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TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

すんごいデータベース

2008-10-31 23:08:03 | Weblog
ふとあることでJASRACのホームページを覗いてみたんです。
そしたら、J-WIDなる作品データベースというものを見つけてしまったんです。

このデータベースは凄い。
つまりはJASRACに権利を委託している曲「全て」のデータベースなんです。
だから既に廃盤になっている曲も含め、日本でレコード・CD発売された曲のほとんどが網羅されているといってもいいんでしょうね。
だから古い曲であっても曲名がわかれば誰の曲なのか、誰が演奏しているのかなどがわかる。逆に、この人はどのような人に曲を提供しているのか、つまりはこの人の曲が聴きたい!と思ったらこれを調べれば、誰のどの曲がこの人の作品なのかがわかるというもの。もちろん国内だけでなく、海外の作品も含めてです。

試しに著作者「熊谷徳明」で検索してみたら…見事、TRIXの熊ちゃん作曲の全ての曲が出てきますし、もちろんCASIOPEA時代の曲も。よくよく見たら、アーティスト名はTRIXとなっているものの聴いたことのないようなタイトル「HOR-SE」「パーチ・マーチ」なんてのも。「HOR-SE」ってアルバム「FORCE」に入れるつもりで没になった曲なんでしょうか。その2曲とも作品コードが他の曲とちょっと違うものですから、未発表曲ということを表してるんでしょうかね。それにしても、どんな曲なのか興味津々ですよね~。
ちなみに、熊ちゃんのソロアルバム「O.S.T.」の曲は出てきません…と思ったら著作者名が「NORIAKI」になってるんですね。どーりでどーりで。

ホントは素人がこんな使い方したら怒られちゃうのかも知れませんけど、いいもの見つけました。しばらくはこれで遊べそうです。
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へたれたHMV

2008-10-29 23:14:51 | Weblog
どうもここんとこHMVの様子がどうもおかしい。
まず、先日注文したとあるCD。突然届いたものでびっくりしてHMVのサイトで確認したら、その時点ではまだ入荷待ちのステイタスのままだった。ま、早く届く分にはええかと思ってたら、次に注文したCD、今度はメールで出荷連絡があったにもかかわらず、届いたのは3日後。今までは宅配便で来ていたのに何故か今回はメール便。う~ん1枚だけだったから仕方ないのかと思いつつも、これが新譜の予約だったら怒るでしかし。しかしメール便で送るなんて話聞いたことないんだけどな…。と思ったら次の注文は出荷メールが来てから2日後に宅配で送られてくるわけで。なんか社内が混乱してるんでしょうかね…。

で次に届いたメールはポイントサービス変更のお知らせ。今まで500円で1ポイントだったのを100円で1ポイントに変更するとな。もちろん単純に増えるわけじゃありません。今まで100ポイントで2,500円の買い物ができたんだけど、変更後は1ポイント1円になるそうで…。これって計算してみると、つまりは今まで50,000円で2,500円の買い物ができたのが、今度は250,000円買わないと2,500円分のポイントがたまらないということ…か。結局ポイント価値が5分の1になるっちゅうことやね。ありゃありゃ。

今までHMVに操を立ててきたわけでもないけれど、ポイントのことを考えてAMAZONよりも値段が少々高くてもHMVで買ってたんですが、こうなってくると…単純に値段の比較になってしまいますな。実際マルチバイじゃなければAMAZONの方が安いことが多いですからね。一時期HMV撤退か?なんて話もありましたが…またこの話が復活しそうなやっちまった感。誠に残念であります。
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ゴルゴは?

2008-10-28 00:12:23 | J-FUSION
DIMENSIONの新譜「21」の収録曲タイトルが出てきてますが…見る限りゴルゴのテーマみたいな曲がありません…。サントラ盤も出る様子ないですしね…幻の曲で終わってしまうのかな~。それとも普通のタイトルが付けてあって、それとわかんないようになってるのかな~。
レビュー読んでもそれらしいこと全然書いてないし…ってかこのレビュー、もう少しは書きようないものですかね。
なんにしても収録されてないとしたら残念でなりませぬ。
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T-SQUAREのみゅーじん

