「業際」を超え・「域際」を超え・「世代の際」を超えて!

理論を貫いて実践に生き! 実践を通して理論を究め! 前へ前へと進もう!

セミナーが無事終了しました

2008年10月28日 | 今様隠居道
心地よい疲労感と達成感、満足感に浸っています。
先週土曜日開催のセミナーが無事成功裏に終了しました。
このBLOGの読者の方で、参加いただいた方には、この場を借りて、お礼申し上げます。
初めての試みで、集客、セミナーの内容、当日の運営、収支?など試行錯誤の毎日でした。
参加してくださった方から、内容についてお褒めや慰労のメールや電話を頂きました。
手前味噌と笑われそうですが、自分としては満足のいく内容と”自惚れ”ています。
FB学会のマーケティング論研究会の諸先生には大変お世話になりました。
講師の㈱パル井上会長や㈱リステアの吉川副社長にも大変お世話になりました。
通常のセミナーとは違った試みで”パネルディスカッション方式”に挑戦しました。
一方的な基調講演では、参加者の現実・日常とは距離感があるのではと常々考えていました。
参加者を代表する形で、私が質問する手法をとりました。
お二方ともお忙しい方なので、ぶっつけ本番に「なりましたが、不慣れな私の突っ込みに対しても、さすがと思わせる内容のお答えを頂け、参加者も満足されたのではと自負しています。
当日までは不安と緊張感の毎日でしたが、終わってみると”緊張感が快感”に変わって行きました。
厳しいしいファッションビジネス界でFB学会が産学協同のきっかけを作ろうとの想いで始めました。
FB学会のマーケティング論研究会の諸先生の協力を得て、この試みが定期的に継続できるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

セミナーの内容については、私のホームページでまとめて報告したいと思っています。



ファッションビジネス学会セミナー開催迫る

2008年10月22日 | 今様隠居道
ファッションビジネス学会・マーケッティング論研究会主催のセミナーがいよいよ今週末(10月25日・土曜日)に迫ってきました。
その開催の準備に追われています。
講師に㈱パルの会長の井上英隆氏と㈱リステアの副社長吉川稔氏をお招きしてのセミナーです。
両氏は、セミナーの講師として頻繁に講演を行われています。
ファッションビジネス学会の主催でもあり、他のセミナーとは違った内容にしたいと考えています。
基調講演の部分を夫々20分程度にしていただき、パネルディスカッションに重点をおきたいと考えています。
私がFB学会を代表し司会・進行を勤めます。
研究グループの諸先生からは、私にあまり出しゃばらないように、控えめに対談を進行するようにと釘を刺されています。
今までどちらかと言うと、聞く方より、自説を述べることが多く、ついつい出しゃばる傾向があり、それを心配しての老婆心だとは思いますが、気をつけたいと考えています。
対談の内容は、両社の成功体験に学ぶことも重要ですが、過去厳しい業界環境の中でどのように対処してきたか?
未曾有の経済の中fで今後の両社どのように進化していかれるのかが参加者の一番の関心事と思います。
このことは、両社の重要な経営秘密の部分でも有り、微妙な微妙な内容もあろうかと想像します。
両社の今後の経営方針と言うより、「日本のファッションビジネス界の将来展望」について両氏の私見を引き出せたらと考えています。
後半部分は「ファッションビジネスの最前線に学ぶ」と言うタイトルよりも、「日本のファッションビジネス界の将来への展望」と言った、”セミナー”と言うより”シンポジュウム”的な内容になればと考えています。
参加申込者数もほぼ予定に達し、安堵しています。
後は、参加いただいた方に満足していただける内容にしたいと考えています。
今後も継続的に日本のファッションビジネス界が抱えている問題点の提起と、この解決提案がセミナーを通して可能になればと密かに思案しています。
継続開催が出来るような成果を今回のセミナーで評価して頂ければと考えてます。久方ぶりの心地よい緊張感を楽しんでいます。

もう一つの大きなイベントは、ファッション・ファブリック・フェア2009です。
「10月29日と30日に東京北青山のTEPIA」で開催されます。
出展企業への開拓・支援業務を引き受けいます。
私の[黒船来る出展企業の紹介記事を投稿しています。http://honyaku.yahoo.co.jp/
下記のURLから

展示会のご案内!

