人には寿命が でも会社は生き延びる！

このところ親戚筋のお葬式が増えてきました、
明日は叔父さんの葬儀が名古屋市天白であるため　
下呂市の母親を迎えに行って参列します。
自分の年齢が５０歳を越えると　
親やおじさんおばさんたちも後期高齢者ですからさもありなんです。
北から南へ送り迎えの役目をおおせつかりました。


企業にも寿命３０年説というのがあります。
私の場合ですと２９歳で独立し　
その後ずっと小さなタイヤ屋をやっているのですが
２５周年を迎える「今」になってみると　
タイヤ商売だけにに拘っていたら
縮小の気配がどんどん大きくなり　衰退の道に陥っていくな～
企業寿命３０年説は根拠があるなあ～　　と感じる次第です。


しかし成長の道を見つけて一歩ふみだせば　寿命３０年説から逃れるかもです。
世界に冠たるトヨタ自動車さんも　その始まりは自動織機の会社でした。
キーパーコーティングのアイタック（株）さんはガソリンスタンドです。
私たちはタイヤショップを祖業にしていますが　車美容業へ踏みだしました。
狩猟・採取を生業にしていた縄文人が　稲作を始めたようなものです。
時代の変化　環境の変化が　ゲルマン民族の大移動をもたらしたように
マクロで考えたら本業を変えていくことは当たり前なのかもしれません。
生き延びる為に主食を肉食中心からから穀物中心に変えた縄文人の遺伝子が
本業を変えて会社が生き延びていくように描き込まれているのでしょう。
デジタル対応に適応した富士写真フイルムは生き残り
フイルム写真にこだわったコダックカメラは消滅？してしまいました。


理屈や理論のまえに生き延びるのは本能です。
本能は風を読み匂いを嗅ぎ風下に回り込んで気配を消して
変化の本質を窺いチャンスを待ちます。

そして車美容業が目の前に拓けてきたのを
みんなが感じています。
理念・理想を共有し「志」を合わせていけばその力は絶大なものとなって
困難を困難とせず喜び勇んで進んでいけると思います。

人は「志」をあわせることが会社　
社（神前）で会ってサムライ（士）の心を養う場所
個人の寿命は尽きても　会社は「志」をもって永く歩んでいくようにしていけるはずです。