2008-10-27 01:27:45 | J-FUSION
既に放送から1週間経ってしまいましたが、先日のSLAP×SLAPでも話題になってました、テレビ東京の「みゅーじん」T-SQUARE。
日比谷野音での30周年記念ライブの舞台裏とかをいろいろと見せてくれてました。
小生にとっては懐かしい長谷部徹さんの姿や、宮城純子さんとか仙波清彦さんとか、いろいろ映ってましたね。ちなみにかなりびっくりしたのが仙波さんの年齢…確か53歳ってテロップで出てたような…実際に楽器フェアとかでお見かけしたことあるんですけど、もう70近いお爺さんだと思ってたもので、まだそんな若かったとは…。
それとやはり感心したのは河野啓三さんの存在。今回の30周年ライブのいわばディレクターをやっていて、つまり現在のT-SQUAREは彼がボトムを支えているんだな~と。素晴らしい才能です。テレビでは大量の譜面を書き上げている河野さんが映ってましたが、こないだのすらすらのMCでは河野さん、SQUAREに加入した時にもらった「TRUTH」の譜面が、なんとシンコーミュージックのバンドスコアの写しだったと暴露してましたけど…そんな経験から以降のSQUAREをしょって立つようになったのでしょうかね。ストさんもこないだのSQUAREでは大変お世話になりましたと最敬礼するのも頷けます。

この30周年記念ライブ11月8日にはNHKBS2で1時間半くらいの番組として放送されるとのこと。その後完全収録のDVDの発売予定もあるとか。歴史的作品になりそうですな。

…関係ないけど、前回のすらすら絡みで。佐藤竹善の「FOUR WORLDS」のPV見てたら下野さんがアップライトを弾いていた。ていうかすらすら見るまで下野さんの顔ってあんまり認識していなかったもので今まで気がつかなかっただけなんですけどね。
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SLAP×SLAP 20081024

2008-10-26 02:31:21 | J-FUSION
てなわけで、24日はSLAP×SLAPを見に横浜まで行ってまいりました。
KORENOSにTRIX、そしてこのSLAP×SLAPということで、今月は何故かストさん三昧。
月に3回もライブに行くこと自体ほとんどないんですけどね、時にはそういうこともあるもんです。
対する下野さんもカミさんが前日にGATZのライブにも行っていたので、これまた偶然家族で下野ヒトシ2DAYSになってたりして。

場所は横浜のHEY-JOE。もちろん初めてだったんですが…ここもまた狭いですね。50人くらいのお客さんだったでしょうか。テーブルが撤去されて椅子席オンリーだったものでメシ食えなくって前回の腹減った~発言になったわけですけどね。何でもすらすら始まって以来のお客さんの数だそうで、ストさん「皆さんなんか勘違いしてません?佐藤竹善は来ませんよ。」だって。

下野ヒトシさんという人も一連の佐藤竹善作品で名前はしょっちゅう見かけてはいたんですが、実際に見たのは今回が初めて。今までの作品や見た感じから寡黙なベース職人的なイメージを持ってたんですが…全然違いましたね。しゃべるしゃべる。しかもかなりのビッグマウス。ストさんに面と向かってハ○とか言い放ったりして。いつもはどっちかつうとイジり役のストさんが、後輩にイジられてタジタジになっているという姿もなかなか見られるものでもありません。イジられてる横で下向いちゃって次の曲のメロのおさらいしてるストさんがちょっといじらしかったりして。実質11曲で2時間チョイのライブでしたが、曲演ってる時間よりもMCの時間の方が長かったような気が…。(すらすらはドラム打ち込みだから1曲1曲の演奏時間がかっちり決まっていてそれほど長くないですからね)それにしても2人のやりとりの間に挟まれながらも、ニコニコしながら2人を見守る河野さんがなんとも可愛かったこと。

