数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク (54)   真剣白刃どり

2016-08-15 21:12:03 | 漫画のシナリオ
(54) 真剣白刃どり!

四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

    登場人物

久美子(16)165㎝。1年。新体操部。キリッとした美人。8話から登場。

宮田(18)安西高校空手部主将

脇谷(18)同、副将

真菜(18)180㎝。スタイル抜群の美女。13話から登場。

香山孝二(18)秀才で気弱そう。

テレビ局員

本田(プロデューサー)

カメラマン

N=ナレーション


   安西高校の全景にN『放課後――』

   3年2組の教室内から「バゴッ」「ぎやー」「ドゴッ」「ひーーっ」と叫び声と音が廊下に響いている。

   同、教室内。真菜と孝二と彼を虐めた3人組以外誰もいない。

   失神した平田の顔をガズッと蹴り(横に田代も失神している)、
真菜「もうやだー、こいつら手応え無さすぎるんだも~ん」

孝二「はっ、はっ、はっ、このクサマンが・・・」と息を切らせて由美を蹴る孝二に、机の上に座って開いた両足を椅子に置き、
真菜「香山くん、私もう人間サンドバッグに飽きちゃったよー」

孝二「はぁ、はぁ、実を言うと僕も・・・」と真菜を見る。

   その時、真菜のパンツが丸見えの股間を目にして、はっとする。

   股間から視線を外さない孝二を見て頬を染め、
真菜(香山くん・・・)

   教室の天井の絵に会話、
  「こいつらを相手にしてても実践で役立ちそうにないから空手部に入ろうかと思ってるの」

  「えー、本気で言ってんの?怪我するかもしんないのに・・・」

   前出の格好のまま、
真菜「私、もっと強くなりたいんだ」

   頬を染めて真菜の股間を見つめ、
孝二「・・・真菜さんが入るんなら僕も・・・」

真菜「そんな無理しなくても、こいつらを蹴ってるだけで結構ストレス解消になってるでしょ?」

   真菜の股間を見つめ、
孝二「やだ、僕は真菜さんと一緒にいたい・・・」

   真菜、切なげに孝二を見つめる。

真菜「ほんとに怪我しても知らないよ・・・」

   孝二、躊躇しながら真菜の股間に手が(震えながら)吸い寄せられる。

   真菜、はっとする。

   孝二、ドクンドクン胸が鳴る。

   真菜のじわ~と濡れた股間のアップ。

   その股間を見てゴクとツバを飲み、
孝二(濡れてる・・・)

孝二(って事はOKなんだ・・・?)

   真菜、近づく手を見つめドクンドクン胸が鳴る絵に孝二の呟き、
  (嫌ならソッコーで足を閉じてるはずだし・・・)

   股間に手が触れる寸前のアップ。

   両の太腿でバッと孝二の手を挟み笑顔で、
真菜「真剣白刃どり!」

   孝二、あ然。



○体育館

   体育館の天井の絵に「はいー」「バシーン」「いやーっ」と様々な音と声。

   レオタードで180度開脚して胸も頭も床につけた久美子を背後(尻)から描いた絵。

   宮田と脇谷が背を向けて部員の練習を眺めている。

   顔は見えない誰かの手が宮田の肩をトントンと叩く。

   振り向いた宮田、
宮田「おっ、真菜。どうしたんだ?」

   前出の格好のまま頭だけをあげ、向こうで話す真菜達を見て、
久美子(あれ・・・?)

真菜「空手部に入れて」と言う彼女の顔のアップに久美子のN
N『前に修ちゃんに強引に迫ったた人や・・・ひょっとしたら空手部に入るんやろか・・・?』

脇谷「えー、マジでー?!」

宮田「お前のクラスの噂を聞いてたから、ぜひうちにスカウトしたいって思ってたんだ」

脇谷「真菜みたいな美人が入ったら男臭い空手部も華やぐし、みんな喜ぶぞ」

   一緒にいる孝二に気づき、
脇谷「で、そっちのは?」

真菜「同じクラスの香山くん。よろしくね」

   孝二の身体を眺め、
宮田「こんな華奢な身体で大丈夫かー?」

真菜「身体は華奢でもヤル気はあるからそんな事言わないでよー」

宮田「うぅん、真菜に頼まれたら断れないよなー・・・」

   天井の絵に、
  「うおー、道着が板についてるなー」

  「すげー色っぽいやー」

   柔軟していた久美子、ふっと声がする方を見る。

   道着を着て照れた真菜と孝二が部員に囲まれ冷やかされている。

宮田「(二人に)よし、じゃあまず正拳突きからやってみろ」

   真菜、構えてバッバッと正拳突きをする。

   驚き、
久美子(型があんなけ決まるゆう事は実力も相当なはずや・・・)

