TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

ピリカラザリガニ団

2005-10-31 23:54:48 | Weblog
ちょっと前の話ですが、9月23日(祝日)はさいたまジャズデイだったんです。
カミさんが聞きたいと言うし、小生これでも吹奏楽部出身、ビッグバンドジャズも興味あったし、あっちこっちでJAZZをやってるってんで、行ってきたんですね。

広場のステージで、中学生くらいのブラバンがSWING GIRLSばりにJAZZをやっているのを聞いて、うんうん懐かすぃなぁ~、結構うまいじゃない!なんて思いながら聞いてたんですけど、次に登場したなんか暑苦しそうな男共に度肝を抜かれました。それがこのバンド、ピリカラザリガニ団です!
いやあ熱かったです。素晴らしかったです。めちゃめちゃカッコよかったです。こんなバンドがあるのかと目から鱗でした。
このピリカラザリガニ団、いわゆるニューオリンズ・ブラスバンドスタイルで、トランペット、トロンボーンにサックス、そしてスーザーホンにいわゆる大太鼓と小太鼓の編成なんですけどね、ものすごいHOTでファンキーなんですよこれが。もちろんブラス中心のファンキーなバンドっていろいろありますけど、ニューオリンズジャズをベースにして、さまざまなジャンルを取り入れた独特のスタイルを持っています。ニューオリンズジャズっていうとディキシーランドジャズみたいな、老人の一歩手前まできた太ったおじさん達が、農家のご婦人方が輪になって踊っている前でやる、明るくて脳天気なJAZZというような先入観(というか知らなかっただけですけどね)を持っていたんですが、間違っておりました!HOTでFUNKYなタテノリJAZZなんですね。勉強になりました。

ところで何故また時間も経っているのに今更こんなこと書いているかといいますと、ピリザリのライブの後、公式HPがないかと探したんですけど結局見つからず、あきらめてたんですね。ところが今日、何かの拍子にこのHPが見つかったんで、こりゃ是非とも紹介せねばなるまいと。
で、このHPを見てたら、バンドの活動記録になんと、シアターブルックの佐藤タイジの結婚披露宴に参加なんて記事が...。佐藤タイジに結婚披露宴なんて言葉はとても似合いそうにありませんが、人並みに披露宴をやってたんですね、しかも今年のGWに...。ピリザリは新郎新婦入場の先導で賑やかしをやったんだそうな。
披露宴の余興ではもちろんスガシカオやTHEATRE BROOKのライブもあったそうで、当然そこには沼澤尚も。
てなわけでこのBLOG的にもピリザリはしっかりCONNECTIONしちゃいました。

ご存知の通りニューオリンズは台風による水害でえらいことになっています。この水害に手を差し伸べるべく、ハリケーン・エイド・ジャパン・ジャズが11月12日に開催されます。多数の著名JAZZ PLAYERが一同に会した日本のJAZZ界始まって以来の大型イベントかもしれませんね。市原ひかり嬢も出演するようですし。ピリザリも近くのストリートに出没するかも!?
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STAGEA ON STAGE

2005-10-31 00:12:19 | Weblog
前回エレクトーンSTAGEAがどうのこうのと言っていたところで、偶然にも今日、たまたま行ったショッピングモールで「STAGEA ON STAGE」なるイベントが行われてました。
言ってみれば、YAMAHAエレクトーン教室の生徒さんの発表会。でもちゃんとステージを作っていて、もちろん真ん中には主役のSTAGEAがデンと構えてます。観客はざっと見ても100人はとっくに超える人数が集まっていた、それなりのイベントです。
小学生とはいえ、さすがはエレクトーン教室の生徒さん。しかもこんなイベントですからそれなりの腕前の子が厳選されたんでしょうね。たいしたものです。