もちろん音楽が凄かったのは言わずもがな。2人の超絶チョッパーの洪水にはただただ圧倒されるのみです。ストさんも相変わらずですが時折見せる下野さんの超速チョッパーには目を見張るばかりでした。S.M.V.も凄いけど、とにかくやんちゃでハイテクなチョッパーをげっぷが出るくらいにこれでもかと見せ付けるSLAP×SLAPには全然違う魅力がありますね。下野さんはS.M.V.よりもこっちの方が先なのに挨拶もないと文句言ってましたけど。(今度のTETSUJINOに対しても対抗心ありありの様子で)いやマジでいいモノを見せていただきました。堪能させていただきましたです。曲は唯一のアルバム収録の4曲全部と下野さんのオリジナル曲3曲、そしてTRIXでもお馴染みストさんの「MILLER LIGHT」や「大宮の悲劇」(ってどういう意味のタイトルなんだろう)とかいう曲に昨日できたばっかりという新曲「LONELY」を含めた4曲を織り交ぜた全11曲。低音まみれの2時間チョイでありました。

プロデューサー下野さん曰く3月にはニューアルバムを出したいとか。BESTRIXに対抗していきなりすらすらのベストも出したいという野望もあるとかないとか。どこまでホントなのかわからないこの人の発言ですけどニューアルバム、というか念願のフルアルバムのリリースにはとにかく超期待したいですね。

SLAP×SLAP @ HEY-JOE 2008/10/24
MITSURU SUTO/HITOSHI SHIMONO(b)KEIZO KAWANO(keys)
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今日も横浜

2008-10-24 23:03:00 | Weblog
今月は何故かストさんのライブばかり行っております。
S.M.V.もすごいけど、このお二人のやんちゃな迫力もたまらんです。
それにしても腹減った~。
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STAYIN' ALIVE再び

2008-10-23 00:39:29 | AORとか
ちょっと前から気になってたんですよ。HONDAの新ODYSSEYのCM
理由はもちろんその音楽。BEEGEESの「STAYIN' ALIVE」ですがな。
16日までは予告編として、ボーカルが入る前のイントロだけしか流れませんでしたけど、16日以降はGEORGE CLOONEYが登場するカッコエエCMのバックでBEEGEESが歌ってます。こういうストリートでの何気ないショットが似合うし映像自体が映えるんですよね、この曲は。もちろんGEORGE CLOONEYだから余計に、というのがあるんでしょうけど。曲の年代もそうだし、GEORGE CLOONEYの年齢も含めてやはりこのクルマは40代後半~50代くらいのカッコエエオジサマあたりをターゲットにしてるんでしょうか。
それにしても既に30年以上も昔の曲。今の若い人はBEEGEESなんて知らんのだろうな…。でもBEEGEESは永遠に不滅ですわ。

ところでところで…以前もさんざん書いてますけど、小生が生まれて初めて買ったLPレコードがBEEGEESの「SPIRITS HAVING FLOWN」だったわけで、つまりは最初にファンになったのがこのBEEGEESなんです。あのBEEGEESのロゴを定規を使って一生懸命書いたものですわ…。ちなみにBEEGESの2大ヒットといえば…映画「小さな恋のメロディ」の主題歌であった「MELODY FAIR」とやはり映画「SATURDAY NIGHT FEVER」の主題歌であった、この「STAYIN' ALIVE」。この2曲は同じグループの曲とは思えないほどの落差というか違いがあります。70年代前半までのBEEGEESは「MELODY~」に象徴される、美しくてメロウなメロディとコーラスを主体としたポップスグループ。しかし「STAYIN' ALIVE」は激しいビートとEWFのようなファルセットコーラスを主体とした典型的なブラコンテイストのディスコサウンドに変異しているわけで。そのきっかけとなったのが、ARIF MARDINとの出会いなんです。やはりBEEGEESはARIFなしでは語れないですし、ARIFプロデュースのアルバムが最高ですね。
ついでにARIFプロデュースのアルバムは下記の通り。
小生的には「E.S.P.」が一番好きかな。

MR.NATURAL 1974
MAIN COURSE 1975
E.S.P. 1987
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小生的プログレ体験 2

