数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(248)  能面の首

2023-06-05 11:14:17 | 漫画のシナリオ
(248)能面の首

四百字詰原稿用紙換算12枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

河原静香(30) 170㎝。髪を夜会巻きにした清楚な美人。写真集の出版社の社長。

暴走族二十人。全員ノーヘルで不気味な能面をつけている。

N=ナレーション


   暴走族の二人を見てニッと不敵に笑み、
修一「おどれらがバカ女と交尾してクソの血を引いた子孫が増殖したら世間が迷惑する」

修一「そうなる前にいま根絶やしにしちゃるわい」

   修一にうっとり見惚れ、
静香(し、シブい。こんなセリフを言えるのは岩城さんだけだわ)

   暴走族の頭上高くギロチンを放り上げ、
修一「全員殺ってしまえ!」と命じる。

   暴走族の二人、頭上で旋回するギロチンを見上げる。

   ギロチンを見上げる二人を冷ややかな目で見て、
静香(いま目にしてる光景がこの世の見納めとも知らず、馬鹿な奴等)

   ギロチンが生き物のようにヒュンと風切音をたてて後席の男の首に巻きつく。

   一瞬で首を切断するや間髪入れず運転手の首に巻きつく。

   それも切断すると、瞬時に前を走ってる後席の男の首に巻きつく。

   そうやってヒュンヒュン風切音をたてて次々と全員の首を切断してゆく。

   まだ全員が首がついたまま走行してるのを後方から見た絵。

   次の瞬間、全員の首がボトボト落ちて道路に転がるが胴体だけが乗ったバイクはそのまま走り続ける。

   手元に戻ってきたギロチンを受け止め、
修一「よし、よくやったぞ」

   アパッチを上昇させ、
修一「さて、あとは上空から見物するか」

   胴体だけが乗った10台のバイクがこちらに向かって走ってくる不気味な光景を正面から見た絵。

   対向車線を走行してた車の運転手がその不気味な光景を見て驚愕し、
運転手「ひっひー、なんじゃこりゃ!首がない・・・」

   一番後ろのバイクが前を走るバイクに衝突する。

   能面を被った首が道路に大量に転がっていて、その向うでは次々にバイク同士が衝突して火を噴き大惨事となっている。

   その光景を上空から見下ろし、
修一「今日は一日で随分と善行を成したものよ」

静香「壮観壮観、本当にいい事をしたわ」

静香「あんな奴らを生かしといたら大勢が迷惑するだけだもの」

   とぼけた表情で、
修一「アソコは湿っちょりますか?」

   赤面して恥ずかしそうに、
静香「もうツユだくでシートがベトベトよ・・・」


○静香宅

   駐輪場に停めたアパッチの絵に会話、
   「久しぶりか?」

   「なぜわかったの?」

   静香宅の外観に連続の会話、
  「緊張して声が上ずっちょるけん」

  「そうよ。ずっと岩城さんみたいな人が現われるのを待ってたの・・・」

  「気持ちが弱りかけた時もあったけど、妥協せずに操を守り続けた静香を褒めて」

  「静香、えらい!よくぞ俺を待っててくれた」

  「うふ」

   静香宅をベランダの外から見た絵に連続の会話、
  「いや・・・洗ってないから舐めないで・・・」

  「洗ってないからいいんだろうが。石鹸の匂いに興奮する男なんかおらんわ」

  「あんん・・・そうかもしれないけど恥ずかしい・・・」

   寝室の天井のシーリングライトの絵に静香の声、
  「はぁ、はぁ、もう前戯なんかいいから・・・」

   ベッドの横の床に静香のブラと下着が脱ぎ散らかしてある絵に静香の声、
  「入れて・・・」N『静香は秘部から発情の強い香りを放ちながら腰を卑猥に喘がせて懇願した』

注、八畳の寝室のベッドで二人は裸である。

   開いた股の間に這いつくばった修一に秘所を舐められて腰を競り上げ、
静香「んぐぅぅ、どうにかなっちゃいそう、お願いだから焦らさないでもう入れて・・・」

   正常位で挿入されて眉尻を悩ましく歪め、
静香「んぅぅぅ、気持ちいい・・・」

   修一の背に両手を回してしがみつき、
静香「そのまましばらくじっとしてて・・・」N『静香は久々の肉の感触をじっくり味わいたくて修一にしがみついて動きを封じた』

   濡れそぼった目で懇願するように、
静香「わたしのアソコを舐めた唇を舐めたい・・・」

   修一の唇をいやらしく舐めて、
静香「ああ、私のいやらしい匂いがする、すっごく臭い・・・」N『鼻にかかった声で懇願する静香の肉壺は修一の器官を万力のように締め付けて猛烈にうねった』

   尚もむさぼるように修一の舌をなめしだき、
静香「ねえ、臭いでしょ、臭いって言って・・・」

   尚もいやらしく唇を舐め回し、
静香「私のマ○コの匂いに興奮するって言って・・・」

修一「静香のマ○コは顔からは想像がつかないほどものすごく臭いぞ」

修一「けど嗅ぐのをやめられない中毒になる匂いで、ものすごく興奮する」

   修一の頬を両手で挟んで唇をむさぼり、
静香「うれしい、鳥肌が立つほど興奮する言葉だわ、うう、キスだけで逝きそう・・・」N『静香は超匂いフェチで言葉イキするタチであった』