STAGEAは観客に正面を向けているのではなく横向きにセッティングされていて、演奏者の手元、更には左足による足鍵盤を踏む動きまでがしっかり見えるようになってました。さすがYAMAHAのイベント、見てもらいたいところがよく見えるようにちゃんと考えてるんですね。普通エレクトーン演奏というと真正面を向いていることがほとんどなんでしょうけど、生徒さんのがんばりの様子を見せるのももちろんですが、更にはエレクトーンってこんな楽器なのよ、という営業的な思惑もちょろっと見えてたりもして。
あまり見ている時間はなかったんですが、しばらく感心しながら聴き惚れていた次第です。
前回も書きましたけど、子供にとってはポップスなどの身近な音楽を自身1人だけで弾くという環境を越えて、他の音・リズムに合わせて楽しみながら弾けるという面においては、やっぱりピアノよりも演奏の楽しさは増すでしょうし、リズムの体得にもいいものだと思います。更にはこんな発表の場も設けられているんですから、モチベーションの持続もあるでしょうしね。ウチの子供もピアノをやってますが、発表会もあるんはあるんですけど、言わば身内を集めただけのホールで地味~にやっているような環境ですから、「STAGEA ON STAGE」の派手さとは比較になりませぬ。ピアノからエレクトーンに転向さそうかなと思ったりもして。

で、肝心の音はどうだったか言うと、オリジナルの音色は比較のしようがないのでなんとも言えませんが、やはり既存の楽器をシミュレートした音はシンセサイザーのサンプリング音とは比べものになりません。特に管楽器系の音色なんていかにも作り物。もちろんエレクトーン教室で使う分には全然問題ないんですけどね、STAGEAのHPを見てたらT-SQUAREの河野啓三氏のみならず、元T-SQUAREの(やっぱSQUAREかい)和泉宏隆氏もPYRAMIDのライブで使っているそうな。何でも1人の限界を超えた演奏がSTAGEAを用いることで実現できるということのようです。確かにエレクトーンのコンセプトとしてはそもそも1人で1人以上のことができるということが売りですから、そっちのニーズが高ければ音質はともかくとしてライブで使うというのもありなんでしょうかね。

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T-SAQUAREとMARLENE...そしてSTAGEA?

2005-10-30 01:29:50 | J-FUSION
CROSSOVER JAPAN'05でもう一丁懐かしネタを。
...懐かしネタばっかりで恐縮ですが、やはり現状のFUSIONに対する環境としてはどうしても懐かしいところにスポットがあたってしまうのは仕方ないことですかと。もちろんCROSSOVER JAPANではFUSION界の「現在」を象徴する小林香織やDEPAPEPEの出演もあって、懐かしむばかりではなかったのも良かったとは思うんですけどね、やっぱりどうしてもそっちの方に目が行ってしまう小生もやはり年を感じておりやす。

で、本題ですがT-SQUAREとマリーンの共演による「IT'S MAGIC」。これまたCASIOPEAの「ASAYAKE」高中正義の「BLUE LAGOON」と並ぶ王道を行く1曲でした。何年ぶりなんでしょうね、この人たちの共演は。懐かしくて涙がチョチョ切れ(死語)ますね。しかもDVD、CDとも収録なしですからホントBSデジタルを見れて良かった良かった。そんでもってマリーンさん、結構それなりの年(40代後半?)いってるんでしょうけど、あの若々しさは何!?って妙なところで更に感心しております。

ところで、マリーンといえば小生一度だけ1991年の琵琶湖バレイJAZZフェスティバルでライブを見ておりますが、恐らくその頃のツアーキーボーディストは窪田宏さんであったかと思います。ただ当時は窪田宏という名を知らなかったもので、実際にそうだったのかがわからないものですから、知っている人いたら教えてくだっさい!(とウチのカミさんが申しておりました)

さて窪田宏といえばエレクトーン、で、現T-SQUAREのキーボーディスト河野啓三もしかり。(TRIXの前身セッションにも窪田氏の代わりに参加してましたしね)無理やり話を元に戻しちゃいましたのは、CROSSOVER JAPANのT-SQUAREステージにドーンと居座っていたYAMAHAのエレクトーン「STAGEA」についての前フリ。いやどんな音なんかなあと注目して聴いてたんですけど...噂には聞いてましたが正直あまり音は良くないですね。オルガン系の音ならともかくとして、例えば「TRUTH」のピアノの音なんかは完全に浮いちゃってましたから。MOTIFを作っているYAMAHAの製品とは思えない、リアリティの無い音です。時々あれ!音いいやん?と思ったら「STAGEA」の上にくくりつけたROLANDのシンセの音だったりして。(何でYAMAHAのエレクトーンの上にROLANDのシンセが乗っかっているのかがよくわかりませんが)
もちろんエレクトーンを否定するつもりはありません。音楽を勉強するにあたってはピアノよりも奥が深いし、何より演奏する楽しさという点においてはその上を行くものであろうとは思ってます。が、実際音を聴いてみると、やはり音にこだわるプロのバンドが使うものではないような気がしました。シンセに比べれば運搬も大変でしょうしね...。話題性もあって、このSTAGEAには少なからず興味を持っていたんですが、実際に聞いてみて、ちとガッカリしたのが正直なところであります。
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朝焼けのブルーラグーン

