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坂の上の雲に想う  大阪産業大学経営学部アパレルコースのこと

2009年12月02日 | 今様隠居道
NHKのドラマ『坂の上の雲』に想うBlog投稿をしている。
私の若かった頃のアパレル業界を黎明の時代と思いを馳せて投稿している。
その時代を夢と希望を持って生き抜いた青年たちに特別の想いを持っている。

私は今、大学の客員教授をしている。
客員教授といっても、テレビで売れっ子の有名客員教授程ではなく、臨時講師と行ったほうが良いのかも知れない。
大学側が、少し箔をつけて“客員教授”としてくれたのだろう。
大阪産業大学経営学部のアパレル産業コースで「アパレル産業入門」の講義を行なっている。
大阪産業大学のアパレル産業コースの学生は、全員が女性で、40名ほどのコースだ。
このコースは、4年生の大学と服飾専門学校の教程を合わせた内容だ。
その意味では,ユニークで、日本で最初で唯一の大学と言える。
オンリーワン イズ ベストワンと言う考え方も出来る。

アパレルコースの教室には、本縫いや特種ミシン、裁ち台、CAD、サンプルの生地ハンガー、製品サンプルなどが配置されている。
講義のための教室と実験機材がある研究室とを併用したと考えられる。
アパレル産業コースコースの学生たちは、経営学部のカリキュラムからも自由に履修出来る。幅の広い人材を育てることが可能だ。
工業学部もあり、アパレルで重要になってきた、工学的なアプローチを学ぶことも可能だ。
留学生も多く、特に東アジアの留学生との交流は、アパレルを目指す学生たちに取っては、将来的にも魅力のあることだ。
基礎学問と応用・専門的な学びも出来る。
学生には“厳しい業界であるが、「自立と自律」の精神で頑張れば魅力のある業界だ」と私の経験をもとに教えてている。

最初の卒業生となる3回生が、そろそろ就職活動に入ろうとしている。
初めての卒業生を送り出すことになる。
希望とフアンの入り混じった学生を見ていると、客員教授として少なからず責任があり何とか力になることが出来ないだろうかという思いでいっぱいだ。

そんなこともあって、『アパレルの黎明の時期』に、新しい夢と希望を持った学生たちと『坂の上の雲の秋山兄弟』とに想いを重ね合わせている。
学生たちは、もう直ぐ、新しい時代に夢と希望を抱いて巣立っていきます。
彼女たちのためにも、「活躍の機会と場所を見つけ出す」のを、私の生きがいにしたいと考えている。
「見付け出すと言うよりも創り出す」と言った方が正しいと思う。






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