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大学の市民講座とリタイヤ生活 1

2008年09月29日 | 今様隠居道
立命館大学の大阪オフィス講座を受けていることをさきのBlogに書きました。
なぜ私がオフィス講座に興味を持ったのかというと、20年前の私のアメリカでの体験からです。
オフィス講座の受講生は殆どがリタイヤ世代です。
受講生の殆どはリタイヤ世代です。
私も含めて受講生は、リタイヤの生活を楽しみ、悩んでいるような感じがします。
長い間の現役の仕事から解放された時間的な余裕「余暇の楽しみ」と「現役を離れて感じる寂寥感」をカルチャーで癒そうとしているように見受けました。

私は、イトキン時代にアメリカの次行を一時期したことがあり、アメリカ駐在の経験があります。
駐在といっても、ニューヨークを基点にアメリカ国内の営業と日本、アジアの三国間の生産とロジスティックスを担当をしていました。
そのアメリカ事業は成功には至らず、大変苦労をしましたが、その時の経験はその後の私に大いに役立ち、現在に至っています。
その意味で、今では懐かしい思い出とともに、そのような経験が出来たことに感謝しています。

時期的には1980年代後半でした。
その当時アメリカで「Sun City=サンシティー」というニュータウンがアメリカの多くのコミニュティーが出来つつありました。

サンシティーはデベロッパーが「70歳以上のリタイヤ世代だけを集めた住宅街(コミニュティー)をアメリカ各地作りました。
70歳以上は例え身内出会っても短期間しか滞在を認められない徹底振りです。
ボランティアでパトロール隊や自治組織をつくり、各種の娯楽の集いなどを組織し、さながらシルバー自治州の感じの街づくりでした。
日本でもメディアで紹介されました。
その時のTV番組を私も見ました。
各地サンシティーのソフトボール同好チィームが全国大会を開き、その応援の「70歳以上のお婆ちゃん」がタンクトップとミニスカートでチィアリングで応援する姿を放映していました。
アメリカのリタイヤ世代の活力を垣間見た感じがしました。
その後、日本も介護付き老人ホームやシルバー向けマンションなどが雨後のたけのこのように出来だしました。
一方、その後のアメリカのSun Cityは衰退し、大きな変化を遂げて生きつつあります。

その集合型の街づくりは、リタイヤ世代の変化に大きく関係しています。
その衰退と変化が市民大学に通う私の動機と大いに関係しています。

その「SUN CITYの盛衰と市民大学とリタイヤ世代」との関係については、次回に・・・。

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