   頭をもたげて潤んだ目で結合部を覗き、
静香「うぅぅ・・・繋がってる・・・」

   尚も結合部を覗き、
静香「修ちゃんが私と繋がって、すっごくいやらしい事をしてる・・・」

   床に脱いだ静香の下着の股部が濡れてる絵のアップに静香の喘ぎ声、
  「うぐうぅう、アソコがとろけそうなほど気持ちいい・・・」

   同じ絵を更にアップで描いた絵に静香の喘ぎ声、
  「い・・・イク、イクわ修ちゃん、うぐ、いぐうぅぅ・・・」


   夜空の絵にN『深更――』

   椅子の背にブラが掛けてある絵。

注、ここから静香はヘソが出たタンクトップとTバック姿である。

   キッチンに立つ静香の尻(股間)のアップに彼女の呟き、
   (涙が出るほど気持ちよかった・・・干天に慈雨とはまさにこの事だわ・・・)

   尚も毛がはみ出た股間をズームした絵に彼女の呟き、
   (カサカサに乾いてた身も心もしっとり潤った感じ・・・)

   満ちたりた表情で鍋の粥をひしゃくで混ぜながら、
静香(やっぱり女は愛する人に抱かれなきゃダメなんだと痛感させられたわ・・・)

注、修一は裸にトランクスを履いた姿である。

   ソファーに掛けた修一に振り向き、
静香「ねえ、ほんとにお粥なんかでいいの?遠慮しなくても他にも色々作れるのよ」

修一「遠慮してるんじゃなく、お粥やお茶漬けのような、あっさりした物が好きなんよ」

   修一、ソファーに畳んであったズボンを手に取りポケットからウォークマンを取り出す。

   テーブルに来てアロマディフューザーが置いてあるのを見て、
修一「おっ、アロマディフューザーか」

   アロマディフューザをアップで描いた絵に修一の声、
  「俺も興味があっていま口コミを調べて購入を検討しとるんよ」

   スイッチを入れる絵のアップに修一の声、
  「さて、どんな匂いがするのでしょうか。静香のマ○コの匂いがしたら最高なんじゃがね」

   赤面して手で口を押さえて、
静香「ぷっ」と吹く。

   ディフューザーから立ち昇る匂いをうっとり嗅ぎ、
修一「う~ん、行ったことないけどインドの寺院を連想させる心が鎮まるいい香り・・・」

修一「サンダルウッドか?高価な精油をつかってるんだな」

   キッチンから修一を見て、
静香「ちょっと嗅いだだけでわかるなんて流石ね」

   尚もうっとり嗅ぎ、
修一「なんで人はこんなに白檀の香りに惹かれるんじゃろ・・・」と漏らす修一に、キッチンから静香が慈愛のこもった眼差しを向ける。

   修一、ウォークマンをディフューザーの横に置いてあるスピーカーに近づけて同期化する。

   スピーカーから♪が流れる。

   修一に振り向いて小さく驚き、
静香「あら、ジャズピアノ?」

   ♪が流れてるリビングの天井の絵に会話、
  「ムーディでホテルのラウンジにいるみたい。今の気分にピッタリでナイスよ!」

  「お褒めに預かりうれしゅうござる」

   テーブルの上にお粥がのったトレイを置き、
静香「はい、おまちどうさま。頑張ってくれたから小腹がすいたでしょ」

   お粥をアップで描いた絵に修一の声、
  「おおー、米がツヤツヤ光ってなんとも美味そうなお粥じゃね」

注、茶碗より一回り大きな器に三つ葉をのせた粥が入り、その横の小皿にコブの佃煮、ナスときゅうりの浅漬けが乗り、レンゲが添えてある。

   一口食べて驚き、
修一「美味い!塩加減が絶妙じゃね」

   椅子に掛けて頬杖をつき、満ち足りた眼差しで粥を食べる修一を眺め、
静香「私の家で愛する人がパンツ一枚で食事してるのってすごくいい景色・・・」

   タンクトップの腋から豊かな乳房の麓が見える絵のアップに静香の声、
  「目まぐるしい一日だったけど修ちゃんと出会えて生甲斐が見つかった気がする・・・」

修一「そう言ってもらえるのは無上の喜びでござる」

   尚も頬杖をついて惚れ惚れと粥を食べる修一を眺め、
静香「普通の人なら手に負えない大事でも修ちゃんはなんなく片付けちゃうんだもの」

   Tバックがくい込んだ股間から淫靡な香りが放たれてる絵に静香の声、
  「すごく頼もしいし、なにより人としての有りように惚れたの・・・」

静香「こんなに惚れさせて、もし私を捨てたりしたらショックで死んじゃうから」

   美味そうに粥を食べながら、
修一「それはそれがしのセリフでござるよ」

   静香宅をベランダの外から見た絵。

   尚も同じ絵に会話、
  「えっ、三回も出したのにもう出来るの?・・・」

  「むふ、ほんのり漂ってくるアソコの匂いを嗅いだらもう我慢ができなくなり申した」

   夜空の絵にN『ジャズピアノのメロディーに抱擁されて静香は果て度もなく昇りつめた・・・』

        つづく


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