TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TRIBUTE TO JEFF / IT TAKES A LOT TO LAUGH~

2005-02-13 23:25:03 | TOTO&FUSION
TRIBUTE TO JEFF / DAVID GARFIELD & FRIENDS

8.IT TAKES A LOT TO LAUGH, IT TAKES A TRAIN TO CRY(BOB DYLAN)
続いてはBOB DYLANの曲「悲しみは果てしなく」です。
当然のことながらかなりフォークロック、というよりはスライドギターがキュイーンのカントリー調なんですが、ここでBOZ SCAGGS御大の登場です。
BOZ SCAGGSといえば、TOTO結成のきっかけを作った人であることは知られているところで、当然のことJEFFへの想いも特別なものがあるでしょう。4曲目「LOWDOWN」はBOZの代表曲ですが、彼はこのアルバムの参加にあたり、あえてこのBOB DYLANの曲をセレクトしたということです。そのおかげと言ってはなんですが、名曲「LOWDOWN」インストバージョンが完成したんですけども。
この曲はそのBOZの参加に加え、BOB DYLANのツアーメンバーでもあるJIM KELTNERもメインプレーヤーとして迎えています。JEFFはJIMに多大な影響を受けているドラマーであることも知られているところで、BOZは自身のカバーではなく、このJIMとのセッションを選択したことで、彼なりのJEFFへのTRIBUTEを表現しているんじゃないかなと思ったりします。
でもBOZというと渋い歌い手というイメージがあるんですが、カントリー曲をカッコ付けずに、リラックスして声を張り上げ唄っている雰囲気はなかなかBOZ自身のアルバムでは聴けるものではないでしょう。BOZの意外な一面を見た気がします。その意味でも大変貴重で、異色の1曲だと思います。

BOZ SCAGGS(vo)DAVID GARFIELD(p)MIKE FINNIGAN(org)
JIM KELTNER/RICHIE HAYWARD(ds)LARRY KLIMAS(sax)
NEIL STUBENHAUS(b)EDDIE VAN HALEN/FRED TACKETT(g)
PAUL BARRERE(slide g)
コメント
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