久し振りに学生時代の友達と会って学生時代のことを思い出しました。
私は「法学部」出身ですが、「法」の字を、「放」の字に置き換えたほうが良いのかもしれません。
「法学部」→「放学部」=学問を放る。
一応学士号の証書は頂いてはいますが、その卒業証書より大事にしているものがあります。
末川博総長から卒業記念に頂いた色紙です。
その色紙には次のように書かれています。
理想は高く 姿勢は低く
いつも心に太陽を持って
ゆっくりと がっちりと
理論を貫いて実践に行き
実践を通して理論を究め
前へ前へと進もう
未来を信じ、未来に生きる
君の洋々たる前途を祝福して
末川博
結婚式の記念に頂いた「克己」の色紙は、今は手元には無いと先のブログに書きましたが、
この色紙は今でも私の書斎に額に入れて掲げています。
私の座右の銘として、毎年の始めに、その年の手帳にこの文章を書き込んでいます。
「未来を信じ、未来に生きる、君の洋々たる前途」の部分は、
還暦を過ぎた私には少し気恥ずかしいところもありますが、
「理論を貫いて実践に生き」、「実践を通して理論を究め」は実社会に出てから大切にしています。
これからも、インパナトーレのモットーとして、
「未来を信じ、未来に生きる」ための励みにしていこうと思っています。
注:末川博http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/suekawahirosi.htm
京都大学法学部教授
昭和8年の京大滝川事件に抗議し、京大教授を辞任
立命館大学法学部教授
立命館大学の総長就任
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