DAVID GARFIELDのソロワークス

DAVID GARFIELDのKARIZMAとしての活動は、90年代に入り一旦休止し、LOS LOBOTOMYSの活動を経て90年代後半は彼自身の名義で多数のアルバムがリリースされます。
1997年には何と3枚もリリースされているんですね。

1997年「TRIBUTE TO JEFF」DAVID GARFIELD＆FRIENDS
ご存知JEFF PORCAROのトリビュートアルバムで、参加している顔ぶれの実に豪華なこと！LA FUSIONの親分、本領発揮の一枚です。そして内容は更に○。ロックありジャズありFUSIONありヘビメタありAORあり、はたまたマーチングドラムありの何でも有りの1枚。私の最もFAVORITEなアルバムです。
1997年「LA KEYBOARD PROJECT」 DAVID GARFIELD＆FRIENDS
名だたるキーボードプレーヤーの競作になってます。内容的にはイマイチつまらないかも。
1997年「RECOLLECTIONS」DAVID GARFIELD＆FRIENDS
ジャズのスタンダードナンバーを集めた作品です。DAVID GARFIELDの一連の作品の中では異色のアルバムですね。
1998年「I AM THE CAT，MAN」DAVID GARFIELD ＆THE CATS
最近のDAVID GARFIELDのライブにはこのTHE CATSというプロジェクト名が付けられています。別に＆FRIENDSでも全然おかしくないんですけどね。ジャズプレーヤーのことをCATSと呼ぶこと、そしてご存知GARFIELDという猫キャラをもじったものらしいんですが。これもなかなかバラエティに富んでいて、良いアルバムです。
2001年「MUSIC FROM RIDING BEAN」DAVID GARFIELD＆FRIENDS
これは1988年にDAVID GARFIELDが担当した日本のアニメのサントラです。これはKARIZMAの「ARMS OF LOVE」とほとんど同時期の録音で、KARIZMA同様PHIL PERRYのボーカルを中心にした作品のようです...って私これ聴いていないもんで。
2003年「GIVING BACK」DAVID GARFIELD
これは＆FRIENDS名義にはなってないですね。参加者の顔ぶれは相変わらず豪華なのに...。この人のプロジェクトのネーミングははっきり言って一貫性がありません。なもんだからLUKATHERいなくてもLOST LOBOTOMYSとかやっちゃうわけで。KARIZMAにしたって、先日のメンバーは今回初めてKARIZMAに参加した人ばかりでそれもどうかな～。でもこのアルバムは「TRIBUTE TO JEFF」に次ぐ名作です。何遍聴いても飽きません。

というわけで続いてはこれらのアルバムを取り上げていきたいと思います。