数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(207)  喜楽別館おこしやすー

2021-04-12 13:03:36 | 漫画のシナリオ
(207)喜楽別館おこしやすー

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。

登場人物

香山房江(40)170㎝。
グラマーでむせかえるような色気を放つ美女。修一と深い仲になったのを機に離婚し今は独身。37話から登場。

房江の元夫(50)冷たそうな顔

喜楽別館の女将(50)

N=ナレーション

   リードと併走しながら房江に卑しい表情で、
元夫「車ごと人を吹っ飛ばしたのを通報してやるからな」

   見下げ果てたように、
房江「どうぞ通報したら?」

元夫「しらばくれる気だろうが、ドラレコでばっちり記録したぞ」

房江「そうなの?衝撃的な映像だからユーチューブにアップしたら?」

   訝しげに、
元夫(え、刑務所に入るのが怖くないのか?・・・)

   房江の太腿を見て、
元夫(それにしても艶かしい太腿だな、もっと舐めまくって堪能しとくんだった・・・)

《ここから二コマは元夫の妄想とN》

   ベッドの上で修一が房江の内腿を舐めてる絵に元夫のN『むちむちの太腿をこの坊主に舐め回されてるに違いない・・・』

   房江が修一の腰に両足を絡めて腰を突き上げてる絵に元夫のN『どこで知り合ったのか知らないが、房江に手ほどきを受けて熟女の味を知ったこいつにヤリまくられてんだろうな・・・』

《元夫の妄想終わり》

   嫉妬を露わにし、
元夫「こんな息子のような小僧とやりまくって、お前は色気違いか」

房江「(平然と)そうよ」

房江「人生で初めて色気違いになれる人と出会えたの」

房江「彼の思いやり深さと漢気に頭がおかしくなりそうなほど惚れてるの」

   元夫、あ然とする。

   蔑むように、
房江「貴男には見事にそれが無かったわね」

元夫「(悔しげに)今はそいつの元気なチ○ポに夢中になってるだけで、すぐに飽きられて捨てられるぞ」

房江「私達は下半身で結ばれてるんじゃないの。心で結ばれてるのよ」

   蔑むように、
房江「そんなさもしい事しか言えない貴男のそういう人格に嫌気がさしたのがまだ分からないの?」

   元夫、房江の言葉に愕然とする。

   関心なさげに男を一瞥し、房江に、
修一「好き放題ゆうてくれよるが、なんじゃこのおっさん、知り合いか?」

   恥じるように、
房江「もと夫なの・・・」

   ぽかんとし、
修一「あれま・・・」

修一「どっからつけてきたんじゃろ?常に房江を見張っとるんか?」

   切なげに、
房江「修ちゃんに知られたくなかったけど・・・」

   腹を決めたように、
房江「正直に言うわね」

房江「修ちゃんに会う前、家に侵入して来て力ずくで犯されたの・・・」

   修一、房江の後頭部を凝然と見る。

修一「・・・そおゆう事か」(だから舐められるのを嫌がったのか・・・)

房江「ごめんね、抵抗したけどものすごい力で・・・」「修ちゃんに貞節を誓ったのに・・・」

修一「事情は分かったけん、もう気にするな」

修一「(呆れ)それにしても房江ともあろうものが、よおもこがあな下劣な男と結婚したもんよのう」

房江「若気の至りと自分を罵りたいわ。当時の私は男を見る目がなかったの」

修一「ジジイを殺ったのを見られたけん始末せにゃならんが、ええんか?」

   悔しそうに、
房江「思い出すのもおぞましいけど・・・」

   84話で料亭の一室で夫の上司の東に抱かれ、房江が快感に喘いで「もっと、もっとちょうだい・・・」と東の腰に足を絡めて腰を競り上げてる絵に房江の声、
  「仕事欲しさにーー」

   尚も同室で房江が東に抱かれて喘いでるのをぼう然と見おろす夫に「頼むから抜いてくれ・・・」と懇願されながらも快楽に抗えず東の首にしがみつき、
房江「この人が済むまで身体が抜けないの・・・」と切なげに言う絵に房江の声、
  「取引先の上司に私を差し出したような男よ。同情の価値すらないわ」

修一「(怒り)な、なんじゃとー、そりゃほんまか?」

   こくっと頷いて頬を染め、
房江(あの時は痺れるほど気持ちよかったけど・・・)

房江(そんなこと口が裂けても修ちゃんには言えない・・・)