2008-10-21 23:19:39 | その他の音楽
こないだの続き。

で、PINK FLOYD。ELPはカッコええ!というイメージでプログレということをあまり意識せずに聴いてましたけど、PINK FLOYDはこれぞまさに正統派プログレでした。じゃ、正統派プログレってどういうの?ということですが、つまりはおどろおどろしくって、聴いてて恐ろし~いホラーなもの、というところが小生にとってのプログレの定義になるんでしょうね。
ご存知「おせっかい」の1曲目「吹けよ風、呼べよ嵐」を聴いてたらやっぱりアブドラ・ザ・ブッチャーが現れて噛付かれそうな気がするし、怪物がわめいているようなボーカルというかセリフが入ってたりしてね。(でもあのベースの音は今聴くとカッコエエですね。)大作「エコーズ」なんて、夜中に1人じゃ絶対怖くて聴けない。なんかカラスに我が身をついばまれそうな妄想に陥ってしまいそうで…そういや確かこの曲初めて聴いたのがNHK-FMのクロスオーバーイレブンだったような。あの日、あまりの恐怖に血の気が引いて寝れなかったな~。大体あの「おせっかい」のジャケット写真、あれ何よ。水中に沈んでいる耳か?(そういや昨年の楽器フェスティバルで、小川文明さんがハモンドで「エコーズ」のキン!という音を再現してたのがツボにハマったものです…RICK WRIGHTさんがハモンド使ってあの音を作り出してたんですね。何とも興味深い。)
「原子心母」もなんでしょうね、「ATOM HEART MOTHER~原子心母」という単語直訳なわけのわからん邦題に、普通に見ればただの牛の写真をあしらっただけのジャケ写にも何故か追い詰められたような恐怖感を覚える。そして収録曲もなんとも不可思議でこれがロックか?というようななタイトルチューンに最後の曲「アランのサイケデリック・ブレックファスト」なんざ、ただ水が垂れている音やら目玉焼きを作っている音が何故にここまで恐ろしく聴こえてしまうのか…。(このアランってのはALAN PARSONSのことだったような記憶がありますが、そうだったでしょうか)
PINK FLOYDといえば「狂気」が言わずと知れた代表作ですが、小生的にはこの2作が最もプログレしてるアルバムだと思う。ただ、実際にはもうかれこれ20年以上PINK FLOYDを聴くこともなく過ごしているだけに、今聴いたらまた違った印象を持つのかも知れないけど。「おせっかい」くらいはCDで持っててもいいような気もするが、これ家で聴いてたら絶対子供が泣くよな~。

ところで、この「エコーズ」、そして「アランのサイケデリック・ブレックファスト」に匹敵するであろう、これぞ恐怖のプロブレナンバーと言えるのが…BEATLESの「REVOLUTION 9」じゃないでしょうかね。いわゆる「ホワイトアルバム」の2枚目の終盤に入ってる奴です。これも大概怖い。これはBEATLESというよりむしろJOHN LENNON、てかオノ・ヨーコの作品なんだろうか。これも夜中に1人で聴いたらチビってしまいそうな曲(これを曲と呼ぶにはいささか抵抗があるのだけれど)です。と言いながらも、やはり高校生の時このアルバムを買ってしまったな~。BEATLESのアルバムで初めて買ったのがこの「ホワイトアルバム」だった。もちろんこの曲だけが目的じゃないけど、この曲があったからなおさら、という面は多分にあったものです。
そんな意味で、小生怖いとかホラーだとか言いつつも、PINK FLOYDもBEATLESの「REVOLUTION 9」も実は結構好きなのかな~。怖いもの見たさ的な要素も否定できないんだけどね。

RICK WRIGHT氏逝去の報を聞き、そんな昔話を思い出ましたんで書いてみました。
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たまたまなんですが…

2008-10-20 23:32:44 | Weblog
今日、日経の夕刊を開いていたら、すみっこの訃報記事に「塩次伸二(ギタリスト)」とありました。う~ん、つい最近この名前をやたらと見かけた気が…と思い机の脇を見ると…ありました。机脇に放置されていた、RAGから送られてきたチラシに「急遽決定!塩次伸二&安達久美LIVE」の文字が。…このお方ですか、亡くなられたのは。ぶっちゃけ全然知らなかった人のことをネタにするのも気が引けますが、これも何かの偶然ということで少し。
なんでもWEST ROAD BLUES BANDのメンバーだったそうで、ということは永井ホトケ隆さんのお仲間だったということですね。永井さんのプロフィールによれば、学生時代に塩次さんと一緒にバンドを結成し、それがWEST ROAD BLUES BANDに発展したんだそうで。知らなかったんですが、小生の母校の大先輩でもあったとは…。(さすがにサークルは違いましたけど…つくづく歴史あるサークルなんですな…ライラックって)

