TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

JOSEPH WILLIAMSの新作2題 ver.2

2007-09-30 22:04:09 | TOTO&FUSION
JOSEPH WILLIAMS の新作がまた2作品リリースされるようです。
2作品同時、しかもJOSEPH WILLIAMS名義ということで。
タイトルは「TEARS」と「SMILES」。
つまりは昨年リリースされた「TWO OF US」と同じ路線にあるアルバムで、ピアノだけの演奏でバラードをJOSEPHが唄う、という企画モノの第二弾。それが2枚同時に11/21リリースということのようです。
いつ録音されたものなのかとか、ほとんど情報がないものでしてよくわからないですけど、解説には「JOSEPHがライフワークとして取り組む…」と書いてあるくらいですから、これからもシリーズモノとして続くんでしょうか。
ERIC CARMENとか、EAGLESとか、BEACH BOYSとかPAUL SIMONとかの有名な曲をカバーということで、オリジナルのピアノバラードばかりを聴かされるよりは、バラエティに富んでいて、面白そうな気がしますが…。
前作の「TWO OF US」はやはり物足りなさ100%でしたんで、今回はどうかな~。正直、微妙。
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STEVE LUKATHERの来日情報

2007-09-29 00:05:59 | TOTO&FUSION
STEVELUKATHER.NETによれば、3月にSTEVE LUKATHERが来日するとか。
なんでもBOZ SCAGGSのスペシャルイベントツアーとやらに参加するそうです。
BOZのツアーにLUKATHERですか。これって何年ぶりなんでしょう。感涙モノのですよね。
更にこのツアーにDAVID PAICHが戻ってくれたら…。メンバーはまだ公式には発表されていませんが、他の参加者も注目です。

ちなみにLUKATHERの新作は2月リリースということで、タイトルは「EVER CHANGING TIMES」。春から夏にかけてツアーもやるそうで、もちろん来日も。ただ、このところフュージョンをやりすぎたんで、今回のソロアルバムもそうですが、とにかく今はロックボーカルをやりたい!ということ。当然ボーカルがメインのソロツアーになるようで、小生的にはちょっと微妙かな。
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EXHIVISION

2007-09-28 00:00:04 | J-FUSION
今日はPOWER JOBに続いてということでEXHIVISONについて。
EXHIVISIONは難波弘之、和田アキラ、永井敏巳、長谷川浩二の4人による、プログレフュージョンバンド。面子を見ただけでいかにもそれっぽいですよね。

デビューアルバム「EXHIVISION」は2004年4月にリリースされました…が、小生的にはちょっと時期が悪かったですね。というのもTRIXのデビューアルバム「INDEX」のリリースもほぼ同時期。
このEXHIVISIONとTRIXの2枚を同時購入したものですから、結局当時はEXHIVISIONそっちのけでTRIXにハマってしまっていたわけで。当時は同じ位話題になっていた両バンドでしたが、やはりキャッチーなどフュージョンにはプログレフュージョンはちょっとマニアック過ぎたのかな~。

でも改めて聴いてみれば、非常に完成度の高いアルバムなんです。キャッチーもいいけどプログレも悪くない。
このアルバムは永井敏巳の曲が4曲、難波弘之の曲が3曲、そして長谷川浩二の曲が1曲で構成されてますが、やはり色濃いのが永井敏巳フレットレスを大フィーチャーしたドラマチックな展開。これに難波さんのいかにもなシンセとオルガン、和田アキラの幽玄なギターサウンド、そして長谷川浩二のヘヴィメタルなツーバスドラミングが独特な重みのある世界観を作り出してます。難波さんの旧作「百家争鳴」を再録したりしてるのも話題ですし、実はいかにも野獣っぽい曲もあったりします。長谷川浩二の曲ってのがまためちゃくちゃヘヴィメタフュージョンで、これまた面白い。
さすがにファンキー!というようなノリノリの曲はないですけどね、プログレの入った野獣王国って感じでしょうか。とにかく崇高な実力者達の音楽ですよ、これは。

前回も書きましたが、3年半振りのニューアルバムが下手するとお蔵入りしかねない状況。なんとか原盤を取り返して発売に漕ぎ着けてもらいたいものです。
一応情報源として永井敏巳のHP。
http://www.netlaputa.ne.jp/~toshimi/

