TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TRIBUTE TO JEFF / TWENTY ONE DRUM SALUTE

2005-02-06 23:12:33 | TOTO&FUSION
TRIBUTE TO JEFF / DAVID GARFIELD & FRIENDS

3.TWENTY ONE DRUM SALUTE(DAVID GARFIELD/JOE PORCARO/GREGG BISSONETTE)
TRIBUTE TO JEFF 3曲目は21人のドラマーによるJEFFを称えるマーチングドラムです。
元々はJEFFの父親であるJOE PORCAROが、JEFFの幼少時にマーチングドラムを叩いていた思い出にインスパイアされてできた曲だそうです。
とにかく圧巻です。各界屈指のドラマーとJEFFの息子たちが総勢21人も参加して何らかの太鼓を叩いて曲を作っているんですから。一つの曲における参加ドラマー数ではギネスものじゃないかとさえ思います。これだけのドラマーが集合してJEFFのために叩く。JEFFがいかにドラマー仲間においてもどれだけ大きな存在であったかが偲ばれます。

JEFFお得意のハーフタイムシャッフルビートを基本に、まずはGREGG BISSONETTEが先鞭を切ります。そして次から次へと新たなビートが加わっていき、壮大なグルーブを巻き起こしながら最高点に達したときにピシャっと締まります。JEFFへの最大限の敬意が払われているこの曲、このアルバムのまさにエポックといえるんじゃないでしょうか。

参加しているドラマーは下記の通り。
JOE PORCARO/MIKE PORCARO/CHRIS PORCARO/MILES PORCARO/NICO PORCARO/CHASE PORCARO
はご存知PORCAROファミリーからの参加です。父親のJOE PORCAROがドラマーだったこともあり、MIKEはSTEVEと共に3兄弟揃ってまず最初にドラムから音楽に入ったことは知られています。そしてCHRIS、MILES、NICOはJEFFの息子達です。息子達が大先輩のドラマーと一緒にドラムを叩く姿はJEFFも見たかったでしょうね。CHASEはJEFFの甥ということですが...誰の息子なんでしょう?
ABRAHAM LABORIEL JR./SIMON PHILLIPS/GREGG BISSONETTE/STEVE GADD/VINNIE COLAIUTA/DAVE WECKL/STEVE FERRONE/PETER ERSKINE/JOHN GUERIN/RALPH HUMPHREY/JOHN FERRARO/RICHIE HAYWARD/JIM KELTNER/LENNY CASTRO/STEVE JORDAN
これでもかというような豪華メンバーです。もちろんあまりに人が多すぎて誰が何やってんだかさっぱりわからないのは仕方ありませんけど。
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TRIBUTE TO JEFF / LET'S STAY TOGETHER

2005-02-06 01:27:45 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & FRIENDS 「TRIBUTE TO JEFF」

2.LET'S STAY TOGETHER(AL GREEN/WILLIE MITCHELL/AL JACKSON)
2曲目はAL GREENの名曲「LET'S STAY TOGETHER」です。前曲はJEFFに縁の深いパーカッショニストとキーボーディストが勢ぞろいで盛り上げましたが、この曲ではボーカリストが大集合です。
素敵な曲ですね。そして「LET'S STAY TOGETHER」という言葉に込めたJEFFへの想いが心に深く響いてきます。メインボーカルはMICHAEL McDONALD。むしろ原曲のAL GREENのボーカルよりもはまっていて、JEFFへの想いが切々と伝わってきます。
ボーカルは最初がPAULETTE BROWNE。思えば私がTOTOのコンサートに行った時のサポートボーカリストでした。旦那のLENNY CASTROと同じステージに立っていたんですね。続いてMICHAEL McDONALDがサビまで唄います。次のメロではDAVID PACKに交代。続くサビではMICHAEL McDONALDに戻ります。ピアノソロを挟んで(このソロはJOE SAMPLEでしょうか、DAVID GARFIELDかも知れませんがクレジットには明記されてないんで判別できません)のサビの繰り返しではDON HENLEY、RICHARD MARX、BILL CHAMPLINとMICHAEL MCDONALDのコーラスの掛け合いになります。やはり中でもDON HENLEYの存在感は凄いですね。ほんの一瞬ではありますが、DON HENLEYの声が聞こえると同時に、曲が一気にDON HENLEY独特の世界に染まります。MICHAEL McDONALDとDON HENLEYのボーカルの掛け合いなんて、いやはやなんとも豪華な1曲です。
もちろんボーカリストだけじゃありません。バックのプレーヤーもこれまた豪華です。ピアノはもちろんDAVID GARFIELD、そしてエレピでJOE SAMPLEが参加しています。オルガンはDON HENLEYの右腕BEN TENCH。ドラムはSTEVE FERRONE、ベースはNATHAN EAST、サックスはLARRY KLIMASそしてパーカッションはLENNY CASTROが曲全体を支えます。
ちなみにギターは、DAVID T. WALKER、MICHAEL LANDAU、そしてSTEVE LUKATHERと参加しているんですが、ほとんど目立ってません。一応WALKERがLEFT、LANDAUがRIGHT、LUKATHERがCENTERとパンされていることで判別できるんですが、特にLUKATHERの音は全くと言っていいほど聞き取れません。勿体無いくらい贅沢な使い方ですね。

この曲のライナーには"DEDICATED TO AMY HOLLAND AND PAULETTE BROWNE WHO ARE BOTH STRUGGLING WITH VERY SERIOUS ILLNESSES"とありました。願いも虚しく、PAULETTE BROWNEは既にお亡くなりになられたようです。この曲が遺作になってしまったんでしょうか。AMY HOLLANDは旦那のMICHAEL McDONALDのアルバム「IN THE SPIRIT」では家族揃って共演してましたし、その後も特に情報もないようですのでお元気になられたのではないかと...。
LET'S STAY TOGETHER・・・JEFF、CARLOS VEGA、そしてPAULETTE BROWNE、更には地球上に生きる家族にとって普遍な愛を問いかける名曲です。
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