2005-10-29 02:23:14 | J-FUSION
前回CROSSOVER JAPAN '05のテレビ中継ゲットのことを書きましたがその続きネタということで。

今年のCROSSOVER JAPAN、何と言っても目玉は高中正義と野呂一生のコラボレイト、「朝焼けのブルーラグーン」でしょう!小生実際にこれを聴く前から、このタイトルだけでASAYAKEのイントロからBLUE LAGOONのメロが始まる様子を勝手に想像してまして、それがあまりにもハマってたものですから、しまいにはASAYAKEのメロが思い出せなくなって、「朝焼けのブルーラグーン」が頭ん中をグルグル回ってたりしておりました。しかもドラムは宮崎まさひろ!懐かしいですねぇ~小生が学生の時に行った高中のコンサートも宮崎氏だったんで、結構思い入れがあるんです。そんなこんなでどうしてもこれは聴きたい!ということでCDも買おうかな~と思っていたところにテレビ放送でゲットできましたんでもう言うことはありません!と言いたいところですが...。
正直言って高中さん、かなりへたくそになってません?そりゃあんなサーフボードもどきのギターを使って、しまいにゃダッチワイフもどきのお姉ちゃんの人形まで乗っけて演奏すりゃまともに演奏なんかできゃしないでしょうけど・・・。あまりの雑な演奏にちと幻滅しました。お祭りさわぎはいいんだけど、やっぱりCROSSOVER JAPAN、大人のお祭りです。毎年参加されているのは感心しますが、参加することに意義があるというものでもなく、聴かせてナンボのイベントですからね、ちょっと悪ふざけし過ぎじゃないすか。

ううむ...CD買うのやめようかな...。
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SPINING TOE HOLD

2005-10-28 00:14:17 | J-FUSION
こないだ液晶テレビを購入して、ケーブルテレビをデジタルにしたことは書きましたが、早速そのメリット大有りで先週の日曜日、「CROSS OVER JAPAN 05」のライブをBS-FUJIでゲットできました。
とはいえたまたまチャンネルを合わしたらやってた、という状態だったもので初っ端のNANIWA EXPRESSは見逃しちゃっいました。BS-FUJIさん、頼むからもう一回やってくれよお。

ところで懐かしかったのが竹田和夫AND CREATIONの「SPINING TOE HOLD」。知る人ぞ知る、小生が中学時代に見ていたジャイアント馬場率いる全日本プロレスのテリー&ドリーのファンクスのテーマソングであります。そういやあの頃の全日本プロレスが最盛期だったなあ~。馬場に鶴田に天竜源一郎。そしてファンクスはもちろん、空中殺法マスカラスブラザースにブッチャー&シークの極悪コンビ。そういやブルーザーブロディも出てきてましたし、スタンハンセンが新日本から移って来たのもこの頃です・・・って話が違うやろ。

で、「SPINING TOE HOLD」ですけど、カッコいいですよね~。FUSIONとはちょっと違って泥臭い、まさにロックインストです。このリフには燃えますわ。TOTOがやっててもおかしくないかもしれないなんて思わぬでもない、今聴いてもちっとも古臭さを感じないインスト界の名曲です。これ聴けただけでもありがたいですわ。CREATIONってスゴイバンドだったんですね。今更ながら見直しましたです。