EXHIVISION / EXHIVISION (ZIZO SHCZ-0028)
HIROYUKI NAMBA(keys)AKIRA WADA(g)TOSHIMI NAGAI(b)KOJI HASEGAWA(ds)
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POWER JOB / POWER JOB

2007-09-26 23:43:28 | J-FUSION
先日のJ&B関係というわけではないですが、今回はPOWER JOB。
そもそもJ&Bなんてユニットがあることすら知らなかった小生、たまたま最初のアルバムの発売日(2001年7月25日)にHMV(新宿の店だったかな~)の店頭に置いてあるのを見かけて即買いをしたという経緯があるのですが、実はその時、同様に当日発売だったため店頭で見かけてJ&Bと一緒に即買いをしてしまったのがこのPOWER JOBのアルバムでした。

POWER JOBというのはフレットレスベースの巨匠と言われるJOB担当永井敏巳と、バークリー仕込みのギタリスト、POWER担当道下和彦の2人によるユニットです。
で、小生が何故このアルバムを即買いしたかというのは、ゲストドラマーがなんと熊谷徳明!だったからに他なりません。どんな音楽やってるのか、なんてのはもちろん知らなかったけど、CASIOPEAを辞めてからその後のフュージョン界での消息がよくわからんかった熊ちゃんが全面参加している!というだけで充分即買いの理由があったんですよ。ちなみにDIMENSIONの増やんも1曲だけですが参加してたりします。

キーボードレスという点、永井敏巳のプログレっぽさから、フュージョンとしてはキャッチーさにおいて若干物足らなさもありますけど、道下さんのパワフルでセンスあふれるプレイ、そして特に永井さんの縦横無尽のフレットレスは聴き応えがあります。フレットレス一本槍によるフュージョンというのもチョッパーにはない落ち着きというか、また独特のものがあって面白いものです。
そしてもちろん!TRIX結成前の熊ちゃんドラミングも存分に堪能できるお得な1枚であります。

当時は知らなかったんですが、2000年前後の熊ちゃんはこのPOWER JOBのライブでプレイすることが多かったようですね。ただ、則竹さんだったり、長谷川浩二だったり、山口鷹だったりと、熊ちゃんが固定ドラマーだった、ということでもなかったようですが。

…そういや古川初穂ピアノトリオをMDに録音した残りの時間埋めに古川兄弟を録音して、今日の通勤で聴いてたんですが、永井さん古川兄弟でもフレットレスをバリバリに弾いてます。そして更に永井さん、ドラマチック?フュージョンバンド、EXHIVISIONのメンバーでもあって、今日は3年半ぶりのニューアルバムがリリース!! されるはずだったようですが…どうもリリースするレコード会社の社長が音信不通になり、CDが店に届いていないという事態に陥っているようです。メンバーのところに見本盤すら届いていないということで、状況を把握することができず困り果ててるとな。いろいろあるようで。

POWER JOB / POWER JOB (ZIZO SHCZ-0009)
TOSHIMI NAGAI(b)KAZU MICHISHITA(g)NORIAKI KUMAGAI(ds)TAKASHI MASUZAKI(g)
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GROOVIN’ JAZZ NIGHTの終わりに

2007-09-25 00:27:03 | Weblog
終わってしまいました、BS朝日の「神」番組、「GROOVIN’ JAZZ NIGHT」。
最後にMCの青木カレンの新曲をライブで披露ということで、秋田慎治のピアノで?と思いきや…

…カラオケかいっ!!!

曲はJAFROSAXみたいなクラブジャズでカッコイイんですけどね、青木カレンは今後はそういう方向を目指すんでしょうか。

ところで後番組に同じような番組が始まらないかな~と期待はしているんですが、如何せんBS朝日のHPが先々週の番組表を最後に更新されておりません。まさか今週の番組編成すらまだ決まっていないとか?
BSデジタル放送って、結構ライブ番組とかいろいろやってくれるんでありがたいんですが、前もって調べておこうにも番組編成がギリギリまで決まらないようでせいぜい1週間先の番組表まで見られるのがいいとこ。見逃してしまってるのが結構ありそうで勿体無い。
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超・人 菅沼孝三

