煙くさいのか薬くさいのか

昨日の「マッサン」、ウイスキー造りの事業計画を承認してもらう株主会議で、やらかしてましたね・・・。
そりゃピート焚きまくった麦芽で(話の流れ的にそうであろうと想像しますが)作られた原酒、おそらくアイラモルトなんでしょうけど、これウイスキー初心者がいきなり飲んだらそりゃぁ・・・ってなもんです。小生もちろん「余市」が大好きです。でも人にススメるかというと・・・そこはやっぱり初心者にはススメづらいですよね、あの香りは。ある程度ウイスキーに理解のある人じゃないとキツいわな・・・。モデルである竹鶴さんがそんなこともわかってなかった人とも思いませんので、これはあくまでも朝ドラのストーリーとして入れられたものであって、史実にそんなことがあったとは考えたくはないのですが。でも、「余市」を造っているだけに、あの香りこそが本物のスコッチウイスキーだと思っていたとも言えるので、それに近いような事件はあったのかもね。

ま、今日は今日で・・・突如現れる正義の味方。う～むここまでくるとドラマだから、というより漫画だな。

ただ竹鶴さん、実際にウイスキー造りを学んだのは、ロングモーンとヘーゼルバーンの蒸溜所。ピート香がきついと言われるアイラ島の蒸溜所では学んでなかったようですから、ピートのきついモルトを好んで「余市」を作るに至った経緯が実はよくわからない。
実際、ヘーゼルバーン蒸溜所では、ノンピート麦芽を使っていたようですから、そもそもピート香はしないはずだし・・・。(当時はどうだったのかは定かではありませんが・・・)

というわけで、じゃそれらの味はホントのところどうなのか・・・。
せっかくのこの機会なので、関連するウイスキーを「マッサン」見ながら飲み比べてみたいと思った次第なのです。

今日の通勤音楽
MORROCAN ROLL / BRAND X
SAY NO MORE / LES DUDEK

音楽の叩き売り

YAHOOニュース見てたら、iTunesでの音楽の売上が失速しているんだって。
そもそも小生CD派なもので、おやおやこれはCD復活なのかいなよしよしと思ったらさにあらず。
いわゆるストリーミング型のサービスが市民権を得ているんだそうで。
使ったことないからわかんないけど、これってラジオじゃ・・・?それとも有線?
最近HMV×USENとかいってしつこくPRしてくるあれのことかいな。

で、有料サービスであっても月額10ドルで何百万とある楽曲が自由に聴ける・・・んだそうで。
そりゃ有線みたいにアットランダムにBGMとして聴くともなく聴くのが目的ならわかるんだけど、楽曲を買うのではなく自ら進んで単に流れているのを聴く、というのはなんだかな。
しかもラジオや有線では気に入った曲があれば別に購入する、という行動につながるんだけど、このサービスではもし気に入った曲があったらその定額料金のまま繰り返し聴くことができるようにもできるそうで。

しつこいようだけど、やっぱり聴きたい音楽は金を出して聴くべきであって、そんな定額で好きなだけ聴ける、というのは音楽の安売り、いや叩き売りに過ぎない。せめてレンタルくらいの新作を保護する規制は必要だろうけど、実際iTunesでも売れなくなってるということは、規制されていないんだろうね。こんなのが普通になっちゃったら音楽の作り手に入る金ってどんだけ減ってしまうんだろう。そのうち音楽を作って飯食える人がいなくなって新作が作られなくなり、既存の音楽をネットで流すだけで金儲けする人ばかりになってしまうのかもね。それだけの過去からの音楽コンテンツ資産はあるんだから。

危ういなあ、こういうビジネスモデル。テクノロジーは文化を破壊するのです。

・・・しかしU2のあれ、笑ったな。ホントあんなやり方はないよな。有難迷惑ってのはまさにこのこと。奢れるものは久しからずってね、APPLEさんよ。

今日の通勤音楽
ALIVE IN L.A. / LEE RITENOUR
CHAUNCY / JASON SCHEFF

ガチャっとBEST

GACHARIC SPINのメジャーデビューのアルバムは名刺代わりのインディーズ時代のベスト盤。
現在の体制になる前の曲は持っていなかったので、それも含めてお買い得…なのかな。