それにしてもミュージシャンって過酷な職業であることを実感します。
葬儀が営まれるのが栃木県の佐野。ご実家か何かがあるのかと思いきやツアー真っ最中の佐野のライブバーでの本番直前で倒れてそのまま帰らぬ人となってしまったそうで、ご自身の拠点である京都、または実家である福岡に帰ることもなく、そのまま旅先で別れを告げる…。
ご自身の日記にもその過酷さが綴られていました。ツアーに生きるミュージシャンとしては自分はそれが本望だと言う人もいるかもしれない。実際にこういうことが起こりうるわけですから。だけど寂しいものですね。こういう訃報を聞くたび、毎度のことながら人の命のはかなさには頭を垂れるしかありません。
そして相棒を続けて失ってしまった永井さんのショックも...。

偉大なるアーティストに合掌。
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小生的プログレ体験 1

2008-10-19 23:50:32 | その他の音楽
一昨日だったかな、日経新聞の夕刊を見てたら「追想録」なるコーナーに、PINK FLOYDのキーボード、RICHARD (RICK)WRIGHT氏が採りあげられてました。
もちろんニュースとして氏が亡くなってたのは知ってたけど、天下の日経新聞で改めてその逝去が採りあげられるほど一般的・普遍的な存在のお方だったとは正直思っておりませんでしたわ。なんぼPINK FLOYDといったって、やっぱりプログレですからね。なかなか知ってる人は多くないのではないかと…?実際にはそうでもないのかな。

ところで小生も高校時代は結構プログレを聴いたものです。PINK FLOYDはもちろん、ELP、YES、GENESISとかその辺り。(KING CRIMSONはなぜか範囲外でした。たまたま聴く機会がなかっただけだったんだと思いますけど。)
ただ、既にYESは「OWNER OF THE LONELY HEART」の時代でしたし、GENESISも3人になって、ポップ路線を行き始めた頃だったんで、聴いてたのはその時代のものがどうしても中心。そんな意味からすれば、らしいプログレとして聴いてたのはクラシックなPINK FLOYD、ELPが中心だったような気がします。ちなみに財力の無い高校生だった頃、県立の図書館でいろんな洋楽LPを貸し出してくれてたんですが、意外と品揃えが良くてこういったマニアアックなプログレも結構あったもので、上記バンドの主要な作品は揃ってたものです。まあ、小生の高校時代の音楽ネタの仕入れ先は主にはNHK-FMとこの県立図書館だったわけで。

…とそれた話を元に戻して、まずはELPことEMERSON, LAKE & PALMER。
「展覧会の絵」(当時のプログレは邦題の方がわかり易いンで、邦題で表記することにします)を初めて聴いた時は衝撃でしたね。クラシック音楽をロックにアレンジするとかんなにカッコええものになるのかと。もちろん基本はインスト。中でも最後の曲「ナットロッカー(くるみ割り人形)」は圧巻でした。これでELPに味をしめてしまった小生、「タルカス」とか「ホウダウン」にもハマりました。普通のロックでは飽き足らなくなり始めていた当時、既にクラシックとなっていたそんな曲でもめちゃくちゃ新鮮に感じたものです。図書館になかったアルバム「恐怖の頭脳改革」とか「LADIES & GENTLEMAN」、そして「IN CONCERT」とかですよ。財力もないのにLPレコードを買って聴いておりました。LPレコードを買った枚数としては、BEEGEESとYMOとつちやかおりに並ぶ枚数でしたね。その割に今現在はほとんど興味なし状態になっているのが悲しいところなんですが…、こんなこと書いてるうちに「タルカス」のCDをウィッシュリストに入れてしまいましたわ。

ちなみに小生が現在フュージョン好きになったルーツというのはここにあります。この辺りのインストプログレにハマって聴いていたものだから、ロックインストがカッコええな~となったわけです。というわけでインストに思考が向かうと自然とフュージョンもその範疇に入ってくるわけで。今思えば小生がフュージョンを聴くようになった原点が、この「展覧会の絵」であり「タルカス」なんだろうな。

...長くなってしまったんで、肝心のPINK FLOYDについてはまた次回に。
コメント (3)
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