修一「そりゃ愛想がつきて当然じゃのー。なんてヤツじゃ」

   百m先に右に入る山道があるのを見て、
修一「人目のないとこへ誘い込むぞ。この先の道を右に入れ」

房江「はい」

   リードが突然右折したのでレクサスが行き過ぎて急ブレーキをかける。

   急ハンドルを切ってUターンし、
元夫「くそっ、逃がすか」

   狭く緩い上り坂をぶっ飛ばし、
元夫「ぜったい房江を取り戻すぞ」

元夫「俺だけのマ○コをあんなガキにヤリまくられて堪るか」

   百m先に猛スピードで走ってくる車と向かい合ってリードが停まっている。

   前方からぶっ飛ばしてくる車を切なげに見て、
房江(貴男とは色々あったけど・・・)

房江(一度も愛情も安らぎも感じた事がなかった・・・)

   血走った目で前方を見つめ、
元夫「俺だけの気持ちいいマ○コを取り返してバコバコにヤリまくってやる」

房江(貴男には私とやった記憶があるでしょうけど私は全く記憶に残ってないわ・・・)

房江(貴男は私が修ちゃんと出会えるまでの人生の単なる通過点だっただけ)

房江(憎む価値も恨む甲斐もない人よ・・・)

   意を決したように、
房江「前方の車をロックオン」

   メットの耳部から『ロックオンしました』と応答あり。

房江「発射」

   シュポッとミサイルが発射される。

   元夫、こっちに飛んでくるミサイルを車内から視認して驚愕する。

   目を剥いて慄き、
元夫「ひーっ、お前は本気で夫を殺す気かーっ!」



   山間の温泉郷、あちこちから湯煙が上がっている。

   喜楽別館(旅館)の豪華な建物の全景に女将の声「本日はようこそお越し頂きました。お湯加減は如何でしたでしょうか?」

   豪華な室内の絵に房江と女将の声、
  「肌当たりの柔らかいお湯でとても気持ちよかったですよ」

  「お褒め頂き有難うございます」

   開けた襖の向う側に正坐した女将(着物)が頭を下げ、
女将「では当館自慢の心づくしの数々をごゆっくりご賞味下さいませ」

女将「失礼いたします」と音もなく襖を閉めて去る。

   大きなお膳に豪華な料理が所狭しと並んでる絵。

注、風呂から上がった浴衣姿の二人が向かい合って座椅子に座っている(脇息あり)。

   料理を眺めて感嘆し、
房江「わあー、すごいご馳走、見た事ないお料理が沢山あるわ」

修一「ほんまじゃね、どれから手をつけてええのかわからんわ」

   小さな火鉢にのったアワビの大きさに感激し、
房江「まあ、なんて立派なアワビなの」

修一「むふ、房江が食べたらアワビの共食いじゃね」

房江「(頬を染め)うふ、確かに似てるわね」

   興味深げに房江を見て、
修一「という事は自分のマ○コを見たりするのか?」

   食事しながら平然と、
房江「そりゃ見るわよ」

   興味津津に、
修一「鏡で?」

   頬を染めて頷き、
房江「色々。もう聞かないで・・・」

房江「修ちゃんと出会ってから黒ずむ一方で婦人科の定期健診を受ける時はちょっと恥ずかしいわ・・・」

修一「房江が自分のマ○コを見てる場面を想像したらなんか興奮してきたわ」

房江「いゃん、みっともいい姿じゃないから想像しないで」

   首を曲げてお膳の下をのぞき、
修一「房江ちゃんのアワビを見せておくれ~」

   房江、羞恥に頬を染めて頷く。

   足をわずかに開くと浴衣がはだけてノーパンの股間が露わになる。

   「ごくり」と唾を飲み欲情の目で股間を凝視する修一の顔のアップにN『房江のそこはすでに愛液が滴り、脳髄が痺れるような強い香りを放っていた・・・』

   星空の絵。

   朝。喜楽別館の外観にチュンチュン雀の泣き声。

   カーテンを閉めた薄暗い寝室の絵。

   布団に裸でうつ伏せになって股間にティッシュを挟んで悶絶してる房江を足元からの視点で描いた絵にN『たおやかに脂がのり今がまさに女盛りの房江の漆黒のアワビを見てスイッチが入った修一はーーー』

   尚も、うつ伏せで悶絶してる房江のみっしり張りつめた下半身の絵にN『狂ったように房江を責め立てて朝まで一睡もさせなかったーーー』

       つづく




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