そういや、全日本プロレスのテーマでもう1曲で印象的なのが、シリーズ紹介だか次週の予告だったかに使われていた、THE COMMODORESの「MACHINE GUN」。COMMODORESといえばLIONEL RICHIEもそうですが、ファンクというよりバラード系メインの印象が強いんですけど、これまたクラビネットバリバリのファンキーなカッコいいインストだったんです。
よくよく考えて見ると、小生がFUSION方面にハマっていった原点というのが、どうもこの2曲のような気がします。そもそもロックインストがカッコイイな~というところからFUSION方面に世界を拡げていったのがきっかけでしたから、今思えばそのロックインストというものを初めて意識して聴いたのがこの2曲だったような気がします。

つまり、小生の音楽的ルーツは全日本プロレスにあり、ってか?
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TOTOの新作はFRONTIERS RECORDSから

2005-10-27 00:59:18 | TOTO&FUSION
TOTOの新作「FALLING IN BETWEEN」はFRONTIERS RECORDSなる、イタリアのレコード会社からリリースされることになったようです。COLUMBIAというメジャーレコード会社からのリリースは過去のものとなり、「THROUGH THE LOOKING GLASS」ではCMCとかいうEMI系のレーベル、「LIVE IN AMSTERDAM」はEAGLE VISIONとかいうレーベルと、COLUMBIAとの契約ができなくなったことから、レコード会社が1作品ごとに、徐々にマイナーに変わっていくという環境にあるのが結局のところTOTOの現状なんですね。「TAMBU」あたりからもそうだったのですが、米国本土でのセールスが望めなくなってきたことから、まだ売れるであろう欧州系のレーベルにシフトして、なんとかリリースを続けているのが痛々しい気がします。

で、このFRONTIERS RECORDS、サイトを見ていて気がついたんですが、JOURNEYの最新作もこのFRONTIERS RECORDSからリリースされてたんですね!(日本ではキングレコードからの発売です)さらに新作情報としてSURVIVOR(「EYE OF THE TIGER」が大ヒットした、というかそれしか知らないんですけど)もここからリリースされるとか!いやあSURVIVORってまだ活動していたんですね!(そりゃTOTOもお互い様やろ、っちゅうツッコミが聞こえてきそうですが)更にはSTYXもここからリリースされているようで、なんか'80年前後のまさにアメリカンロックの全盛期のバンドが集まってきてるって感じです。TOTOもそうですけど、本土ではリリースもできないほど売れないのに、欧州においてはまだまだアメリカンロックは売れる!てなことなんでしょうか。(TOTOのツアーも欧州ばっかりですし、こないだ書いたLOS LOBOTOMYS/KARIZMAだって、更にはSTEVE LUKATHERのEL GRUPOだって活動のほとんどが欧州です)
不思議なものですね、それこそ'80年代のモロアメリカンなロック/AORは本土ではCDも出せないのに、異文化の国である欧州(日本も含めて)ではまだまだ人気があるということですから。
逆に考えれば米国音楽マーケットってのがものすごい偏っているのかも知れません。
80年代はBEST HIT U.S.A.を毎週楽しみに見てたんですけどね、90年代に入り、MTV時代になると、米国のチャートってHIPHOP/RAP系とブラコン・女性ボーカル系ばっかりになってしまって、急速に興味を失ってしまいました。最近では少しはましになってるんでしょうけど、やはり昔ほど聴きたいと思うようなことはありません。

~話は逸れますが、日本のバンドブームも最近では多様化していて結構面白いと感じます。一時期はBEING系とビジュアル系ばっかりでしたけど、日本のリスナーも耳が肥えてきたんでしょうかね。

もちろん過去のものばっかりを引きずるのがいいわけではありませんが、音楽の多様性という意味においては、米国本土よりも欧州・日本の方がまだまだ面白いんじゃないかなと思うところです。
ま、米国本土でもSANTANAの復活(これも単に流行を取り入れただけ、という見方もできなくもないですが)のような例もあるんですから、TOTO、JOURNEY、もちろんSURVIVORも含めてベテラン方にはまだまだ頑張ってもらって、もう一花咲かせて欲しいものです。

ちなみにSANTANAの新作「ALL THAT I AM」も11月リリースです。こちらも要チェックですぞ。
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FALLING IN BETWEEN 続報