2008年10月20日 | アパレル放談
『ファッション・ファブリック・フェア2009』の開拓支援とファッションビジネス学会主催のセミナー『ファッションビジネスの最前線に学ぶ!』の最終準備とで急に多忙な日々を過ごしています。
どちらも関西のファッションビジネス界に多少でも寄与できるとの思いもあり、多忙ですが楽しんでいます。
『FFF2009』の開拓支援に関連して『窪添道朗のホームページ』で参加企業の紹介記事を投稿しています。
是非読んでください。
宮崎の東国原知事ではありませんが、
「大阪の繊維・アパレル業界をドナイカセナアカン」←この大阪弁合っていますか?
ファッション・ファブリック・フェア2009出展企業紹介

展示会案内(ファッション・ファブリック・フェア2009)

2008年10月19日 | アパレル放談
繊維の街大阪の空洞化が進行している。
長く大阪で繊維アパレルで仕事をしてた私にとって、「寂しさと言うより、日本のファッション産業の将来を危惧する現象」である。
大阪(関西)の繊維・アパレルの空洞化は、「中国や欧米に、その機能が移ってしまった」ことと、ファッションビジネスの拠点が、「東京一極集中」によるものとの「双子の空洞化」と言える。
「綿、毛織物紡績や織布、加工」、「丸編み、横編みのニット製品」、「タオル、毛布などのパイル織物」、「刺繍、プリントなどの二次加工」、「用品、重外装の縫製業」など日本の繊維原料から製品までが可能な、一貫した構造と流通のインフラが大阪の強みであった。
その上、大坂の船場や京都の室町の伝統的な繊維問屋や、ワコール、ワールド、イトキン、JAVA、ラピーヌなどの日本のアパレルの発祥の地でもあった。
その上、京阪神の一大消費都市を背景に持ち、「原料から加工、縫製、小売、消費」まで自己完結(地産地消)出来る都市は、「大阪(関西)を置いて世界に類を見ない」と言える。
ところが、その大阪(関西)のファッション産業の空洞化が、ますます進行し、深刻化してる。
その原因についての考察は、別途に行うとして、その空洞化(大阪の繊維産業の空洞化)に対して、㈱大阪繊維リソースセンターが大阪府の支援を得て主催するアパレル素材の総合展の「ファッション・ファブリック・フェア2009」が10月29日(水)10月30日(木)に東京北青山のTEPIAで開催される。
大阪繊維産地から優れた生産メーカー26社が参加する展示会で、大阪繊維産地のテキスタイル、にニットメーカー、刺繍加工メーカー等の新規開拓支援を行い、大阪の繊維ファッション産業の活性化を図る催しだ。
昨年から、私は、展示会の出展企業の開拓支援を依頼され、参加企業とアパレルやテキスタイルコンバーター、OEM企業・商社などとの商談促進の支援作業を行っている。
6年前に、私のアパレル現役の退職を機に、仮説として提唱したインパナトーレの実践と位置付けて、頑張っています。
別途に、10月25日開催を計画している「ファッションビジネスの最前線に学ぶ!」のファッションビジネス学会主催のセミナーの最終準備とで多忙な毎日ですが、双方とも大阪(関西)のファッションビジネスの振興のためと、楽しみながら飛び回っています。
ファッションファブリックフェアー2009については窪添ホームページで開催要項や出展企業の紹介を行って行くので、ご参照ください。ファッション・ファブリック・フェア2009関連記事


大学の市民講座とリタイヤ生活 Ⅲ

2008年10月05日 | 今様隠居道
昔聞いたことが有りますが、「リタイヤしたアメリカのシニア世代の生活の場が、集合コミニュティー型のSUN CITYタイプから大学に隣接したカルチャー型の住居に変り、その後市民参加、社会参加を意図したダウンタウンに隣接したSOHO型の住居に人気が出てきている」とある。
私のリタイヤ(セミ)リタイヤの生活もこれと似通ったところがある。
昨年六甲アイランドから羽曳野市に転居した。
六甲アイランドは平成にできた海上の街で、今住んでいる所は古墳が点在する古代に開けた大阪郊外の田舎町です。
とは言っても、大阪市内の本町まで35分ほどの便利さです。
そこをSOHOとして自宅兼仕事場としています。
娘家族と二世帯同居のため、時々、孫の保育所もかねることがある?
そんな環境でインパナトーレを楽しんでいる?
楽しんでいるとは不謹慎に聞こえるが、激変するファッションビジネス界に、自分の経験を少し進化させてファッションビジネスとの交わりができる事を楽しんでいる。
過去の成功体験や失敗体験に固執するのではなく、新しい情報にも触れることが重要と考えている。
先月に「窪添道朗のホームページ」を開設し、昨日ミニモバイルパソコンを購入しました。
先週号(9月29日号)の週間ダイヤモンドに、’儲かる会社の「グーグル化」大革命’のタイトルで、中小企業のWEB化の進めの記事が掲載されていた。
私も「インパナトーレのWeb化」を進めだしていることもあり、興味のある記事だった。
このBlogの投稿は、ミニモバイルパソコン(ACER」で外出先からの初投稿だ。


