーと俳優との二つの面で彼の仕事を掘り下げた本で非常に興味深かった。没頭して読んでしまった。

作品の関係者にインタビューしたものをまとめたものだが、インタヴューアーの愛情があふれていて楽しかった。

映画「約束」好きだね。 三国廉太郎、殿山泰司、中山仁。

井上堯之がピッグについて語っているものも載っていた。

今年の夏は暑かった。ゴロゴロしてたので体の筋肉が落ちてしまった。

正直ハーモニカの練習をする気力がわかないのは体力が落ちたせいではないか?

テレビでラグビーでもみて気力を回復するか?

 

 

 

 


Jazz & Cafe Wisper notに行く

2013年10月07日 | 日記

Jazz & caf Wisper not という店が一周年記念パーティーというので覗きに行った。

http://whisper.co.jp/whisper/

ちょっと覗くつもりで入ったのがつい巻き込まれてしまった。2,3時間いたかな。

ピアニストの青木弘武さん、矢野嘉子さん、松本鉄平さんの演奏がきけました。一緒にセッションもできたのですが途中でハーモニカが壊れてしまって残念。

マスターの内山さんは写真家で多くのミュージシャンの写真をとられてきた方です。

マイルス・デービスを撮ってきた方がマスターということを聞き知っていたので、もしや硬い感じのお店かと勝手に想像していたのですが。

しかしマスター内山繁さんはじめ横溝直子さんデザイナーの田尾さんの醸し出す雰囲気はアットホームな感じでした。

写真という物に映ると魂の何千分の一だか何万分の一だかは持ってかれるようなそんな事をいいますねェ。

自分が写ってたら粗末に扱えないじゃないですか、同様に知ってる人でも同じだし、たとえ知らない人であっても他の誰かにとっては同じだし。

ポラロイドのカメラが90年代ぐらいでまわって、何かっていうとみんなよく撮ってましたね。

正直あまり好きではなかったですよ。撮ることも撮られることも。まあ自分の見てくれがもっとぱっしてりゃねえェ、いんだけどもさ。

でもちょっとカメラをもちたくなったんですね最近。頑張った時の写真とか頂くと褒められたような気がしたんですね。

勝手にそう思えるように図々しくなってきたからか。

お店はギャラリーになっていて、オープンから一年間、出演された方々のフライヤーが飾られていました。フライヤーっていうとライブの告知ですね。

内山さんが写真を撮り田尾さんがデザインされたものです。

お二人ならではのコンビネーションが感じられ、私のイメージではジャズ、懐かしさ、力強さ、気品、といったような言葉がイメージされまた。入る前に感じていた「うっかり入れないぞ」みたいな敷居の高さは写真の中に身をかくしているようでした。

そのまんま「レコードジャケットみたいですね」とつい言葉がもれてしまいました。「だってそのつもりでやってるからさ。」と返してくれたのは田尾さんでした。

近くだしまた来ます。

 

 

 

 


FIHコンテストのビデオ入手

2013年07月08日 | 日記

6月9日のコンテストビデオをモリダイラ楽器を通じて購入。

販売しているのは知ってたが購入したのは初めて。毎年全ては聞ききれず、半分ほど聞いて退場していのだが、今年のクロマチック・ポップス部門入賞者の演奏は素晴らしく。ビデオで確認してみたくなったので購入を決めた。審査員の先生、ゲストの演奏も入っていて、ビデオは大変参考になった。複音ハーモニカもビデオで見るとそのテクニックは興味深かった。

出場者の挑戦するパワーを持った演奏は、審査員やゲストの技術もってした演奏をも圧倒していたと思う。

ジャズポップス部門で感じたこと。スイング系の曲は影をひそめた感がある。きっちりリズムに乗った演奏が求められる曲、ボサノバやラテンの曲のほうがコンテスト向きということかな。

グランプリの竹内海人君の演奏は、リズムにゆったりと乗った余裕をみせつつも16分の細かいフレーズを決め。見事グランプリの演奏。アドリブに入ったところからパワー全開で白たまと16分の音符を煌びやかにちりばめて無敵のサウンドを作り上げている。16分リズムの乗り方がうまいビデヲを見ると参考になる。

ビデオで繰り返しみたり、スローにしたりして研究するとこの曲の難しさがよくわかる。

2位のりベルタンゴ(山下伶さん)のスリリングな演奏の方も聴きごたえのある素晴らしい演奏。この曲はクラッシック奏者もレパートリーに入れる曲だけに審査員の評価が辛くなったかも。

審査員の講評のなかで、気になったのが各社のハーモニカのピッチの違いについて。

楽器屋さんで聞いたら、鈴木楽器はその辺の調整は頼めばしてくれるそうです。

この辺も研究テーマですね。いろいろ聞いてみよう。

 

 

 

 

 

 


アドリブアナライズの譜面で練習しよう。

2013年07月05日 | 日記

アドリブアナライズの譜面が手に入るサイトを見つけた。

探せば他にもあるんだろうな。

移調が必要なものもあるけど。

http://www.transcriptions-pool.de/suchen.php?ID=1356886443&download=1356886443.pdf&suchen=Mobley

結局行き着くところはトランスクライブしかなくて。自分であとはなにを選ぶかってことかもね。


銀座のジャズクラブでマルタを聞くが大人の嗜み。

2013年04月21日 | 日記

4月20日銀座のスイングに行った。初めての店だしなんてったって銀座です。

ジャズの老舗ですからどことなく昔のキャバレーのような空気が漂う。本当は昔のキャバレーは知らないけれど、ウッディな内装はちょっと前のシェーキーズみたいといったら同世代にはわかりやすいかも?

マルタの曲といえばフュージョンのような明るいメロディーが時代にマッチしていた。しかし、私にはアカルすぎた。マルタが日本に帰ってきてブレイクした頃はブルースばっかり聞いていた頃だから。サンボーンとスタッフとクルセーダーズはすきで聞いたけど。

一部の途中から入場したら、客席は9割ほど埋まっていて、いい熱気に包まれる中、バンドのメンバーは汗かきながら仕事してた。スタンダードとファンキーなオリジナルと半々ぐらいで、トークもさえて音楽がエンターテイメントになっている。こんなに楽しかったらジャズじゃないじゃないか?という気さえする。

演奏合間の語りでアメリカでの修行時代の話がでてくる。アメリカで初めてビックバンドの仕事に行ったとき、すごい量の譜面をわたされ、初見で演奏しなければならなかったこと。演奏中一生懸命譜面を追っていると、隣の奴が「今夜なに食う?」と話しかけてくる。からかい半分のジョークだが、ミュージシャンとしての実力も物語るエピソードでジャズファンはこんな話たくさん聞きたいよね。

この人のサウンドの魅力は音がきれいなのが特徴だろうな。ポップなサウンドにもよくマッチした。でもバラードはジャズっぽくジャズの好きな人にもすごくアピールする。私はそのあたりに魅力を感じる。

「今までこのスイングを本拠地にずっとやってきましたが今日ほどもりあがって、楽しんだことはありませんありがとうございました。」という挨拶でマルタ氏アンコールを終えた。こんなふうに言われると嘘でもまた来たくなってしまいます。

銀座のショウアップされたエンターテイメントとしての本場仕込みのジャズ、ドリンク3杯料理2品で1万円。たまの贅沢だね。次回はもっといい席で聴きたいし、見てみたい。