数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(41) ツーリング

2016-06-30 17:21:22 | 漫画のシナリオ
(41) ツーリング

四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。

半グレA、B(各25)醜く恐ろしげな顔

N=ナレーション


   晴天の空の絵に里香のN、
N『真っ青に澄んだ空。空気がおいしい日曜日――』

   尚も空の絵に、
N『今日は待ち遠しかった修ちゃんとツーリングだーい』

注、修一のアドレス110スクーターのフックに弁当が入ったトートーバッグが掛けてあり、ハンドル下の物入れに電動ドリルが突っ込んである。修一の服装は半袖Tシャツに長ズボン。里香はノースリーブに超ミニスカート。

○修一宅

   共にシールド付きジェットヘルを被った2人。修一宅前でアドレス110に跨り、
里香「(右手を挙げ)出発進行――」

修一「発車――」

   「プルルル」と走り出した二人を背後から描いた絵に会話、
  「昨日はワクワクして一睡も出来なかったんだよ」

  「ウトウトしないように、しっかり腰に掴まってろよ」

   両足を揃え、背筋をピッと伸ばして運転する修一。郊外をトロトロトロと走りながら、
里香「修ちゃんがこんなに安全運転だとは思わなかった・・・」

里香「里香が一緒だから?」

修一「スピードは地獄の入り口。スピードと命を引き換えるなんて愚かすぎる」

   里香のミニがまくれ上がってパンツがチラっと見える太腿の絵に修一の声、
  「運転の仕方でそいつの本性が分かる」

   里香の股間部のアップに声、
  「大事な女を乗せてぶっ飛ばすようなヤツに相手を思いやれるわけがない」

里香「うん。里香もそう思う」

修一「なのにそんなバカ男とくっつくバカ女もおる」

修一「ま、似た者同士がスカスカの人生を送ればいいさ」



   空の絵に里香のセリフ、
  「ああー、空気が美味しいーー」

   両手を挙げて後ろに反った里香に気付いて修一が左手で里香の背を支える。

   それを意にも介さず、
里香「ずっと昔に嗅いだ気がする懐かしい匂いがする風だー」

里香「修ちゃんは里香の守り神だー」

修一「(微笑し)里香、危ないからしっかり掴まれ」

里香「了解でちゅー」と修一の腹に掴まる。

   修一の肩越しにドリルを見て、
里香「出発の時から気になってたんだけどそのドリルはなに?」

修一「万が一のためでござる」

   修一が左手を後ろに回しかける絵。

   そして里香の左太腿を撫でる絵のアップ。

里香「(頬を染め)・・・気持ちいい?」

修一「細胞になって里香の太腿の中に入りたいほど愛しくて気持ちよくて発狂しそうじゃ」

   「ズキューン」と心に響き半泣きで、
里香「修ちゃ~ん・・・」

修一「最近痩せたか?」

里香「え・・・?」

修一「あの人との板挟みで苦しんでんだろ?可哀そうに・・・」

   里香、無言で修一の背に顔を埋める。

   背に顔を埋めたまま、
里香「別に苦しんでなんかないから心配しないで・・・」

   無言の修一の後頭部の絵。

里香「(目尻を拭い)ねえ、修ちゃん・・・」

修一「うん?」

里香「修ちゃんが御触れを出してから学校がチョー平和になったよね」

里香「里香ね、時々バカみたいな事考えるの」

里香「修ちゃんが全国の学校を回ってお触れを出したら日本中から不登校も自殺する子もいなくなるのにって・・・」

   鼻を膨らませ、
里香「人を虐めるヤツはぜったい許さん!」

里香「そんなヤツはぶっ殺してもええんじゃ!」

   鼻を膨らませて言う里香の顔をバックミラーで見て苦笑し、
修一「その鼻を膨らませて言う顔が可愛いすぎて胸がキューとなるわい」

   里香、ポット頬を染める。

里香「オチ○コ触って欲しい?」

修一「うん。たのみまちゅ」

   恍惚とした修一の顔のアップ。

   勃起をしごきながら、
里香「出そうになったら言ってよ」

里香「ぜったい里香の中以外で出しちゃだめだからね」

修一「心得てござる」

   修一、他車がいない郊外をトロトロ走っている。

   修一達の後方を一台の車がつけている。

   運転席にA、隣にBが座っている。

   後部座席の足元にバット、ゴルフクラブ等武器が置いてある絵。

   フロントガラスの向うに里香の後ろ姿が見えており、A、Bが無表情で顔を見合わせ、
A 「いただくか・・・」

   修一、信号待ちで停止する。

   里香はチ○コを擦り続けている。

   バイクの左横に車がスーッと止まる。

   A、B、無表情で修一にガンを飛ばすが修一と里香は意にも返さない。

   A、B、修一がチン○をしごかれてる事に気付く。

A 「(不敵な表情で)気持ちいいか?」

   修一、無表情でAを見る。

A 「お前の女もらうぞ」

   里香、無表情でAを見る。

   里香を見て驚き、
A (ほっ超絶美人!ラッキー)