2007-09-24 00:02:45 | Weblog
BS-iの番組「超・人」。今回はドラマー菅沼孝三の特集で、非常に「興味深い」番組でした。
菅沼孝三のドラミングシーンがふんだんに見られるのもさることながら、氏が「手数王」といわれるその所以を、スーパースロービデオを使って科学的アプローチで解析したりしていて。
更に、なんやらいうめちゃめちゃハードロックなバンドに請われて参加したレコーディングシーンなんてのもなかなか面白かった。スタジオミュージシャンがどのように準備してレコーディングに参加しているのか、みたいなのも垣間見れましたし、録音後も打ち合わせでそれを簡単に変更してササッと録り直してしまう。いやもうプロの仕事の真髄を見せ付けられるような貴重な映像でした。

でも…あまりに凄すぎてちょっと悲しくなったりもします。やはり音楽はもって生まれた才能なんだな~と。もちろん努力を重ねた結果が今の地位を築いているのはわかってます。だけど、海外で見かけた打楽器を即買いして、それをいとも簡単に自分のモノにしてしまえるそのセンス。多少は練習したりもするんでしょうけど、やはり「努力」を超えた何かを感じざるを得ません。それに、登場した菅沼氏の生徒の小学生。ウチの息子みたいなんが、すんげぇドラミングを披露。凄すぎて笑ってしまいました。番組は面白かったんだけど、ちょこっとながらも楽器を触った者としては、なんとも微妙な気分であります。
ま、番組タイトルからして人を超えた人ということですから当然なんでしょうけど。
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J&B の続き

2007-09-23 01:47:17 | J-FUSION
J&Bの続きです。

2003年3月にメジャーデビュー、ということでVICTOR ENTERTAINMENTよりアルバム「THE TIME 4 REAL」がリリースされました。これまでのアルバムよりファンキーなテイストが強くなってる感じがしますね。
例えば1曲目、タイトルも「へなちょこぐるぐるべろべろばぁ~」。J&BにBIG HORNS BEE(金子隆博、小林太、織田浩司、河合わかば~下神竜哉はこの時点で脱退していたようですね)が加わった、ファンクチューン。浅野さんでしょうか、コミカルなボーカルに、TAKAさんのJEFF PORCAROっぽいシャッフルの刻みもかっこいいです。ラストには子供の舌足らずの声で「へなちょこぐるぐるべろべろば~」なんてのも入っていて(浅野さんの息子の声というのをどっかで聞いたことがあります…まだまだ小さかったのに…)遊び心の溢れた曲です。
間髪いれずに続く2曲目は「TAKE A BREAK」MARCOS SUZANOのパンディロと森俊之のこれまたファンキーなオルガンがフィーチャーされたノリノリのナンバーです。
3曲目「LIKE THIS WAY」は森俊之のRHODESがフィーチャーされた上質なバラードナンバーですし、4曲目「JAM & BUTTER」(これも略すとJ&Bですね!)は再びBHBが登場する強力なファンクチューン。後半はちょっとブルージーな雰囲気が漂いますが、中でも小生の好きなのは、7曲目「TREMBLE」とラストナンバー「速いやつ」。「TREMBLE」はストレートなロックインストで、浅野さんのベースが圧巻ですし(そういやこの曲のPVを見た事あったような気がする)、「速いやつ」はちょっとジャズっぽさを織り交ぜる曲の構成にTAKAさんらしいドラミングがカッコいい。

THE TIME 4 REAL / J&B
YOSHIYUKI ASANO/JUN KAJIWARA(g)HIDEKI MATSUBARA(b)TAKASHI NUMAZAWA(ds)TOSHIYUKI MORI(keys)MARCOS SUZANO(pandeiro)TAKAHIRO KANEKO(sax)FUTOSHI KOBAYASHI(tp)KOJI ORITA(sax)WAKABA KAWAI(tb)

翌年2004年にもアルバム「FAMILY TREE」をリリース。ゲストという扱いながら森俊之のキーボーを大きくフィーチャーし、ギターインストというよりはファンクフュージョンの趣を更に濃くした仕上がりになってます。
1曲目「AT THE RIGHT PLACE」は森俊之のオルガンがあってこそのファンクチューンですし、2曲目「SI!SI!」もやはり森俊之のWURLITZERを大フィーチャー。6曲目「GOOD BOY」ではこの曲だけエマーソン北村がキーボード参加し、5曲目「NOWADAYS」では前作に引き続きBHBが参加。ただし、BHBには新たに佐々木史郎が加わって、更にどういうわけか織田浩司の代わりに本田雅人が参加し、BHB WITH MASATO HONDAというクレジットになってます。ちなみにあくまでも本田さんはホーンセクションの一員としての参加ということで特に大フィーチャーというわけでもありません。
小生的には1曲目と、やはり浅野さんのチョッパーと森俊之のオルガンをフィーチャーした9曲目「あたりめ」、そして続く10曲目のスピード感のあるうねりがたっぷりの「FOOTS」がツボです。