2005-10-26 00:36:45 | TOTO&FUSION
TOTOのニューアルバム「FALLING IN BETWEEN」、既にTOTO系サイトでは祭りになっていますが、リリースするレコード会社も決まり、来年の2月に発売ということで決定したようです。(日本では1月下旬リリースとの噂もあり)
既にジャケットデザインもTOTOの公式サイトで公開されてます。
やはり話題はGREG PHILLINGANESの加入、そしてJOSEPH WILLIAMSのゲスト参加でしょう。そしてCHICAGOのホーンセクションの参加も魅力です。

しかし時間がかかるものですね。夏にレコーディングをしてリリースが2月ですか。CASIOPEAなんかこないだレコーディングやってたかと思ったら12月下旬にはリリースですからね。さすが大物になると時間のかけ方が違います。(CASIOPEAが小物っちゅうわけでは...)

とはいえ、こんな最新情報が小出しに次々と流れて来るのはやはりネット時代のいいところ。昔じゃ考えられないですね、自分の好きなアーティスト情報が手に取るようにわかるなんて...。

今日はこんだけ。
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2つの LOS LOBOTOMYS 2

2005-10-24 22:51:52 | TOTO&FUSION
さて一方、STEVE LUKATHERはというと...EL GRUPOなるユニットと夏、そして秋とツアーをやってます。ちなみにEL GRUPOは昨年末にLUKATHERとNUNO BETTENCOURTのBLUENOTEツアーをサポートしていた面々ですが、そのままLUKATHERのソロユニットになっているようです。
で、そのレパートリーが「HERO WITH A 1000 EYES」やらジミヘンの「FREEDOM」「LILLE WING」と、中期LOS LOBOTOMYSとカブってしまってます。それに極めつけが「DISMEMBERMENT」とDAVID GARFIELDの曲であり、LOS LOBOTOMYSの名刺代わりの1曲までやってしまってますね。 (しかし、DISMEMBERMENTの著作権料とかはどうなるんだろうか...)その意味で、STEVE LUKATHERにとっては、自身のプロジェクトこそがLOS LOBOTOMYSの流れを汲むものなんでしょう。(ちなみにこのEL GRUPOのライブ、BOOTLEGでは出回っているようですが、自主制作盤としてライブ会場限定で販売されるようです・・・欲すぃ...)
ついでにあんまり関係ないですが、SIMON PHILLIPSはZILDJANのゲストで今度の11月開催の楽器フェアに顔を出して、手数王菅沼孝三とSQUAREの坂東慧とドラムバトルを展開するそうです。

実際、DAVID GARFIELDもKARIZMAの公演で「DISMEMBERMENT」をやったりしてましたから、そんなにこだわる必要もないのかもしれませんけどね、二つに分かれたバンドが同じ曲を演るというのはバンド分裂の典型ですから悲しいものです。やっぱり、ホントはまた元の鞘に納まりたいんじゃないのかなぁ。

ところでDAVID GARFIELDさま、「TRIBUTE TO JEFF REVISITED」、早く出してよぉ~。
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2つの LOS LOBOTOMYS 1

2005-10-23 22:09:42 | TOTO&FUSION
LOS LOBOTOMYSのOFFICIAL BOOTLEGに端を発したSTEVE LUKATHERとDAVID GARFIELDの確執、未だに修復の兆しが見えません。

DAVID GARFIELDが"LOST LOBOTOMYS"という意味深な名称でLOS LOBOTOMYSの再結成を行ったのは以前にも書きましたが、正式にLOS LOBOTOMYS"2005"としてデンマークツアーを10月12~15日に行っています。
そのメンバーはDAVID GARFIELD(keys)LENNY CASTRO(perc)BRANDON FIELDS(sax)
JOHN PENA(b)CHAD WACKERMAN(ds)そしてゲスト扱いとしてSOREN REIFFがギターとして参加してます。
また、そのツアースタート直前にもLOSでライブをやってますが、ギターは"LOST LOBOTOMYS"と同様CREATCHYの秘蔵っ子、POTATO SALADのKURT DOHYがつとめ、ドラムはスケジュールの都合だったんでしょうか、このライブに限りOSCAR SEATONが登場してます。
この再結成について、DAVID GARFIELDは、これが正式なLOS LOBOTOMYSかという問いに、そもそもLOS LOBOTOMYSはスケジュールが空いているPLAYERが集まってセッションをすることから始まっているので、正式と言えばそうだし、正式なものではないとも言えるというように、言葉を濁しています。
更にはSTEVE LUKATHERとSIMON PHILLIPSは異なる道を行くというような決別表明とも言える表現で、現在の関係について語っています。
そのインタビューはdavidgarfield.comに掲載されてますので、読んでみて下さい。(小生この程度の事しか読み取れないもんですいません)