現在のメンバーでの再録バージョンもあれば、前の体制での曲そのままもいくつか。ただね、気になるのが、前のボーカリストARMMYが歌ってる曲もしっかり入っているのに、クレジット記載は一切なし・・・完全スルー。おまけDVD収録のPVではもちろん姿もしっかり出ているのにね、その存在には全く触れられていない。まあ、今回のメジャーデビューにあたって、なのかどうかわかんないけど、当時のCDは全て廃盤になりました。よって、残ってるのはこのBEST盤収録曲のみ、となるだけに、なんぼなんでもいいのかな～全くなかったことにしちゃっているのは・・・いろんな権利問題も含めてどうなんだろ、と老婆心ながらに思ってしまうのです。まあ、当然メジャーレーベル、そこは裏でしっかり対応されているのは間違いないんだろうけど、こうして普通にCDを聴く立場においては、そのヒストリーを知っている立場としてはなんだか釈然としないものがあります。

ま、やはりおまけDVDでこのバンドのヒストリーを語るコメンタリーが収録されてるんだけど、小生が買ったのは当然現体制になってからの分、で、バージョン違いがもう一種類あって、もう一方のDVDには現体制になる前に関するヒストリーに触れているものと思うんだけど、どんな内容なんだろうな。さすがにおまけDVDが違うからと言って同じBEST盤をもう一枚買う気はさすがにないので確認はできませんが・・・。
てか、同じBEST盤でおまけDVDの内容を変えて何枚も買わせようとするような商売は止めようよ～。どこぞのアイドルグループと違うんだからさ。BEST盤の収録曲自体が違うのならともかくとして、曲はボーナストラック1曲以外おんなじだからね・・・。

今日の通勤音楽
ガチャっとBEST<2010-2014> / GACHARIC SPIN
RANDOM ACCESS MEMORIES / DAFT PUNK

またやられた

iTunesのバージョンアップ。やっぱりバージョンアップなんざするもんではないとつくづく思う。

今回のバージョンアップはは大幅にユーザーインターフェイスが変わってしまい、昨日までに慣れ切っている使い方が全然できなくなってしまっている。バージョンアップ終わって立ち上がった画面を見てあせったあせった。え、さっきまでやっていたこの画面を出すにはどうしたらいいんだ?というような入口からつまづくのです。

とにかく操作方法を一から習得しなおさなければならない。意味のない時間のロスを強要される。時間のロスだけじゃない、うまくいかないことにあせるしイラつくし腹立つ。精神衛生上もよろしくない。もちろん操作方法は違えど、今のところ機能的になくなってしまった、ということではないんだろうけど・・・。ホントなんでこういうことするんだろうね、APPLEもそうだし、MSもそう。迷惑この上ない。機能が上がるなりなんなりはいいんだけど、操作方法を変えてしまうような向上はいりません。せめて、バージョンアップする際に、操作方法がこれこれこういう風に変わるけど、こういうメリットがあります。だからするかしないかは貴方の判断です、というように注意喚起してくれないものかね。(ま、そんなこと言われたらバージョンアップなんざ絶対しないけど)

いいですよホント、余計なことしてくれなくて。

向谷バンド

今度の楽器フェア、向谷さん出演!ということで、そのネタ関連ということでこんな動画をご紹介。
今年の鉄道の日、もう恒例となりました向谷さんの海老名ビナウォークでのライブ映像。

気が付いてなかったんだけど、今までのバンドと違うんですね。
なんとドラムが長谷部徹。元CASIOPEAと元SQUAREの競演。やはりこの業界世間が狭いなと。ただ長谷部徹がドラムと言えど、これまた恒例のゲストとなった小学生ドラマー佐藤奏ちゃん(最近のROLAND V-DRUMのPVにも出演してます。ちなみにそのPVにはKALEB JAMESも出てたりして)の引き立て役みたいな役回りになってしまっているのが、ちょいと寂しい気もしますが。
でもなんとなく今の体制の方が今後の活動には合ってるのかもね。

今年の楽器フェア

久々ですね、東京ビッグサイトに処を移しての開催となります楽器フェア2014。
デモ演奏の概要も少しづつながらようやく明らかになってきました。

小生的に目玉は11/22の向谷さんのエレクトーンデモでしょうか。そして鈴木楽器のハモンドデモ、以前、故小川文明さんのデモを見ましたけど、今年は新進気鋭、黒瀬香菜さん。ギターの道下和彦さんと一緒、ということなので、彼女のアルバムからの曲が聴けるのでしょうか。管楽器ではやっぱり市原ひかりさんも登場するし・・・でもね、23日にはなんとGACHARIC SPINがESPブースに登場とな・・・。ハモンドデモは敦賀明子さんが23日ということもあったりして・・・。う～むどちらの日に行こうか悩む～。
あとは会社の体制の問題からでしょうか、沈黙しているROLANDさんの動向によるのかな。
いずれにしてもYAMAHAのドラム叩き放題なんてのもあるようだし、今回は久々だけに結構充実しているのかも。
楽しみにしております。