FAMILY TREE / J&B
YOSHIYUKI ASANO/JUN KAJIWARA(g)HIDEKI MATSUBARA(b)TAKASHI NUMAZAWA(ds)TOSHIYUKI MORI/EMERSON KITAMURA(keys) TAKAHIRO KANEKO(sax)FUTOSHI KOBAYASHI(tp)WAKABA KAWAI(tb)SHIRO SASAKI(tp)MASATO HONDA(sax)

…昨年には「JとB」名義でのアルバムリリースはありましたが、J&Bとしてはこの「FAMILY TREE」がラストアルバムとなってしまいました。BLUES POWERの活動ばかりが最近目立っていた浅野さんとTAKAさん、BLUES POWERのアルバムリリースの話を聞いて、そろそろJ&Bの活動も再開して欲しいな~なんて思っていたのがこの4月でした…。
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J&B

2007-09-22 00:14:13 | J-FUSION
THREE’S CO.にふれたついでと言ってはなんですが、続きましてはJ&Bです。
THREE’S CO.の3人(浅野祥之、松原秀樹、沼澤尚)に梶原順を加えた、ブルース・ロックをベースにしたキーボードレス、ギターインストバンドです。THREE’S CO.とはメンツは同じなれど全くコンセプトが異なりますので全く別物ユニットということで、THREE’S CO.の活動とは並行していたようです。基本はインストなんで、カテゴリーとしてはフュージョンになるんでしょう。

2001年4月に最初のアルバム「J&B」がリリースされます。PAL DISCSとかいう、JASRACのシールが手貼りされてるようなマイナーレーベルからのリリースでした。
内容は吉祥寺STAR PINE'S CAFÉで収録されたライブに、数曲のスタジオ録音曲を加えた11曲。全体的にブルージーな色が濃く、泥臭い感じの曲が多いのですが、8曲目「SATSUKI-BARE」なんて、意外と爽やかなフュージョンですし、10曲目「SONG FOR “J&B”」は松原さん、TAKAさんによるベース&ドラムソロが3分半にわたって堪能できる、なかなか貴重な音源です。ライブでのTAKAさん独特のうねりとでもいいましょうか、グルーヴがめちゃ気持ちいい1枚です。

続く2001年11月にはミニアルバム「LEAVING HOME」をリリース。これは大村賢司のトリビュートアルバムということで、大村憲司の曲「LEAVING HOME」と「TOKYO ROSE」が収録されています。(他にはオリジナルが3曲)
また、「LEAVING HOME」には大村賢司の息子、大村真司が参加しているところも話題の一つでした。「TOKYO ROSE」、いい曲ですね。泣けてきます。

その後ギターの2人だけで「JとB(とK)」名義でのアルバム(故青木智仁氏のイラストがジャケットデザインになっていたという話題もありました)もリリースしていますが、そちらは小生あまり興味なかったもので…すいません聴いてません。

そして2003年にはVICTOR ENTERTAINMENTからメジャーデビュー。

J&B
JUN KAJIWARA/YOSHIYUKI ASANO(g)HIDEKI MATSUBARA(b)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
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INNER WORLD / THREE’S CO. の続き

2007-09-20 00:13:03 | J-FUSION
1回飛んでしまいましたが、THREE’S CO.(浅野祥之、松原秀樹、沼澤尚)の摩訶不思議な脱力系ダンスミュージック?アルバム、「INNER WORLD」(2000年リリース)ご紹介の続きということで、後半7曲目から。

7.IN THE EAST
メインのギターフレーズにTAKAさんのドラミングはめっちゃカッコイイ。だけどやっぱりひたすらエフェクトを加えながら繰り返していきます。途中でちょっとした展開があって、ホーンセクションの音なんかも加わって、これまたカッコイイ。

