数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(249)   房江の火照り(ほてり)

2023-06-18 13:58:07 | 漫画のシナリオ
(249) 房江の火照り(ほてり)

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

○香山房江(40)
170㎝。37話から登場。グラマーでむせかえるような色気を放つ美女。夫をミサイルで爆殺して今は独身。

藤原清吾(70)
紳士然とした老人。235話で試合を観戦していた房江の熱烈なファン。

悪相の強盗A、B(各20)

N=ナレーション


   房江宅。綺麗に手入れした庭内の門の中にリードが停めてある絵にミーンミーン、ガシガシガシとセミの鳴き声に房江のN『頭の中がセックスでいっぱいでどうにかなっちゃいそう・・・』

   スダレが掛かった応接間を庭から見た絵。

注、庭に面した畳敷きの応接間の軒にはスダレが掛けてあるので室内は見えず、靴脱ぎ石の上に女性用のサンダルがきちんと揃えてある。

   応接間の庇に掛けた風鈴が微風にそよぎ「チリリーン、チリリーン」と鳴る絵に房江のN『また今日も・・・』

   同、応接間

   房江がノースリーブで膝丈のゆったりしたムームーを着て横向きで少し膝を曲げて昼寝をしている絵にN『修ちゃんに抱かれて腰を振ってる夢で目が覚めた・・・』

注、ムームーが少しまくれあがってTバックが見えており、少し離れたとこで扇風機が回っている。

   股部が濡れたTバックから陰毛が数本はみ出してる絵のアップにN『修ちゃんの仕事が忙しくて、もう一週間もしてない
から・・・』

   下着の上から中指で秘部を撫でる絵にN『アソコが火照って狂おしいほどつらい・・・』

   太腿からふくらはぎにかけての絵のアップにN『修一なしではいられない身体になっていた房江は、沸々と湧きあがって
くる性欲に身を持て余していた』

   目を閉じた房江の顔のアップにN『もしいま誰かに強引にくどかれたら拒めないかも・・・』

   下着の上から秘部を撫でる指が粘液の糸を引く絵のアップにN『このままじゃ心で抗っても身体が修ちゃんを裏切っちゃいそう・・・』

   はっとした表情で上体を起こし、
房江「危ない危ない・・・」

   横座りした太腿の奥に下着が見える絵に呟き、
  (間違いを犯す前に修ちゃんを学校に迎えにいってすぐに抱いてもらおう)

   ほつれ毛或いは髪をかき上げ、
房江(うん、それがいいわ)

   立ち上がってムームーの上からブラの肩ヒモを直しながら、
房江(とにかく一回イカせてもらったら落ち着くんだから)

   鏡台の前で脱いだムームーがふわりと足首に落ちる絵。

   ブラとTバックだけになって腋ぐりの大きいノースリーブを着る艶めかしい下半身の絵にN『夫といた時はセックスが嫌でたまらなかったのに・・・』

   艶かしい両の太腿にプワゾンを「シュ、シュ」とスプレーする絵にN『こんなに中毒になるとは・・・』

   ノースリーブと膝丈のタイトスカートに着替えて鏡台の前で点検する絵にN『想像すらできなかった』『実際はセックス中毒というより修ちゃんの中毒なんだけど・・・』


   閑静な住宅街の絵に「プルルルル」と走行するエンジン音と房江のN『いまからなら』

   リードに乗った房江の太腿の奥にTバックがくい込んでる絵のアップにN『ちょうど放課後に着くから校門の外で待っていよう』

注、房江はメットを被って背筋をピンと伸ばして走行している。

   住宅街を走りながら、
房江(ああ、早くズブリと突き刺されたい・・・)


   住宅街にある小綺麗な中規模のスーパーから小型ポーチを右に斜め掛けした藤原が買い物袋を下げて出て来る。

注、買い物袋には弁当、牛乳、リンゴ等が入っている。

   住宅街をのどかな表情で自宅へと戻る藤原の絵にN『藤原清吾。70歳。房江の熱烈なファン』

   A、Bが車を流しながら車内からカモを物色している。

注、Aは運転。Bは助手席。

   十m先を歩く藤原に目を留め、
A 「おっ、カモを発見」

B 「一見地味なあんな爺さんが案外金を持ってるんだよな」

   左端を歩く藤原のすぐ後ろに車が接近し、窓からBが手を出してポーチをひったくろうと身構える。

   車がスイと横に並びBがバッとポーチのベルトをひっ掴む。

   驚いた藤原は買い物袋を落としてポーチのベルトを必死に掴んで抵抗し、
藤原「なにをするんだっ」

   藤原、ポーチのベルトを掴んだまま引きづり倒される。

   房江、二十m先で藤原が車に引きづられてるのに気付く。

   前方を見ながら、
房江(最近、やたら凶悪な犯罪が増えてるけど日本人の民度が落ちたのかしら)

