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Blog再開します

2007年11月01日 | アパレル放談
たいへん長い間ご無沙汰しました。
休稿中、知人には何かとご心配をおかけしたようで申し訳ありません。
転居を機に、Blogの投稿のスタンスを変えてみようと、しばらく空白の時間を作りました。
転居も落ち着き、新しいインパナトーレのBlogを投稿を開始します。
この投稿は、東京新宿のホテルの部屋からの投稿です。
Blogの再開を東京からしようとノートパソコンを持参し、ホテルの部屋からアクセスしました。

11月1日から2日に青山のTEPIAで開催中のFFF20008(ファッションファブリックフェアー2008=大阪プレミアムテキスタイル展)に上京しています。
FFFは大阪の繊維地場企業が自立し、新しい流通のチャネル作りの機会を求めて展示会が開催されています。
主催者の㈱大阪繊維リソースセンターからの依頼で、フェアーのサポートを行っています。
今まで来場客(バイヤー)として展示会に来ていましたが、今年はスタッフとして参加しています。

日本の繊維地場産業は、中国生産に代表される空洞化、テキスタイル問屋や商社などの流通の劇的変化、アパレルのSPA化、OEMなどによるアウトソーシング化など、繊維アパレル業界の劇的変化に翻弄されています。
そのような環境下で、機屋や加工業者などの地場メーカーの自立化が余儀なくされています。
一方、テキスタイルコンバーターやアパレル企業は行き過ぎた海外生産の見直しが緊急課題となっています。
その川上と川中の企業との新たな取り組みの必要性が求められています。
そのような双方との新しい取り組みの機会を創出する事を試みる展示会です。

FFF2008のイベントは、5年前に私が漠然と考えた「日本版インパナトーレ」の仮説を実証できる絶好の機会と感じています。

今回のFFF2008は、大阪府内の25者の綿布、毛織、二次加工、丸編み、横編みのメーカーが参加しています。
スマートさには欠けるところは有るかも知れませんが、日本の繊維産業を支えて来たといっても過言ではない大阪の地場産業の底力が感じられる催しとなっています。
イベントは明日で終わりますが、今回イベントに参加いただけなかった企業さまには、後日個別にご提案することがあると思います。
その節はよろしくお願いします。