今日の通勤音楽
FIRST THINGS 1ST / RICKY LAWSON
RETURN OF THE BRECKER BROTHERS / BRECKER BROTHERS

こういうベース好き

最近耳にした曲で、印象に残っているのがこの人たちの曲。
ゲスの極み乙女。
普段こういう音楽って全然聴かないんだけどね、女子ドラマーというのもなかなか惹かれるものがありつつも、やっぱり好きなのがこういうベース。
以前ヘヴィロテだった竹中睦MATRICARIAでの関谷友貴のベースラインもこういう感じでした。
チョッパーベケベケも大好きなんだけど、こういう指弾きでの忙しいベースラインも大好きです。両方イケてるこのベーシスト、いいなあ。

今日の通勤音楽
TOTO Ⅳ / TOTO
GUITAR☆MAN LIVE BEST SELECTION VOL.2

復帰?

11月にリリースのDOOBIE BROTHERSの新譜。
若手カントリー系ミュージシャンを集めてセルフリメイクをコラボしているとか。

そのデモリールが公開されてますが・・・。

普通にMICHAEL McDONALDが映ってる。しかも「WHAT A FOOL BELIEVES」を歌ってる!!
これってMICHAEL McDONALDがDOOBIEに復帰したということなのかな・・・?

今日の通勤音楽
CORNERSTONES 2 / 佐藤竹善
TAKING A COLD LOOK / I-TEN

NATHAN EAST特集

来月に迫ったNATHAN EASTの来日公演、BILLBOARD JAPANでも特集記事が公開されています。
さすがは日本でもビッグネームなNATAHN EAST、BILLBOARD LIVEでも力の入れ方が違いますね～。もちろん小生も予約しました。楽しみにしております。

・・・と思いつつ、またメンバー代わってたりしないだろうな～と思って見てみたら・・・またもやキーボードプレーヤーが・・・って今度はKALEB JAMESですか。4月の来日時の特別ライブの時の関係なんでしょうね。さすがにKALEBは日本に住んでる人だからこれで確定、もう変更はないだろうな。JEFF BABKOの不参加は残念だったけど、KALEBならもう全然オッケー。ボーカルまでやるのかどうかはわかんないけど、そういう期待もできそう。楽しみが増えましたね。

東京JAZZ2014 BS放送

第一夜の放送を見てとにかく目が釘付けになったのは上原ひろみ。
MICHEL CAMILOとの共演もそうだし、TRIO PROJECTもそう。文字通り鬼気迫る迫力と力強さ、早弾きとその正確さ、どれをとっても圧倒されました。今まで彼女のいろんなライブビデオ(実はまだ生では見たことないのですが・・・）を見ましたが、今回のは凄かった。
更に魔女のような姿勢の悪さは見る度に磨きがかかりつつもあったりしてね。

そしてCHAKA KAHN。いや、もういろんな意味で迫力満点。ドラムのRONALD BRUNER JR.のドラミング、いつヘッドが破けても、いやタムが割れてもおかしくないくらいの力技で叩きつつも要所では繊細な技も織り交ぜる。でもこれ生で聴いたら正直うるさいだろうな～と思わなくもないドラムを背にして歌うCHAKA KAHN。体も声もこれまた迫力あるし、更にバックコーラスのおねいさん3人がこれまた・・・なんとも言えぬ重量感。よくもまあ飛行機乗れたもんだ、乗れたとしてもどうやって座ってたんだ?といらん心配してしまいましたわ。

今回の録画は今までのDVDでS-VIDEOでの録画と新しいブルーレイでコンポジットでの録画を並行してやってみたんですが、やっぱりコンポジットは画質悪い。今回のHERBIE HANCOCKの衣装なんざモノクロシルバーにラインがクロスした模様が入っていただけにクロスカラー現象っての?虹色に滲んじゃって見れたもんじゃない。やっぱり最近のブルーレイ、コンポジットしか入力がないのって酷い話だと思うんだけどね。これじゃ調子悪いDVDも完全にいかれるまでは引退できそうにないな。