「モッタイナイ」ニトリル手袋の使い捨て！

キーパー施工の現場では　
ニトリル手袋が使われています。
それによって冬期の水使いによるアカギレが防止されたり重宝しています。
キーパーのケミカルが自然由来で　
身体に影響はないといえども　保護という意味では必要でしょう。


しかし　
この手袋の「使い切り」という文言を真に受けて
使い捨て状態であるのは　いかがなものか？

なぜ　ニトリル手袋には「使い切り」と表示されているのでしょうか？
それは　この手袋が食品衛生法によって細菌の付着等を防ぐため
使いまわしを禁止することが強調されているのです。
汚れを食べ物に付着させないための「使い切り」なのです。
キーパー施工の現場へ応用して使う際には
「使い切り」でなく「使い廻し」で良いのではないか。と思う。


私たちの原点は　
使用された廃タイヤを洗って廃棄することに代表されるモノに感謝することにあります。
いくら使い切りといっても　これが会社の経費で賄われていることからも
それなりのルールがいるのではないでしょうか。

経費削減のことも大切ですが　
まだ使えるのに使い捨てという行為は　
当社の原点に照らし合わせて　一考していただきたく思います。

なぜ使い捨てにされているのか？
それがただ何となく皆がそうしているから。
「使い切り」と表示されているから。
何となく再使用は気持ち悪いから。

これくらいの理由でしょうか、
もっと何か特別な利用があって使い切りにされているのでしょうか？




「塵も積もれば山となる」ように　
経費使用の観点も大事ですが
「使い捨て」「使い切り」まだ使えるのに捨てられる手袋から
食品を扱っているのではないのに　　
使い捨てにされる理由は何ですか？
という　声が聞こえてきます。

「もったいない」という美学に沿うように改善を願います。


「もったいない」の語源は　物体ではない「心」なのだ。　ということですのです。
使い捨てとして食品衛生法に添う商品として誕生した手袋を
想定外の使用場所で　大事に使われたとしたら
ニトリル手袋も喜ぶでしょうね。
「美しさ」は　こういう気持ちに感応してくるのではないでしょうか。


心掛けの「美」に通じます。




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