タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

7月15日(日)のつぶやき

2012-07-16 | 植物
09:06 from gooBlog production
約束の三時ちょうどに咲きます! goo.gl/EF26Y

10:13 from web
いじめに自殺、教育関係者は事の重大性ほんとに分かっていない!我が子に置き換えて考えて実と欲しいよ。

by iwasaki1109 on Twitter

約束の三時ちょうどに咲きます!

2012-07-15 | 植物

これなんの花? 道端の草花を水彩でマクロ・スケッチしました。

ハゼラン(爆蘭)」と云う花です。

別の名を三時草、三時の天使(スリー・オクロック・エンゼル)等と呼ばれ

ています。

この花は、明治初期にアメリカから渡来帰化し、今ではすっかり野

草化してしまっていて、この時季道端で良く見掛けます。

と言っても、色こそ鮮やかですが、小さな小さな花なので注意深く

くては見過ごしてしまいます。

別名が示すように、毎日ピンクの花をたくさん咲かせますが、この

「花の開く時間は午後三時」きっかりなのです。

実際に鉢植え(?家内が間違えて)のハゼランの開花を見ていると、

午後3時から咲きじめ、遅くとも4時前までには、きっちりと全て

の花が咲き揃います。 

また、その3時間後の夕方6時頃には、全ての花が閉じてしまいま

す。

ハゼランには「生物時計」が働ていて、咲くべき時間を正確に知っ

いるのです。  ~「花のふしぎ100」より抜粋~

ちなみに、午後4時から咲くのは「オシロイバナ」、夕方から夜にか

けて咲くの「マツヨイグサ」、これすべて自然の不思議です。

           ~今日も良い一日を~

❤ 今年はもう咲かないと思っていた、庭のハマナスが

   雨の中で咲いていました。


鬼百合が 海風うけて 揺れて咲く。

2012-07-14 | 植物

この時季、海釣りに行くと、痩せた岩場に「鬼百合の花」が咲いています。

島根半島「加賀の潜戸」の先端、灯台下の岩場は昔からよく行く釣り場です。

急峻な岩場を降りて行く際、「こんな所に・・・」と思うほど岩の先端に、へば

く様な形鬼百合(オニユリ)の花が咲いています。

殺風景な岩場には不似合いな赤い百合の花、釣り場から帰る時、喘ぎなが

ら上って来て、一息入れる場所にある花でもあり、釣果の有無に関わらずホ

ッとします。

一度この百合根を持ち帰り、我が家の庭に植えたことがありますが、2、3年

も花を見たでしょうか、そのうち姿を消してしまいました

やはり野に咲く花は、過酷とも思える岩場の方が居心地がいいのでしょうネ。

きっそこに咲くことにこそ意味があるのでしょう。

        ~今日も良い一日を~


 象潟や 雨に西施が ねぶの花  ~奥の細道・芭蕉~

2012-07-13 | 植物

夏の陽射しが強くなってくると、ワンちゃんの散歩をどこでしようかと悩みます。

アスファルトが焼け、小さなミカちゃん(チワワ)は地熱をもろに受けて、それ

そ熱中症になってしまいます。

いろいろ考えた挙句、木が生い茂ってトンネル状態の、裏山の林道ならばと

思い出掛けてみました。

正解でした! 所々に木のトンネルが出来ていて、風もひんやりして快適な散

歩となりました。

トンネルを見上げると、合歓(ネム)の花が木漏れ日を受けてカンザシをかざし

ている様に咲いています。

逆光がとても良く似合い、ピンクと白の優しい花が、鮮やかに浮き上がってとて

も綺麗です。

合歓の木は、夜になると葉がピッタリと合わさって眠るようなところから、「ネム

ノキ」と呼れています。

面白いことに、この合歓(ネム)の樹皮と花は、漢方では人間の「不眠・不安感」

に用れており、これも自然の不思議の一つですネ。

ちなみに、漢方薬としては、

夏に採集(樹皮・花)天日乾燥し、1日5~10gを600CCの水に入れ、30分間

煎じて、これを3回に分けて服用する。(いらいらして怒りっぽくなる不眠、不安によい) 

「日本の薬草」・貝津好考著より抜粋~

それにしても、自然は偉大ですネ。

       ~今日も良い一日であります様に~

 

 

 


コスモスに トンボ飛び交う 夏の夕。

2012-07-12 | 植物

夕方田舎道をウォーキングしていると、所々コスモスの花が咲き、

青々とした田んぼの上を、時折、涼しい風が吹き渡り赤とんぼ(盆トン

ボ?)が飛び交っています。

なんと、懐かしい風景ではありませんか!

ひと頃「赤とんぼを見なくなったな~」と、心配していましたが、市街地

を少し外れた場所に行くと、こうして見掛けられ嬉しくなってしまいます。

きっと里では谷間の水もきれいになって来て、 ヤゴ(トンボの幼虫)の食べ

る水中生物がたくさん住めるようになって来たんでしょうネ。

でも赤トンボもコスモスの花も 、秋の季語にあるようにちょっと時季的

に早い様な気もするんすが?

