夕方田舎道をウォーキングしていると、所々にコスモスの花が咲き、
青々とした田んぼの上を、時折、涼しい風が吹き渡り赤とんぼ(盆トン
ボ?)が飛び交っています。
なんと、懐かしい風景ではありませんか!
ひと頃「赤とんぼを見なくなったな~」と、心配していましたが、市街地
を少し外れた場所に行くと、こうして見掛けられ嬉しくなってしまいます。
きっと里では谷間の水もきれいになって来て、 ヤゴ(トンボの幼虫)の食べ
る水中生物がたくさん住めるようになって来たんでしょうネ。
でも赤トンボもコスモスの花も 、秋の季語にあるようにちょっと時季的
に早い様な気もするんですが?
赤トンボ♪ (作詞:三木露風・作曲:山田耕筰)
夕焼小焼けの赤トンボ 負われて見たのは いつの日か
山の畑の桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか
十五で姐やは嫁に行き お里の便りも 絶えはてた
夕焼小焼けの赤トンボ とまっているよ 竿の先
ちなみにこの童謡、私は歌詞にある「おわれてみたのは」の意味を、「赤
トンボに追われて」の情景を、これまで想い描いて来ましたが、それは間
違いで「負われて」と詠んであるからには、多分、三木露風が姉に背負わ
れた昔を、回想した詞ではないでしょうか。
~今日も良い一日を~