   里香、チン○がピクピクしたのではっとする。

里香「きゃ、ピクピクした。まだ出しちゃだめ!」

修一「(焦り)う・・・」

修一「ふーっ、なんとか止まりまちた」

里香「えらい!よく我慢できました」

A 「・・・お前ら頭がおかしいのか?」

   ファスナー上げながらAをじっと見る修一の後ろで里香がうっとり指を嗅いでいる。

修一「顔で人間のレベルが分かる」

   A、B、気色ばむ。

修一「ほんま人は見た目のまんまじゃのう」

修一「さもしいツラしたクソは、やる事も顔面同様さもしいよのう」

修一「そうやって人に因縁つけて回っとるんかい?」

里香(さあて、広島弁が出ましたよー)

A 「今なんて?」

修一「われ、難聴か?」

   A、ニヤッとほくそ笑む。

A 「(Bを見て)久し振りに楽しそうなヤツに会えたな」

   修一、カチャとサイドスタンドを立てる。

   バイクから降りた修一がバイクに跨ってる里香のスカートをめくり、
修一「お前の女もらうぞとかゆうちょったの?」

   A、B、少し驚く。

   気持ちよさそうに太腿を撫で、
修一「見てみい、この掌に吸いつくようなツルっツルの肌」

   里香の唇にチュッとキスし、
修一「マシュマロのような唇。吐く息までも高貴な香りがしまちゅ」

A 「(呆れ)おまえ馬鹿か」

修一「ええい、控えおろう!この方をどなたと心得る!」

里香「(頬を染めて驚き)え・・・」

修一「塵芥にまみれたお前らが百回生まれ変わっても手の届かん妖精のような女なんじゃ」

   里香のパンツがジュッと濡れる絵。

里香「(赤面して照れ)修ちゃ~ん・・・」

修一「お前らが交尾しとる背中や尻がブツブツの薬中ブスとは次元が違う女なんじゃ」

   A、Bあ然。

修一「身分をわきまえもせず、おのれらごとき虫が・・・」

   Aの前で拝むように左手を胸元に立て、
修一「毎日幸せですか?南無阿弥陀仏ー」

修一「これが今生の別れかと思うと思わず手も合わせたくなるというものです」

里香(お、ルーティーンのフレーズが増えてる。修ちゃん、こんなのいつ考えるんだろ・・・)

   A、B、わずかにたじろぐ。

里香(バカでも、突然こんなルーティーンされたらビビるよね・・・)

   修一、車の運転席に首を突っ込み、右手でバイクからドリルを取り出す。

   修一、車のエンジンを切る。

   車のキーを抜いて向こうに捨てる。

   キーの穴をギューンとドリルで潰す。

   無表情で、
A 「やってくれるじゃねえか。こりゃ高くつくぜ」

   Aの膝をドリルでギューンと穴を開け、
修一「ウジがしやべるな」

A 「ぎえーーーっ」

B 「なっ!なんじゃ、こいつ」と驚愕し外に逃げようとする。

修一「おおっと」と言ってBの首を引っ掴み、Aのもう一方の膝をドリルで抜く(悲鳴)。

里香「(感心し)なるほど、そのためのドリルだったのか」

   運転席側から上半身を突っ込んだ修一に両膝を抜かれ、
B 「きえーーっ、や、やめてくれーーっ」

   修一、A、Bがのたうつのを無視し、ドライブレコーダーからメモリーカードを抜く。

   カードに穴を開けながら、
修一「俺と妖精ちゃんの映像を消しとかにゃのう」

   頬を染めて嬉しそうに照れ、
里香(妖精ちゃん・・・)

A 「ぐうう、こ、こんな事して、ただで済むと思うなよー。おれらのバックにゃ・・・」

   Aの耳を引っ張って、
修一「さっき、しやべるな、言わんかったかいのー?」

   言うやAの耳に「ヒュイーン」と穴を開ける。

A 「きいいーー」

   Bの耳を引っ張って、
修一「われもピアス開けちゃろ」

   言うやBの耳に「ヒュイーン」穴を開ける。

B 「ぎややややーー」

   里香のパンツがジュッと濡れる絵。

里香(快感で腰がしびれてジュブジュブ・・・)

里香(お汁が漏れてシートが臭くなっちゃう~)と赤面。

        つづく


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