   赤トンボ (作詞:三木露風・作曲:山田耕筰)

  夕焼小焼けの赤トンボ 負われて見たのは いつの日か

 山の畑の桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか

 十五で姐やは嫁に行き お里の便りも 絶えはてた

 夕焼小焼けの赤トンボ とまっているよ 竿の先 

ちなみにこの童謡、私は歌詞にある「おわれてみたのは」の意味を、「赤

トンボに追われて」の情景を、これまで想い描いて来ましたが、それは間

違いで「われて」と詠んであるからには、多分、三木露風が姉に背負わ

れた昔を、想した詞ではないでしょうか。

           ~今日も良い一日を~

 

 

 


ヤマモモの 実おつる音 なつかしく。

2012-07-11 | 植物

ヤマモモ(揚梅)の実が夏の陽を受けて、真っ赤に熟れだしてきた様です。

お店に枝付きのヤマモモが出ていたので、生け花用(味見したあとで!)に

もと思い買って来ました。

実家の塀沿いには、天を突くような大木があって、子供の頃夏休みに

のガキ大将達と、竿を持って木によじ登りたらふく食べたものです。

今の様に改良された(園芸種)、大粒でしかも甘味たっぷりの実ではなく、

酸っぱくばかりがやたら大きなものでしたが、子供のおやつには十分

した。

大木の下には木橋があって、熟れた実がポタポタと落ちていたのをよく覚え

います。(「ヤマモモ半日」と言い、鮮度が落ちるのが非常に早い)

子供の空腹を満たした、そのヤマモモの老木も、今はもうありません。

マイホームを建てる際に、庭木として植えようかどうしょうかと、思い悩みまし

が、木が大きくなれば場所を取ってしまうので結局、断念しました。

今となっては結果正解でした。? お隣さんは大きくなって困っているようです。

歳を重ねるに従って、子供の頃食べていたものが懐かしく、口にしたくなる

は何故でしょう?

          ~今日も良い一日であります様に~

 


静けさに 暑さ忘るる 古いほり。

2012-07-10 | 風景

お茶が好きで野立てがあれば出掛け、気が向けば家でも立てて飲むのですが、何かの切っ掛け

がないと、なかなか庵(茶室)にまでは足を運ぶことはありません。

観光チラシを見ていて、急に思い立ち茶室「明々庵」に行って来ました。

ヘルン(小泉八雲)旧居前を、堀川遊覧船の行き交う内堀沿いに、塩見縄手のそば屋に立ち寄っ

て、池の鯉を眺めたりしながらそぞろ歩き、庵のる坂を上って行くと、なにしろ二十数年前に行

って以来ですので、随分きれいに整備されていて、記憶の中の庵とは少々違っておりました。

茶処松江に住みながら、名だたる茶室には、ほんの数回行ったことがあるだけで、まさに燈台下

暗しと云うことですネ。

茶人の松江藩7代当主・松平不昧(治郷)が、1779年に家老・有沢弌善のために彼の邸内に建

てた茶室を主とする古庵で、その後東京・松江と移築されて、1966年に松江城を望むこの城の

北の高台・赤山に移されたということです。

確かに南面の城見台からは、正面に城の森とその頂に松江城天守が望め、これは素晴らしい眺

望でした。

運良く?茶会か何かの帰りと思われる和服の女性一行と出会い、絵的には大変ラッキーでした。

たまにはこうして、時間がゆっくりと流れる静な空間に身を置き、ほろ苦い抹茶でもすすりながら

、ひと時を過ごすのもいいものです。

               ~今日も良い一日を~



 


部屋草履 今はペットの お友だち。 

2012-07-09 | その他

うちの奥さんが、古着布で作った部屋履きの草履です。

ひと頃、使い古しの思いっ切り鮮やかなTシャツを引き裂いて、習い覚えた

草履作りにはまって、一体どれだけ作った事でしょうか。(作った先から、人

にあげていましたが・・・)

肌触りも良く、スリッパよりも足に馴染んで気持ちいいことから、当初常用し

ていましたが、飼い始めたワンちゃんが大きくなったら、ことのほかこの草履

がお気に入り片時も手放さず、とうとう取り上げられて今はワンちゃん専用

のオモチャになっています。

タカちゃんが小学生の頃は、夏場の必須アイテムと言ったら「ゴム草履と麦ワ

子」で、山に行くにも川に行くにも、さらに学校行くのにも、もっぱらゴム草

履が大活躍したものでした。(草履の素材は「これこそゴム」と言った感じの生

ゴムの様なものでした。)

あの頃、片方だけ転がっているゴム草履を、あちこちで見掛けましたが、そう

えば私が履いていたあのゴム草履、その後一体どこに行ってしまったんで

すかね・・・・  遠い遠い昔の落し物になってしまいました。

奥さん、草履作りを卒業したら、今度はまた何処で習ってきたのか、毛糸のタ

シ(兼鍋つまみ)をせっせと作っていました。(交通安全運動配布用)

これはワンちゃんに取られることもなく、色どりも綺麗な事から、実用と部屋の

テリヤとして壁に掛けて使っています。

                ~今日も良い一日を~

 私お母さんの作った草履で遊ぶの得意だよ!