運転見合わせ

小生湘南新宿ラインで通勤をしておりました…がこの地震以来未だ運転が再開されておりません。おかげでたかだか片道20分ほどではあるけど通勤時間が増えてしまっているこの頃。
運転しない理由が「計画停電の影響により」ということなんだそうで。とはいえこの数日計画停電はされてないし、そもそも湘南新宿ラインって既存の線路を使って列車を直通させてるだけなんだから、計画停電の影響あるんだったら並行する路線も当然運転できないはずなんだけど普通に走ってるし。だけどなぜかず～っと「運転見合わせ」なんだよな…。もちろん「節電のため」ということならば説得力あるし納得するんだけどね。何故そうしないのかが世の謎なのであります。やっぱりこういうときだからこそ、事実をはっきり伝える、という姿勢は大事だと思います。

そんなこんなでも一つ気になっているのが…、すんごくつまんないことなんだけど、この地震の影響で運転できない鉄道について、基本的に「運転見合わせ」とアナウンスされている。
そもそも「見合わせ」って実行に際して様子を見る、すなわちやろうと思えばできるんだけど、敢えてやらない、という意味だと思うんだけどな…。それだけに湘南新宿ラインが運転できるんだけど節電のために「運転見合わせ」というのはその通りなんだろうけど、東北新幹線とか東北本線とか常磐線とかが「運転見合わせ」と表現されるとすごく違和感がある。だって運転しようにも設備が破壊されていて運転できる状態にないわけなんだから。23もの駅が流失・崩壊し、線路も流失、埋没。常磐線に至っては原発近くの路線は被害状況の確認すらすることができず、完全放置状態なんだそうで。復旧の目途を立てようにも全く立てられない状態。場合によってはもう復旧しないでそのまま廃線という選択肢も十分考えられるのかも。そんな状況。それって絶対「運転見合わせ」じゃないよな～。一言「運行不能」とか「運転できません」とか表現された方がよっぽど正しいと思うんだけど。やっぱり被害の深刻さを和らげるためにこういう表現をしているんだろうか。だけどやっぱり事実じゃないよな。

TOTO & FRIENDS

先般ようやく入手したこのアルバム。やはり見るからにブートモノなんですけど。大体ジャケットに写っているメンバーがSTEVE LUKATHER、MIKE PORCARO、SIMON PHILLIPS…そしてLELAND SKLAR!? なんともあり合わせのライブ写真から作ったのがモロわかり。
とはいえ貴重ですね…これ。
元ネタはどうもJEFF PORCAROのトリビュートライブのようで、TOTOの曲を演ってるだけじゃなく、とんでもない豪華ゲストが登場する上に、TOTOメンバーをバックにそれぞれの曲を演ってるんです…こりゃ滅多に聴けるものじゃないっすよね～。
MICHAEL McDONALDによる「I KEEP FORGETTIN'」「TAKIN' IT TO THE STREETS」、DONALD FAGENによる「CHAIN LIGHTNING」、DON HENLEYの「DIRTY LAUNDRY」「YOU BETTER HANG UP」、さらにEDDIE VAN HALENの「AIN'T TALKIN''BOUT LOVE」…。まあとにかくすんごいの一言。なんでこういうアルバムを公式に出さないんですかね…以前のTOTO&BOZ日本公演だってCDとかDVDにしたらそれなりに売れると思うんだけどな。権利がどうのこうのとかいろいろあるんだろうけど、売れりゃいいだけの話だろうにね。世の中は不思議です。
あんまり大きな声じゃ言えないけど…これはオススメです。

TOTO & FRIENDS
DAVID PAICH(keys,vo)STEVE LUKATHER(g,vo)MIKE PORCARO(b)SIMON PHILLIPS(ds)STEVE PORCARO(keys)DON HENLEY/MICHAEL McDONALD/DONAD FAGEN/BOZ SCAGGS/DONNA McDANIELS/JACKIE MAHGEE/JENNY DOUGLAS MCRAE/JOHN JAMES/PAULETTE BROWN(vo)DENNY DIAS/EDDIE VAN HALEN(g)GEORGE HARRISON(g,vo)CHRIS TRUJILLO/LENNY CASTRO(perc)