で、一方STEVE LUKATHERは...。
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THE WINGS OF TIME~THE WINGS OF TIME/沼澤尚

2005-10-22 00:17:23 | AORとか
さて、沼澤尚のソロアルバム「THE WINGS OF TIME」、ようやく最終会です。

16.THE WINGS OF TIME ~DEDICATED TO JEFFREY THOMAS PORCARO

最後の曲はタイトルナンバー「THE WINGS OF TIME」。
もちろんJEFF PORCAROに捧げるこの曲、タイトルはJEFFの墓標に記されている「OUR LOVE DOESN'T END HERE IT LIVES FOREVER ON THE WINGS OF TIME」という言葉から取られたものです。この言葉をモチーフにCAT GRAYが詞を書き、佐藤竹善が歌います。更にはJEFFの父親であり、沼澤尚の師匠でもあるJOE PORCAROがJEFFへの想いを込めてVIBEとCONGAで味付けをした、心に染み渡るバラードです。アルバムのライナーにはJEFFと肩を組んだ、ホントに子供のような若き日のTAKAのにこやかな写真が...。

ゲストもこのアルバムを締めるに相応しく豪華なものです。ボーカルの佐藤竹善に加えコーラスには尾崎亜美、ベースには小原礼が、曲を全編で彩るストリングスはもちろん塩谷哲のアレンジで、ASKA STRINGSが。そして特筆すべきは...ギターの大村憲司です。ご存知のように既に故人となってしまった大村憲司の、文字通り生涯最後のレコーディングだったわけです。そんなことからこのアルバム、「DEDICATED TO THE MEMORY OF KENJI OMURA」ということも含め、たまたまではありますが、JEFF そして大村憲司に捧げるというちょっと悲しいエピソードも織り込まれています。

大村賢司、ご多聞に漏れず私がこの名前を初めて聞いたのはもちろんYMOです。そしてYMOのサポートをやっていた頃にリリースされたアルバム「春がいっぱい」。やはりテクノ的なイメージがどうしても私にはありましたが、FUSIONシーンでは当時から名の知れた存在だったんですね。その頃中学生であった私にはそこまで追求することはできませんでしたが、仕方のないことです。で、次に出会うのが以前に書きましたが、宮沢和史のAFROSICK。正直同一人物とは思えなかったですね。容姿もそうですが、YMOのフィルターを通さずに一ギタリストとして見ることができなかったんでしょう。
そしてその交流から、今回のアルバム参加。なんでもTAKAと大村憲司とWILL LEEでトリオのバンドをやろうなんて話もあったようです。相当肝臓が悪かったようで...1998年11月に永眠、本当に残念なことになりました。
息子の大村信司さんもギタリストなんですね。2001年の命日にリリースされたJ&B(沼澤尚、松原秀樹、梶原順、浅野祥之)のミニアルバム「LEAVING HOME」~DEDICATED TO KENJI OMURA にも参加し、父大村憲司の名曲「LEAVING HOME」で父親にも負けないギターソロを披露しています。

・・・この「THE WINGS OF TIME」のラストは他の楽器がフェイドアウトしていく中、残ったストリングスのみをバックに大村憲司のギターソロが展開されます。そして段々と遠くなっていき・・・まるで光に包まれて昇天していくようなSEとともにフェードアウト。まるで大村憲司の魂が燃え尽きるかのようなエンディングが更なる悲しみを誘います。

CHIKUZEN SATO/AMI OZAKI/YUKO OTAKI(vo)KENJI OMURA(g)RAY OHARA(b)
SHINGO KOBAYASHI/CAT GRAY(keys)JOE PORCARO(vibe,conga)ASKA STRINGS(strings)
TAKASHI NUMAZAWA(ds,vo)

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