積もりに積もった書類を整理していたら、「知的障碍者後見人制度研修会」の資料が出てきた
その時に、佐賀県の「手をつなぐ親の会」が作成したエンディングノートが出てきた
一般人と違って、自分で財産管理がなかなか出来ない「知的障害者」を持つ親にとって切実な問題だ
現状は兄弟、親戚、弁護士などが管理することになるけれど、弁護士でさえ横領する事案があったとか
お金は人を変えてしまうから、先に死んでいく親の心配は尽きない
ともあれ、私もあっという間に両親が亡くなってしまうと、いきなり楯が飛ばされてしまった感じで
いよいよ自分が天命と向き合う場面に立った気分だ
そこにエンディングノートが・・・・これをもらったのは5年くらい前だった、その時は書く気にもならなかったが
今回のことで、あれこれ親の心を推し量るに苦労したので、私はエンディングノートを書く必要を今は感じている
一応、あと25年は生きる予定だが、3日前に同級生が死んだばかりなので何とも言えない
改めて、自分の人生観、生き方を見直すチャンスでもある、こうしたひな形に沿って記入するだけだから
簡単にできそうだ。 一種の遺言であるから、また日が過ぎれば気も心も変わることがあるだろう
それを比較しながら新たに書き直すのも、また楽しからずや。