絶対揺れてるんだけどな

小生がこうしてPCいじっているのは自宅の2階。ここにいると地震がくるとすぐにわかるんです。
そんな中時折あるのが…絶対に揺れてるんだけど、何故か地震発生情報がないというケース。
気のせいなのか?いやいや隣のガラス棚がガタガタ言ってるしPCモニターも、置時計も揺れてカタカタと音を立てている。もちろん家の近くを大型トラックが通っているわけでもない。大体ウチは閑静な住宅街、大型の車が通るような通りとは離れている。もちろん上空をヘリが飛んでいるわけでもない。そんなの音で絶対わかるし。そりゃ自分が動き回れば振動も起こるけど、椅子に座ってキーボード叩いてるくらいでそんな揺れたりはしない。
だけど、yahooの地震情報を何度読み込んでも一切情報が出てこない。
まあこのご時世非常に敏感になっているだけに、それこそ震度1にも満たない地震を感知しても、地震情報として発出されないものもあるのかも知れない。だけど、震度2まではいかなくても震度1は絶対にあるよな～という明らかな揺れがあったときでも、地震情報がないことが、ここんとこ数日に1回はあるんだよな…。
なんだか気味が悪い。

LEE RITENOUR & MIKE STERN LIVE AT BLUENOTE TOKYO

さっきBSフジでやってました。
冒頭にはLEE RITENOURとMIKE STERNからのメッセージもあって。

しかしまあ、SIMON PHILLIPS、あのドラムセットをフルでBLUENOTEのステージに持ち込むか～というのがまず最初の印象だったんですけどね。でもカメラアングルもなかなかよろしくてSIMONのドラミングをTOTOライブビデオよりもしっかり見ることができました。素晴らしい。

最近は減りつつあるこういうジャズ系のライブ番組、もっとやって欲しいものです。

春のTOTO祭り

TOTO来日に合わせていろいろと企画モノが出てきているようです。

かの名盤「THE BAKED POTATO SUPER LIVE!」がオリジナル紙ジャケットで、さらにリマスターのHQCDで再発されるとな。小生オリジナルのCBS SONY盤はあるけれど、リマスターでHQCDと聞くと…これは手が出てしまいます。
更に神保彰が語るJEFF PORCAROの魅力か…これも読みたい!素晴らしい企画ですな。

そしてKARIZMAの再発。先だってのDAVID GARFIELDのライブでもフライヤーが配られてましたが、これもリマスターの高音質バージョン。

更に更にTOTOの新しいベスト盤、なんでもレア・トラックも収録とか。
しかもリマスターのBLU-SPEC CD盤。あいた、こないだベスト盤買ってしもうた。こっちのほうが良かったな～。

そんでもってSONY時代のアルバムすべてを紙ジャケで再発!!
いやもうこの春はTOTO祭りですな～。

ニュース

なんだろうこの中途半端なニュースは…。
HMVのジャズトップページに「TRIXの新ギタリスト」というニュースが載ってるんだけど、それクリックすると2年前のTRI-OFFENSIVEのデビューCDインフォメーションページに飛ぶんだよな…。
確かに考えてみればジャパニーズフュージョン界ではかなりの注目ニュースなのはわかるんだけど。
どうも盛り上げ方に無理やり感がなきにしもあらず。

ところで、菰口クンのTRIX加入にあたってのコメント。
「音楽的に貢献出来ればと考えています。」
とな。
やっぱりTRIXはエンタメ路線脱却を狙ってるんでしょうかね。
その答えは…皐月のミニツアーで出るんでしょうか。それはそれで一つの選択です。