宮田「つぎ、後ろ回し蹴り!」

   真菜、見事な形でバッと後ろ回し蹴りをする。

   部員達と共に驚き、
宮田「こりゃ驚いた。身体の芯がまったくぶれないし、前に習った事があるのか?」

真菜「えへ、ビデオを観て独学で」(修ちゃんに習ってるとは言えないもんね)

脇谷「(宮田に)これなら香山はともかく、真菜はすぐに試合に出せるんじゃないか?」

真菜「試合って?」

宮田「実は3日後に三田高との試合があるんだ」

真菜「えっ、それに出させてくれるの?」

脇谷「向こうは試合に出た実績もない廃部寸前の空手部で、新人の小手調べにと思って受けてみたんだ」

   宮田と脇谷に嬉しそうに、
真菜「ぜひ出させて、あんた達が反対しても私出るからね」

   下級生の部員達が驚き各々呟く、
  (主将にタメ口・・・)

  (真菜さん・・・惚れそう・・・)



   夜。同時刻、テレビ局の外観。

   同、廊下を13話に出たプロデューサー(以後本田)が歩いてると後ろから、
局員「本田さーん」と呼び止められる。

本田「よう、どうした?」

局員「3日後に安西高でまた試合が行われるそうですよ」

本田「え、それマジ?で、岩城君も当然出場するんだろうな?」

局員「いえ、彼は空手部員じゃないからそれはなさそうです」

本田「うーん・・・」と考え込む。

   ぱっと顔を上げ、
本田「けど前回ほどでなくとも、あの美人チアリーダーでそこそこ視聴率を取れるかもな・・・」

局員「彼女らが映ると同時に瞬間視聴率が跳ね上がりましたもんね」

本田「よし、すぐ学校と交渉してクルーの段取りをつけてくれ。うちが独占中継するぞ」

局員「はい、分かりました」


   
   夜空の絵に帰宅する真菜と孝二の会話、
  「やっぱ実戦の練習はちがうわー、心地よい痛みと疲れでもう爽快爽快」

  「ぼくは身体のあちこちが痛くて・・・」

   交差した道で、
真菜「じゃ、またあした学校でね」

孝二「真菜さん・・・」

真菜「え・・・」と言い淀む孝二を見つめる。

孝二「あ・・・あの・・・」

   切なげに孝二を見つめ、
真菜(孝二くんの気持ちは前から気づいてた・・・でも私には・・・)

真菜「おやすみ」と去る。

   真菜の後ろ姿をぼう然と見つめ、
孝二(・・・大好きだ・・・)



   真菜の後方を佐治の子分A、Bがつけている。

A 「どうだ、俺が2日間つけ回して見つけた女は?すげえスタイルだろ」

B 「こんな美人とやれるとは、もう息子がつっぱってきた」

   真菜のスカートからはみ出た太腿とふくらはぎのアップ。

   後ろからAに突然腕で首を絞められ、
真菜「うっ」

   Bに腹をボコッと殴られ気を失う。

   狭い路地内。

   失神してパンツむき出しで倒れている真菜の太腿に頬ずりし、
B 「しっとり汗ばんで・・・」

   太腿を舐め、
B 「なんてエロい太腿してんだ。お前は稲村亜美かよ・・・」

A 「おい、部室に監禁する前にここで一発やっちまおうぜ」

B 「言われなくても、もう止まらん・・・」

   B、真菜のパンツに手をかける。

   A、目を血走らせゴクとツバを飲む。

   パンツをずらすと茂みがフワッと現れる。

   茂みを嗅ぎ、
B 「この汗混じりのムワッとした匂い堪らん・・・」

A 「いいから早くぶち込んでスッキリしょうぜ」

   路地の絵にBのセリフ、
  「・・・く、くそっ、なんじゃこりゃ!」

   失神している真菜の顔のアップにBの声、
  「はぁ、はぁ、ぜんぜん入んねえ!」

   必死に勃起を膣に押し付け、
B 「はぁ、はぁ、何でだよ!・・・」

   路地の絵に、
  「おい、ツバをつけてみろ、ツバ!」

  「お、おう・・・」

   必死に勃起を膣に押し付け、
B 「おっ・・・先っぽがちょっと・・・」

      つづく



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