若者という会社の宝！

自分も若い！と言っても言い訳になるだけですが　若いと思っている自分はやはり若いのです。
でも年齢という基準からすると５４歳ですから　もはや壮年層に区分されます。

　
エアコンは調子を取り戻したのですが　今度は水道ポンプが不調気味です。
今日開業準備中に水が出ません　夜の内にポンプの水が下がってしまったようです。
呼び水をすると再度汲み上げるようになり問題はなくなりましたが
水道屋さんに相談するとポンプ交換したほうが良いというアドバイスをいただきましたので
交換の手配を頼みました。
エアコンは２５年選手ですが　水道ポンプは１０年ほど前に一度交換していて今回の交換で３代目となります。
長く活躍してくれる設備ばかりで本当に助かっています。
電気・エアコン・水道の業者さんとは長い付き合いの方ばかりで
当社の建築工事にはこちらの指名で必ずお願いしていて
メンテナンスや不慮のトラブルにもすぐ駆けつけてくださり
大助かりです。



私の年代ではけっこう「孫」がいる人が増えてきました。
世間的にいえば「ジジイ　バアバ」と呼ばれても不思議はありません。
まだ２０代で独立し店を開業する時　店名をどうしようかいろいろ考えました、
考えた結果「イマージン」としたわけですが
「今井」という苗字からとった部分もありますが
強く思ったのは「今は確かに２０代で若いけれど　年取ってもそのまま現在人＝イマージン」
「若い年寄り関係なく」名乗りやすい名前として選びました。
誰かのアドバイスで「ン」が入ると「運」が付くと言われて
まったくその通りになりました。
今までやってこれたのも「ツキ」と「運の良さ」のお陰です。


なぜか設備や道具が長持ちしてくれる。
いい人や仕事めぐり合う。
いいお客様にめぐり合う。
いい関係者にめぐり合う。
まったく幸運なんです。
そのうえ　いい人が社員となり齢を重ねると共に
また今度いい若者が社員となって一緒に志を合わせてくれています。
めぐり合う人々がいろいろな役割りを果たしてくださるんです。


そもそもこの土地で開業できたのは　田舎の同級生（で３人しかいません）の一人が
仕事の関係でお付き合いのあった農協のＵ組合長を紹介してくれたことから始まりました。
初対面に近い私と共に　田んぼの持ち主の地主さんに賃貸交渉を進めてくださり
貸し渋る地主さんに組合長は「これからは若い人が活躍する時代やで何とか貸してやって欲しい」と
頭を下げてくださったのです。
その結果　土地をお借りする事が出来て今日まできたわけです。


初対面に近いどこのウマの骨かもわからない私にたいして　
かけてくださった温情に頭が上がりません。
「恩は遠くから返せ」といいます
私がその時の組合長の歳に差し掛かった今　
若者に対して自分が出切る事をすることが
恩返しの一つとして心得ています。

若者こそ会社の宝であり　可能性であり　国の宝です。
彼らの可能性を引き出すのが第一世代の役割りとなってきます。
若者は可能性があると同時に　まだそれを知らないだけです。
だからそれを知ってもらう為に　人の思惑を活かすこと　
すなわち他人様やお客様に「喜んでもらえる仕事」の主役に据える。

組合長の言葉が　２５年過ぎて次の若者たちへチャンスを与える因となってきました。
「始めに言葉あり　言葉は神と共にあり」と聖書の冒頭に書かれていることは
私たちにとってまさに真実です。
「御愛念」は多数の人達からも　その人ならではの役割りに引き継がれ
私たちに恩恵を与えてくださり　また私たちからも次の世代に
可能性を与え続けてどこまでも無限に広がっていくようです。
一粒の種を大地が育て　次の種をまた大地に帰そうとするような
自然の大循環の中に守られている気がします。


まもなくやってくる２５年周年をまえに　
少し感傷的にロマンチックな気分に浸っています。