人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

洗車・コーティングをビジネスとして捉える 師匠の見方!

2015年06月08日 | コーティングビジネス
下呂の実家から 母手作りの朴葉寿司が届きました、
よく酢が効いた懐かしい郷土の味です。
各家庭によって微妙に具や味付けが違いますが
やっぱり一番は お袋の味です。


                                               
洗車・コーティングを現場からの見方においては
「技術」という要素が一番重要であることは間違いありません。

しかし それだけではありません
洗車・コーティング専門店がビジネスとして成立するものの見方が重要です。
我が師匠は コラムの中で次のように述べておられます。

以下コラムより転載


2022.正解はいくつもある。
一つの事に対する真実は、いつも一つかというと難しい問題である。
たとえば(1+1=2)は唯一の解かというと、
算数的にいえば間違いなく唯一の解であろうが、
そうでない場合もたくさんある。正解はいくつもあるのだ。

例えば、
通常1人でやるべき洗車作業の場合、
1人でやれば約20分の時間でマニュアル通りのキレイさが提供できる。
これを2人でやれば10分に時間が短縮できるかというと、
たいていの場合15分くらいかかって、しかも、
キレイさは二人がお互い「向こうがやっただろう」と洗い漏れが出る可能性がある。
つまり、何かの都合で1人でやるべき作業を二人でやる場合は、
1人でやる時よりもむしろ洗い漏れが出ないように余分に神経を使う上に、
時間は半分にはならない。
この場合、単純に1+1=2にはならないわけだ。
1+1≒1.6。
しかも品質維持に余分な神経が必要となり、
良いことはほとんど何もない。

でも、スタッフが2人いて、作業すべきお客様の車が1台であった場合、
1+1=2にならないからといって
1人だけが作業をして1人が遊んでいるというわけには行かない。
お客様からすれば
「俺、急いでいるのだから、2人いるんだから、2人でやれよ。」
と思われることもある。
こんな場面は、やはり2人でやるべきだろう。
少なくとも5分は時間が短縮するのだから。

しかし、だからと言って、
1人でやるべき仕事を、2人でやることが日常化し、
いつでも二人でやるようになったりすると、
その店はあっという間にダメになる。

1人でやるべきとしている作業を、
2人でやる時は1人でやるとき以上に余分に神経を使わなくてはならない。
しかしそれが日常的になると、
当たり前の神経しか使わなくなるのは必然であって、
当然、仕事の質は落ちることになる。
品質の低い商品を提供するようになれば、お客様は離れる。

しかも、店が忙しくなって仕事の量が増えた時、
1人でやるべき仕事も2人でやることが習慣になっていると、
1+1≒1.6であり作業効率が激減して、
一つの仕事を1人でやっている場合の約2/3の仕事量しかこなせなくなり、
スタッフのみんなの疲労感に比べて、
妙に実績が伸びない店になってしまうことがある。

私はよく「人が多すぎる店は、腐る。」ということを言う。
不要に人数が多すぎる店は、
「1人でやるべき事を2人でやる」が“日常化”する危険性を持っていて、
その危険性が実現してしまうと、
店全体の仕事の効率が2/3以下になり、しかも品質が落ちる。
なお悪いことに、暇は人をむしばみ、
店が無駄話の花園となって、スタッフの神経が自分たちに向き、
お客様に対して神経が行き届かない、
つまり「気が利かない店」になって、
商品、接客の両面からCSが崩壊し、同時にESも潰れる。
「人が多すぎる店は、腐る。」のである。

だからと言って、
人が少なければいいのかと言うと、そうではない。
必要よりも少なすぎる人数は、
その店を台無しにする。
少なすぎる人数の店は、そのスタッフがどんなにがんばっても
お客様の期待の量に応えることが出来ず、
仕事量と品質に応えることが出来ず、
お客様に迷惑をおかけするだけでなく
せっかくスタッフが持っている「仕事のやりがい」とか、
「お客様への感謝の気持ち」がむしばまれ、
CSとESが同時に崩壊する。

仕事量と人の数は適切にバランスしていなければならないのだ。
一つ目安として「人時生産性」という係数がある。
単純に付加価値を労働時間で割った数字なので、
その店舗が持っている色々な事情、
たとえば、新規店であって発展途上であるとか、
研修生がいるとか、下請け仕事が多く仕事事態の効率が良くないとかで、
数値が必ずしも絶対的なものではないが、
店舗効率と店舗人数が適切であるかの一応の目安となる。







店や人が成長していくとは
小学校は小学校のレベルの課題がありその課題がこなせるようになれば
当然中学へ進学し今度は中学のレベルの課題が待っています。

社会では課題がこなせなければ 
売上不振倒産という過酷な現実にさらされていますから
出来ないままほおって置くなんて甘えた事にはなりません。

逆に課題がこなせるとご褒美に 
売上げ伸張利益伸張が与えられて 
待遇の改善という善循環が回りだします。

成長とはある程度の時間経験則が必要なのです
いきなり大学の課題はこなせません
1つづつこなしていく事が大切です。


そしてその課題の観点は
必ず師匠のコラムに埋まっています。

最先端も大事ですが 
温故知新という考え方が しっかり根を養います。
キーパープロショップ岐阜店もこの観点を身につける時がきたようです。
コメント
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