来るべき時が

時間の問題と思ってましたが、とうとう来るべき時が来てしまいました。
メルシャンの軽井沢美術館が11月をもって閉館するとのこと。
これはすなわち、メルシャン軽井沢蒸留所の閉鎖を意味します。
既にKIRINのHPにおいてはメルシャンブランドのウイスキーは在庫限りの販売ということになっています…。また買わなきゃならん酒が増えてしもうた。
そりゃ既に新酒の仕込みを止めていたんだから、あとはその日を待つだけの状態だったのは理解するところではあるんですけど…昨今のウイスキーブームでもしや…という期待もあったんだけどな。それにしても軽井沢という土地に存在するだけに、蒸留所というだけでなく、観光資源としても大きな価値があったんだろうとは思うんですけどね、御殿場蒸留所を擁するKIRINの100%子会社となった時点で、完全に用済みと判断されてしまったのかな…。なんとも残念な限りです。
残った原酒はどうするんだろうな…今年の夏までには最後の1本を買いに、また訪れたいと思います。

賛否両論

今更ながら感が漂いますが、ようやく発表されましたね。TRIXから平井クン脱退の話。
12月頃に平井クンのHPが更新された時点でほぼ宣言していたようなものですから、逆によくまあここまで引っ張ったものだと。
で、後任が菰口クンということで。こうなると、正直TRIXは今までのTRIXとは別モノになるんだろうな。良きにつけ悪しきにつけ、平井クンはTRIXの顔であったわけで。今までのTRIXのお笑い部分はかなりの割合で平井クンのキャラに頼ってたわけですから。
菰口クン、先のSUPER BANDセッションで見る限り、もちろんテクは申し分ないんだけど、かなりの職人気質と見た。喋りもボソボソッとした感じだし、他のメンバーもやけに気を使ってる風でしたしね。なんとなくズラかぶったりダンスしたりコスプレしたり…ってちょっと想像つかない雰囲気があります。ただ逆にいえばコミックバンド要素を除けば、テクニカルな質は更に上がるんだろうな…平井クンには悪いけど。その意味では従来のTRIXはなくなって、全く新しいバンドとしてのTRIXが生まれたと考える方が正しいのかもしれない。そういう意味での期待はあります。まあ、おそらく窪田さんも最初はそういうイメージだったはずだから、今後慣れとともに菰口クンもはじけてくれれば相変わらずのTRIXらしさに戻るのかもね。そのあたりの答えが次のアルバムとツアーで示されるんだろうな…。

思いがけない影響

小生電波時計の愛用者であることは以前もここで書きましたが、この数日、なんか一部の時計が数秒狂っているのに気がついた…。
なんでもこれも地震の影響だそうで。
標準時電波の送信所が福島原発周辺の避難指示区域にあるんだそうな。それで要員が退避しまったため現在停波してしまってるとか。ありゃありゃ、こんなところにも影響があるんですね。
それともう一つ震災以来気になっていること。
前に書いたこととカブりますが、未だにもやしが入手困難。ちなみに納豆、豆腐、油揚げ等の大豆製品もかなり入手困難な状態が続いています。そりゃ水とかカップ麺とかならともかくとして、そもそも日持ちのするものじゃないですから、買占めにあったわけでもないだろうし…。この手の製品は東北方面で作られているのが多いのかな…。なかなかこういうモノの不足って予想できないものであります。

日常のありがたさ

BILLBOARD LIVE TOKYOが4月2日まで休業とか。
特に来日アーティスト専門のハコは厳しいだろうな…。今や地震というより放射能リスクによって来日が避けられているのが現状。もちろん日本のミュージシャンにとっても、計画停電といういつ来るかわからないリスクには立ち向かう術もない。ライブやろうにも電源がなきゃ話にならないんですから。もちろん被災者の方々のことを思えばそんなこと言ってられないのかもしれないけれど、それでも生活はある。大変な世の中になってしまったものだとつくづく思います。無くしてわかる平和な日常のありがたさ。