大学の市民講座とリタイヤ生活 Ⅱ

2008年10月03日 | 今様隠居道
立命館大学の大阪オフィッス講座を先月から受けている。
リタイヤ(セミ)生活に入る準備でもしようかと気軽に受講している。
そのことで、私のアメリカ時代のことを思い出した。
SUN CITYのことは、前回に書いた。
70歳以上の老人に限定した街(シニア コミニュティー)がアリゾナを中心に各地に出来た。
その頃のシニア世代は、第二次世界大戦時の現役世代という事になる。
日本の後期高齢者といわれる世代と同じと考えられる。

その後アメリカのSUN CITYのような集合型(囲い込み型)のシニア コミニュティーは次第に衰退したようだ。
彼等は、強いアメリカを担った世代で、軍隊での集団的な生活パターン(グループ、仲間、統制、規律)を骨の髄まで叩き込まれた世代だったといえよう。
おのずとグループで行動し、助け合い、和むことが身についている。
Sun Cityのような街が生まれるのも理解出来る。

その後、アメリカのリタイヤ世代は、日本と同様のベビーブーマー世代が中心となった。
彼等の青春時代はベトナム戦争の時代だった。
反戦闘争、ヒッピー、フォークソングの世代だ。
学生時代には、落ち着いて勉強が出来る環境ではなかったといえる。
そこで何が起こったかと言うと、リタイヤを迎えもう一度大学に入って勉強をしなおそうというシニアが多く、大学の傍(アメリカの大学は、日本と異なり、大学の中に街があるといってもいいほどで日本の少し異なる)に家を買い、大学に再入学や、オープンカレッジに通い、リタイヤ生活を楽しむシニアが増えたそうだ。
Sun Cityのような集団的なシニアコミニュティーは好まないようだ。

日本もいよいよ団塊の世代がリタイヤを迎える。(実際は定年延長で5年ほど延びてはいるが)
団塊世代もアメリカと同様のカルチャーであった。
ベトナム反戦や学園闘争があり、ヒッピー、フォークソングの流行など、将にアメリカのカルチャーであった。

日本の団塊世代がシニア(シルバー)になったときに、今のような囲い込み方のシニア(シルバー)コミニュティ型のマンションの人気はどうなるのか、興味(心配)がある。

少し前まで流行ったゲートボールをやっているのを昔ほど見なくなった。
シニアの方が、必死になって監督の指示と叱咤で必死にプレイしておられるのを見て、どこが面白いのか、私には理解が出来なかった。
最近は、グランドゴルフなるものが流行っているようだ。
自宅近くを、自転車でクラブ?を持って通り過ぎていくのをよく見かける。
「私ならゴルフをするのに・・」と思いながら見ている。

その後アメリカでは、大学傍の街のシニアハウスからダウンタウンから少し離れた郊外のSOHO(スモールオフィス、ホームオフィス=自宅兼仕事場)でインターネットを活用したビジネスとリタイヤを兼ねた生活に移っているようだ。

アメリカ時代の知人が20年前に言っていたことを思い出した。
60歳を前に現役を退く時に、このことにトライしようとSOHOを考えた。

私のBlogもWebに慣れる為に始めた。
ようやく「Google化=週間ダイヤモンドの先週号」の意味が解り出しかけた程度だが、Web=グーグルの面白さ(凄さ)がようやく判ってきた。
とはいっても、この歳の自分が全て解る訳でなく、若いWeb仲間?に助けてもらいながら(私は協力し合いながらと勝手に思っているのだが・・・)Webを使ったSOHOが出来そうな感じがする今日この頃だ。

窪添道朗のホームページ