房江(だとしたら由々しき問題。私がガンガン殲滅してやるわ)

   頭の横を飛ぶB1を見て、
房江「あなたの出番よ」

   B1、うんうんと言う様に頷く。

   車から降りたA、Bが藤原のポーチのベルトを引っ張りながら、
A 「しぶといじじいめ、よっぽど大事な物が入ってるんだな」

   車の横にキッと停まり、
房江「やめなさい、警察を呼ぶわよ」

   A、Bが不敵な表情で房江を睨む。

   房江、サイドスタンドを掛けたリードから降りてメットに手をかける。

   メットを脱ぐと同時に頭を振って髪をそよがせ美貌を露わにする。

   A、B、房江の美貌にあ然とする。

   地べたに尻をついてた藤原は房江を見て驚愕し、
藤原(・・・まさか・・・)

藤原(こんなとこで実物の房江さんに会えるとは・・・)

   房江に詰め寄って惚れ惚れ見惚れ、
A 「こりゃまたすげえ美人が飛び込んできたもんだな」

   目に欲情を滲ませ、
B 「じじいの金を頂いた上にこんな美女を味わえるとは」

A 「いらぬ節介をやいたのがあんたの運のつきだったな」

   平然と、
房江「その言葉はそっくりお返しするわ」

   A、B、えっと言う顔をする。

   頭上でホバリングしてるB1に、
房江「かかれ」と命令する。

   B1に襲い掛かられて二人は驚愕し、
A 「ひっ、スズメバチだっ」

B 「ひゃっ、こんなでかいのに刺されたら死んじまうぞ」

   A、首をチクっと刺される。

   続いてBも首を刺される。

   A、Bが白目をむいて倒れる。

   ぼう然とA、Bを見て、
藤原「・・・こやつら、もしかしたら死んだんですか?」

   とぼけて、
房江「さてどうでしょうか、蜂の毒で失神しただけでしょ」

   ほっと安堵し、
藤原「ま、こんな輩は死んだ方が世のためなんだが」

   興味津津に、
藤原「あなたはスズメバチを飼い慣らしておられるんですか?」

   とぼけて、
房江「え、ええ、まあそのようなものです」

   あ然とし、
藤原「驚いた。そらなんとも器用な・・・」

   藤原に手を貸して起こしながら、
房江「腰を打ってなければいいけど立てますか?」

   起ち上がりながらヨロッとよろめき、
藤原「はい、なんとか歩けそうです。危ないところを助かりました」

   買い物袋からこぼれた弁当を拾う藤原の手元のアップに彼の声、
  「身辺整理を済ませて、あとはひっそりとお迎えを待つだけだと思ってたけど・・・」

   上機嫌で弁当を買い物袋に入れながら、
藤原「憧れの房江さんに助けられるとは、人生も捨てたものじゃないな」

   少し驚き、
房江「私をご存じなんですか?」

藤原「御存じどころか、房江さんが全てって位の大ファンですよ」

   少し頬を染め、
房江(私のファンと直接会ったのは初めてだけど、ちょっと感激)

   住宅街の絵に会話、
  「あ、無理しないほうがいいわ。家まで送りますから後ろに乗って」

  「えっ!?・・・」

   走行するリードの前側の荷物フックに藤原の買い物袋が掛けてある絵に「プルルルル」とエンジン音と房江のN『お弁当を買ってるとこをみると一人暮らしなんだわ・・・』
     
   メットを被って両手を後ろに回してキャリーを掴んでる藤原とタンデム走行している絵。

   肩越しに後ろを見て、
房江「それじゃ急ブレーキをかけたときに危ないから私の腰に掴まって」

   驚いて頬を染め、
藤原「えっ!いいんですか?」

房江「安全第一よ。遠慮しないで」

   藤原が両手で房江の腰を掴む絵に彼の声、
  「ではお言葉に甘えて失礼します・・・」

   羞恥に顔を赤らめて房江の首筋を嗅ぎ、
藤原(いい匂いがするし、後ろからやってるみたいで異様に興奮するな・・)

   藤原、はっとする。

   房江の尻に密着した我が股間を見て驚き、
藤原(妻と死別して以来ピクリともしなかったのに・・・)

   房江の尻に股間をグイと密着させ、
藤原(これが夢なら覚めるな・・・)

   えっという顔で頬を染め、
房江(お尻に硬い物が当たってるけど気のせいかしら?・・・)

   「プルルルル」と走り去るリードを後方から見た絵。

         つづく
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