8.珍生
なんかめずらしく普通の曲らしいちょっとしっとり系のボーカル?曲。歌うは松崎ナオ。でもそう思うのは最初だけで、やっぱり間奏は無限の繰り返しループに陥る罠。

9.MOTHER’S ADVISE
この曲のゲストも大物、井上堯之。ドンドンパンパンいうドラムに森俊之のオルガンがのっかって、井上堯之がシブシブにピロピロとギターをつま弾きます。

10.GRANNIE TAKES A TRIP
今度のゲストは更に大物、ムッシュかまやつの登場です。左右別録りと思われるもっちゃりとしたビートのドラムにエマーソン北村のオルガン。いかにもムッシュらしい荒削りなギターに載せて、ムッシュがタイトルフレーズをブツブツつぶやいてます。
さすがにムッシュの声はいじくれなかったのか、この曲はムッシュの声そのまま。
ところで、先日NHKでムッシュがTAKAさんのドラムだけで歌うというライブが放送されてましたが、これなかなか面白かったです。

11.実験室
シーンは撮影スタジオ?BGMはMARCOS SUZANOのパンディロに載せてフラッシュ金子がひたすら同じフレーズを吹きまくるノリノリの音楽。及川光博演じるカメラマンなのか狂人博士なのかはわかりませんが、モデル「マチコくん」相手に写真を撮りまくるという怪しげな小芝居。及川氏の興奮が抑えきれなくなってしまったところで小芝居終了、BGMが次第に表に出てきます。ノリはまるでSNAKEMAN SHOW。及川光博の怪演がとにかく変、というか、今自分が何を聴いているのかわっぱりわからなくなります。

12.THE LAST MATING DANCE
最後にきてようやく普通っぽい曲。佐藤竹善のコーラスを加えたちょっと寂しげなバラードインストです。

あまりに変、わけわからな過ぎのこのアルバムですが、聴いているうちに結構ハマってしまうのもまた事実です。音楽ドラッグみたいなものでしょうか。
とはいえ、あまりに実験的すぎたのかTHREE’S CO.のアルバムはこの1枚だけで打ち止め。ちなみにこのアルバムリリース(2000年)の翌年に、この3人に梶原順を加えてJ&Bとして、ブルージーなインストロックのアルバムがリリースされています。

ちなみに、後にこのアルバムにも参加していたフラッシュ金子率いるBHB&THREE’S CO.として、ミニアルバムが1枚リリースされましたが…GROOVE DYNASTYというドラマー大集合のイベントがありましたが(BHBもサポート参加)、その会場限定での発売だったため、非常に入手困難な1枚となっております…。これ欲しぃんですよぉ。
更に3年前くらいにリリースされたBIG HORNS BEEのアルバムでもTAKAさんと浅野さんがフルサポートしていたのもこの流れでしょうね。

INNER WORLD / THREE’S CO. (IMPERIAL RECORD TECI-1004)

YOSHIYUKI ASANO(g)HIDEKI MATSUBARA(b)TAKASHI NUMAZAWA(ds)AKIHIRO YOSHIZAWA(turntable)SHOJIRO WATANABE(engineering)

MASAYOSHI YAMAZAKI(g,blues harp)TOSHIYUKI MORI(keys)SATORU SHIONOYA(p)MARCOS SUZANO(pandeiro)TATSUO HAYASHI(ds)EDDIE M.(sax)TAMIO OKUDA(g)HARUOMI HOSONO(b)SHIGERU SUZUKI(g)HIDETOSHI NISHIJIMA(didgeridoo)AYANO KASAHARA(cello)KAZUFUMI MIYAZAWA(voice)SHIKAO SUGA(voice,g)NAO MATSUZAKI(voice)TAKAYUKI INOUE(g)MONSIEUR KAMAYATSU(g,voice)EMERSON KITAMURA(keys)MITSUHIRO OIKAWA(voice)TAKAHIRO KANEKO(sax)CHIKUZEN SATO(vo)
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はら~...残念

2007-09-18 22:35:46 | Weblog
BS朝日の「名」番組「GROOVIN'JAZZ NIGHT」ですが、次回の放送で終了なんだそうです...。
小生のようなジャズフュージョンファンには「神」のような番組だったんですけどね...。
まだまだ出てない、出て欲しい方が一杯いるのに...。
同じような番組が衣替えして続いてくれることを切に願います。

あまりにショックなんで今日はこんだけ。
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