神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

数字から見えてくるもの

2020年06月22日 08時12分52秒 | 時代検証

越境外出が全面的に解除された 

そのせいなのか昨日の日曜日の来客数は予想の5倍にもなった

それも最近2人連れがほとんどだったのに、四~六人の小集団での来店が大部分だった

2時にはネタ切れで閉店した まだ関東圏は少ないけれどこれからは増えるかも

知人の食堂は近年B級で関東圏のテレビで紹介されることがあったので去年から

関東のお客さんが増えたが、今は会計と運び出し担当の娘さんが

感染を怖がって、週末は閉店しているという、東京圏が一桁にならないと

田舎人は、まだまだ完全に安心できないようだ

 

北・甲信越+上州7県の感染者数を比べると県民性や地域性がわかる

福井面積42万㎢    人口77万人      感染者数122人      死亡者 8人

石川   42万      114万         299人     27人

富山   43万      105万         227人     22人

新潟  125万      224万         83人       0

長野  135万      206万         77人       0

山梨   45万       81万         71人      1人

群馬   63万      195万        151人     19人

面積は新潟/長野は大型県で、小型県の石川/富山/福井/山梨の3倍

人口は新潟/長野/群馬が多くて、石川/富山の2倍 福井/山梨の2.5倍

感染者/死亡者数は石川/富山/群馬が断然多い

新潟/長野は面積も人口も多いが、感染者数はこの地域では少なく、死亡者もゼロ

山梨県も少ない、死亡者も1人

これを見ると、新潟/長野/山梨は保守的な県民性で、国の方針はしっかり守る

気がする、また東北同様に首都圏からは100km以上離れて居る

だがこれは間違っている、長野県はどちらかと言えば反骨的で革新的な面が多い

理屈好きで、論争好きで、口数が少ないと言われる越後人とは一線を画する

越後人は強烈なボスが居れば、すぐにまとまる、信州人は一人親方が多くて

(歴史的な話し)まとまらない、だから有力豪族が多数いたが小国の武田信玄

一人に信濃国すべてを奪われた

新潟と長野が共通する部分を言えば、泥臭い、土臭い、スマートさが無い

じっくり考えてから動く

といったところだろう(個人差が大きい、自由な今の時代には当てはまらない

ので気になさらぬよう、あくまでも歴史的イメージ・・・(汗!)

それでもひとくくりには出来ないくらい信州人と越後人は違う

似ているけど違う、300km近い海岸線の越後と、国境の全てが

山の信州、これだけでも性格は違ってくる

海に乗り出す越後人、日本の真ん中に居て八州に向けて動く選択が出来る信州人

 

群馬は中央より南は、首都圏である事がわかる、かなりの影響を受けている

通勤圏、経済圏

国境の長いトンネル三国山脈が表日本と裏日本の分水嶺である事は確かだ

同じく碓氷峠も関東圏と信越の境界になっている

山梨は関東に近いけれども、やはり山が関東を遮っている地域だ

武田信玄の時代に長野と山梨は一体になった感がある、言葉も県民性も

似ているのでは?、長野人はわかるが、山梨人はわからないので推測

 

新潟県、長野県とほぼ県境になっている、富山、石川、福井は首都圏から

遠く離れて居るのに爆発的に感染率が高い

新潟/長野が東日本的な地域なのに比べて、富山/石川/福井は

西日本地域に属する

北陸新幹線開通で東京まで2時間半前後になったが、歴史でも文化でも

言語でも関西圏だ

故に新潟人や長野人と比べて開放的な気質があり,商売にしても富山の薬売りで

もわかるように積極的に打って出る県民性だ

金沢文化は独自の物だが、甲信越地域から見たら京都に似た上質の華やかさを感じる

そうした性質が裏目に出て感染が広がったのだと思う、富山と新潟は隣り合っているが

県境には天下の険があって地形的に遮っている、交通的には無いに等しいが

歴史的に県民性を隔てるには十分な天下の要害だ

数字を見ていると見えてくる物がたくさんあって面白い、これに地形図などを重ね

さらに歴史をひもとけば,狭い日本でも新しい発見が次々と見えてくる

閑な今だこそ出来ること、経済回復を願いながら心と体をしばし休める