goo blog サービス終了のお知らせ 

TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

L.A. KEYBOARD PROJECT / DAVID GARFIELD & FRIENDS 2

2005-02-27 23:14:27 | TOTO&FUSION
L.A. KEYBOARD PROJECT / DAVID GARFIELD & FRIENDS の続きです。

3.MR.ALIBI(LARRY KLIMAS/MARTHA DAVIS)
FEATURING DAVID WITHAM
エレピの音が美しいバラードです。主旋のピアノはDAVID GARFIELDが弾きますが、被さるシンセがDAVID WITHAMの手によるものです。DAVID WITHAMという人については良く知りませんが、シンセの音作りのセンスは中々のものだと見受けます。でもこの曲で一番目立ってるのはベースのFREDDY WASHINGTONだったりします。「TRIBUTE TO JEFF/LOWDOWN」の流れを汲むイキのいいチョッパーベースがDAVID WITHAMのシンセソロを盛り立てています。

DAVID GARFIELD(p)DAVID WITHAM(syth)FREDDY WASIHNGTON(b)GERRY BROWN(ds)

4.UNCLE WILL'S TING(WILL LEE/DAVID GARFIELD)
FEATURING DAVID GARFIELD
ウィルおじさんのチリンチリンって、ようわからんタイトルですが、WILL LEEによるこの曲、めっちゃファンキーなレゲエナンバーです。このアルバムで唯一エレキギターが参加しているんですがもうおわかりでしょう、STEVE LUKATHERです。ひたすらウンチャッカウンチャッカウンチャッカキューンみたいなリズムを刻んでいます。LUKATHERらしからぬファンキーなギターカッティングというのも結構レアなんじゃないですかね。
基本的にはDAVID GARFIELDの一人舞台でシンセ・ピアノと忙しくメロディを綴っています。ようやく最後にきてLUKATHERが欲求不満を解消するようなソロを展開しようとしますが、GARFIELDのシンセが割って入ってきてソロの奪い合いをするような雰囲気がなんとも面白い曲です。

DAVID GARFIELD(keys)STEVE LUKATHER(g)LUIS CONTE(perc)WILL LEE(bass/drums programming)

5.JOINED TOGETHER(STEVE PORCARO/VICTOR ANTHONY/DAVID PAICH)
FEATURING STEVE PORCARO
STEVE PORCAROの作ったベーシックトラックにDAVID GARFIELDがピアノで乗っかった感じです。STEVE PORCAROらしい雰囲気の曲ですね。ミドルテンポで緊張感のある宇宙的な曲ですが、耳をとられるのがやたら忙しいシンセによるアルペジオ。このアルペジオがなかったら、意外とつまらない曲になったのかもしれません。TOTO「FAHRENHEIT」収録の「LEA」を彷彿とさせるような心に染み渡る曲ですね。

STEVE PORCARO/DAVID GARFIELD(keys)

更に続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

L.A. KEYBOARD PROJECT / DAVID GARFIELD & FRIENDS 1

2005-02-27 01:28:16 | TOTO&FUSION
さて、DAVID GARFIELDのソロワークスの続きです。
1997年にリリースされた3枚、TRIBUTE TO JEFFに続いて取り上げるのは「L.A. KEYBOARD PROJECT」です。「RECOLLECTIONS」もそうですが、CDの発売は1997年になっているものの再発かもしれないんですけどね、DAVID GARFIELDのサイトでは1997年のリリースとなってるんで、そういうことにしときます。その辺の活動状況がイマイチ掴みきれないのがDAVID GARFIELDです。

「L.A. KEYBOARD PROJECT」、その名の通り、著名なL.A.のキーボーディストとDAVID GARFIELDが共演した曲を集めたアルバム構成になっています。もちろん、キーボーディストだけでなく、他の楽器のプレーヤーも曲により異なるところもこのアルバムの聴き所になってます。多分に実験的な要素もあり、ラフな作りこみの曲もありますが、DAVID GARFIELDらしい、ジャンルに拘らないバラエティ豊かなアルバムになってます。

1.MOSSORO'S MOTION(WILLIAM KENNEDY/JOE LERVOLD)
FEATURING DAVID GARFIELD
最初聴いたとき一瞬 JAMES NEWTON HOWARDのアルバムを思い出しました。GARFIELDのエレピとシンセで色んな音を組み合わせながらギターレスで構成されていて、非常に軽い印象の曲です。FUSIONというよりロックインストに近い感じです。(やってることはかなりハードで、かなりアップテンポですからやってる本人達は結構大変でしょうけど)JIMMY JOHNSONの軽い早弾きベースとGARFIELDのMIDIピアノの絡みにMICHITO SANCHEZのコンガが盛り立てます。
DAVID GARFIELD(keys)WILLIAM KENNEDY(ds)JIMMY JOHNSON(b)MICHITO SANCHEZ(perc)

2.SYNTHI-SIGHS(DAVID GARFIELD/TERRY TOROTTER)
FEATURING TERRY TROTTER
同時期リリースのアルバム「RECOLLECTIONS」ではこのTERRY TROTTERが主役をやっていましたが、その流れを汲んでいる、JAZZYで美しい曲です。ピアノでTERRY TROTTERが主旋を弾き、そこにDAVID GARFIELDのシンセが絡んできます。このシンセの音がSIGH-ため息と表現されているんでしょうかね。
それからVINNIE COLAIUTAが4ビートジャズをやってるというのも、私の中ではあまり印象にはなかったかも知れません。
TERRY TROTTER(p)DAVID GARFIELD(syth)CHUCK DOMONICO(acoustic b)
VINNIE COLAIUTA(ds)MICHITO SANCHEZ(perc)

続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする