■基本条例素案に市民の声 市民が参画の議会改革へ
市民に開かれた市議会をめざして議会自らの手で制定作業が進められている「近江八幡市議会基本条例」について、住民から直接意見を聞く説明会が先月24日と25日に近江八幡市文化会館と安土町公民館で開かれた。
議会基本条例は、前文と、議会と議員の活動や、市民・議会・行政の関係など、全十章、21条から成り、市長・市当局から議員への反問権、議員間の自由討論、市民への議会報告会の開催などを盛り込む。
議会改革特別委員会(高木健三委員長、委員15人)で昨年六月から検討が行われ、このほど素案が完成した。説明会ではこの素案を元に、議会側から説明し、参加者から意見を聞いた。
参加者からは、議会と行政のなれあいや古い慣例の刷新、議員定年制を考えてみては、報告会の開催方法、議会改革推進委員会や第三者の議会刷新協議機関の設置、「責任」を明確にすべき、曖昧で弱い条文の表現を言い切る強い表現法方に、インターネット中継の検討をなど、積極的な意見が聞かれた。
西居勉議長は意見に答え、「いまさら基本条例と言われるかもしれないが、条例制定を機に、議会の役割を明確化し、議会の在り方を議員自ら謙虚に見直す。条例は努力規程でなく、義務規程である」と、議会改革への思いを示した。
今回の住民説明会での市民の声と、2月4日まで行っている意見募集を、特別委員会などでの協議に反映させた上で、三月定例会に条例案を議員提案し、制定を目指す。
条例素案は市役所一階情報公開コーナー、議会事務局、安土町総合支所地域振興課、各地域コミュニティーセンター、近江八幡・安土図書館で閲覧できるほか、市ホームページ(http://www.city.omihachiman.shiga.jp/)で公開している。
意見募集など問い合わせは、市議会事務局TEL0748―36―5528)へ。
【関連ニュース番号:1101/168、1月25日】
(2月1日付け滋賀報知新聞・電子版)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0006751
市民に開かれた市議会をめざして議会自らの手で制定作業が進められている「近江八幡市議会基本条例」について、住民から直接意見を聞く説明会が先月24日と25日に近江八幡市文化会館と安土町公民館で開かれた。
議会基本条例は、前文と、議会と議員の活動や、市民・議会・行政の関係など、全十章、21条から成り、市長・市当局から議員への反問権、議員間の自由討論、市民への議会報告会の開催などを盛り込む。
議会改革特別委員会(高木健三委員長、委員15人)で昨年六月から検討が行われ、このほど素案が完成した。説明会ではこの素案を元に、議会側から説明し、参加者から意見を聞いた。
参加者からは、議会と行政のなれあいや古い慣例の刷新、議員定年制を考えてみては、報告会の開催方法、議会改革推進委員会や第三者の議会刷新協議機関の設置、「責任」を明確にすべき、曖昧で弱い条文の表現を言い切る強い表現法方に、インターネット中継の検討をなど、積極的な意見が聞かれた。
西居勉議長は意見に答え、「いまさら基本条例と言われるかもしれないが、条例制定を機に、議会の役割を明確化し、議会の在り方を議員自ら謙虚に見直す。条例は努力規程でなく、義務規程である」と、議会改革への思いを示した。
今回の住民説明会での市民の声と、2月4日まで行っている意見募集を、特別委員会などでの協議に反映させた上で、三月定例会に条例案を議員提案し、制定を目指す。
条例素案は市役所一階情報公開コーナー、議会事務局、安土町総合支所地域振興課、各地域コミュニティーセンター、近江八幡・安土図書館で閲覧できるほか、市ホームページ(http://www.city.omihachiman.shiga.jp/)で公開している。
意見募集など問い合わせは、市議会事務局TEL0748―36―5528)へ。
【関連ニュース番号:1101/168、1月25日】
(2月1日付け滋賀報知新聞・電子版)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0006751